内転筋について知っておきたい事。

[`yahoo_users` not found]

内転筋

大腿骨から始まって、大腿四頭筋ハムストリング…と見てきました。

今日は内転筋にスポットライトを当てましょう。

 

(音声で聞きたい人は一番下へ。ポッドキャスト・Youtubeで再生できます。)

 

内転筋っていったい何?

バレエ界では「内モモの筋肉」もしくは「うちきん」と呼ばれるあの子です。

,

,

うちきん・・・

ネーミングセンスがイマイチですね。

 

内転筋とは言葉のとおり、大腿骨を内転させるものです。

筋肉の勉強を始める前にシリーズでお話ししたように、

内転とはターンインではないですよ?それは内旋でしたね。

 

 

レッスンで絶対に注意されるこのエリア、

しっかりと知っているダンサーが少ないのが残念ながら現状です。

動きの説明や、エクササイズなどは教師のためのバレエ解剖学講座

そしてゴールデンウィークのセミナーでお話ししていますから、

基本的な事を今日は見ていきましょう。

 

 

内転筋群は5つの筋肉から出来ています。

脚をパラレルにして立っている時、大腿骨の内側にある筋肉たちを指します。

5つもあるので、付着している点は一つずつ違うのですが、

骨盤から始まって(恥骨または坐骨の辺り)大腿骨の内側についています。

,

,

ダンサーはターンアウトしているのが当たり前になっていますが、

内モモの筋肉はターンアウトした場合、前側に来ます

つまり、完璧にターンアウトされている脚の「内モモ」の筋肉はハムストリングになっているはずです。

こんがらがらないように注意してくださいね。

 内転筋群

 

 

短内転筋(たんないてんきん)

大内転筋(だいないてんきん)

恥骨筋(ちこつきん)

長内転筋(ちょうないてんきん)

薄筋(はくきん)

 

 

とまあ、あまりオリジナリティーのない名前の筋肉たちが一緒になって「内転筋」となっています。

ダンサーの場合、この名前を憶えている必要は全くありません

 

大腿四頭筋の場合、4つあることは大事ですし

(そのうちの1つはとっても大事な筋肉でしたね、この記事参照)、

ハムストリングが3つというのはトリビアくらいで知っているといいでしょう。

 

でも、内転筋の場合、しっかりと場所が分かっていれば

数も名前も忘れちゃって構いません。

それよりも大事なのは使い方ですから。

 

 

 

この中の薄筋は内転筋の中で一番長い筋肉です。

そしてこの子だけ膝関節を超えてすねの骨についています。

時々内モモを使ってターンアウトしなさい、と言われ続けた注意の結果、

この筋肉が膝の痛みを作る場合があります。

 

 

内モモの筋肉は全てのテクニックの神様のように扱われることがあります。

残念ながらこれもバレエ界に見られる間違った噂のひとつです。

 

確かに、この筋肉たちは脚を寄せる、という動きをしてくれますから、

ブリゼでしっかりと閉まった脚やグランバットマンで戻ってくるときの強い5番ポジションを作ってくれます。

また、内転筋とおしりの筋肉の一つである、中臀筋はペアになって骨盤を安定させてくれます

 

 

ですが、内モモがターンアウトをしてくれる、という噂は嘘です。

改正 2015年8月

最近の研究で、大内転筋とお尻にあるターンアウトの筋肉は協力してターンアウトを作ると分かったそうです!

 

大きな筋肉グループだから、内転筋の中には下肢、つまりすねの骨をターンインさせたり、

大腿骨をターンインさせたりする子もいます。

上で述べたように薄筋を使ってターンアウトしようとした結果、膝の痛みに繋がってしまう事もあります

 

じゃあ、ダンサーの内転筋は強くなくていいの?

 

そんなことはありません。

強くなきゃいけません!

 

上手く使えば役に立つ筋肉たちです。

ただ、「内モモを使ってターンアウトしよう」と考えてしまうと、

ターンアウト自体がうまくできなくなることがありますから、

生徒に指導する時には少し考えてください。

 

内モモを効果的に使うと、強い軸足とターンアウトが出来ます。

ですが、失敗するとターンインしたり、動きがギクシャクしちゃったり。

教師の言葉使いが大きなカギを握りますからね。

なんでもかんでも、内転筋をつかったら解決するとは思わない事!

 

 

ハムストリングと同じく、この筋肉もたっぷりストレッチされる筋肉ですが、

強化訓練を行っているスタジオは少ないようです。

レッスンで使いたい筋肉をたっぷりストレッチすると、レッスンで使えなくなります!

レッスン前の開脚は何もいい事ありませんよ。

 

片足で立ってバランスを取るのが苦手な人

軸足の骨盤がどうしても安定しない人はこの筋肉を強くしておく必要があります。

また、O脚に悩んでいるダンサーもこの筋肉が強くある必要があります。

 

****内転筋について知っておきたい事***

,内転筋は5つの筋肉から出来ている

内転筋は大腿骨の内側の筋肉である

内転筋は股関節の内転に関わる。

内転筋は骨盤から大腿骨の内側全体をカバーしている大きな筋肉グループである。

今回の文章を音声で聞きたい人はこちらから


Youtubeにもありますよ!

 

 

 

Happy Dancing!

ai

[`yahoo_users` not found]

  • 大好評発売中!

  • コメントはお気軽にどうぞ

    メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
    また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

    内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。