アラセコンドキープをマスターしよう!柔軟性編2


アラセコンドキープをマスターしよう!柔軟性編2

この前のブログ(読んでない人はこっちをクリックして!)で、英語で言うa can of wormsを開けてしまいました。

open a can of worms=やっかいな、複雑なな問題を持ち出すって事。

覚えておきましょう(え?)

 

さて、どんな問題か?といったら

校長先生の指令「1年生の柔軟性、特にデベロッペでもっと高く上げて、その高さでキープできるように

を考える記事でお話しした4つのポイントを深く考えてみよう、と言った途端!

5つ目のポイントまで考えついちゃって困っている訳ですよ。

 

  1. 柔軟性!!デベロッペで脚を上げるために床でいっぱいストレッチ
  2. キープ力!!脚と体幹を支えるための筋トレ,
  3. キープし続ける忍耐力。精神統一で集中力アップ!
  4. 立っているのは軸足。よって片足で体重を支える訓練
  5. バレエテクニック!パッセを通過してデベロッペするテクニックを習得すべし

 

だから opened a can of worms…な状態なのね。

 

まずは順番通り柔軟性を考えていました。

デベロッペアラセコンドに使えるストレッチは何?という事を前の記事でお話しして終わったんだったね。

 

今日は

バーを使ったストレッチについて

 

やり方

バーに脚を乗っけてプリエやらポーデブラやらをやるアイツです。

 

メリット

  • 脚の重さを計算に入れないため、しっかりとした軸をキープしつつ脚を上げるという感覚を作ることができる
  • バーというまっすぐな物を使って、骨盤や体の正しい位置を確認することができる
  • 正しいところでストレッチするため、効果が出やすい
  • 脱力している訳ではなく、しっかりと自分を支える事ができるため、筋肉を鍛えることもできる

 

デメリット

  • 脚を上げるときに骨盤がズレる、という理解がない人は間違った「正しい」を追求して怪我する
  • これが出来ているのにデベロッペのキープができない!なんていうバカもいる
  • バーがないと難しい(家で練習しない言い訳のタネ)
  • 固定式バーや成長中の生徒がいる場合、バーの高さによって柔軟の強度に違いができてしまう

 

覚えておきたいことは、これだけでは脚が上がるようになりません、って事ね。

この前の記事で説明書を書いたけれど、常にゴールであるセンターでデベロッペキープを目指していかないと時間の無駄になります。

 

バーのストレッチができるようになったら、次は脚を持ってストレッチするリンバリングにいきます。

バーのストレッチとリンバリングを混ぜてもいいかもしれませんね。

リンバリングと同時にそこで脚をキープする筋力を考えていきます。

これは次回の記事で詳しく見ていきましょうね。

 

 

床でのストレッチ

じゃ、バーで出来ない人はどうしたらいいか?ってなりますでしょ。

そこで出てくるのが床でのストレッチ。

だけどね!!

上で上げたバーでのストレッチができないダンサーって本当に少ないですよ。

 

バレエ初心者の大人バレリーナさん、とかっていう場合があるかもしれないけれど、

初心者だったらデベロッペを高く上げて、センターでキープするような振付にならないはずです。

 

うちのシラバスでは幼い子のデベロッペは60度とか、90度とか徐々に上げていきます。

だからその過程でバーでのストレッチ部分や、リンバリングの部分を通過しているはず。

 

ちょっと話はズレるけれど、バーに脚を上げて正しいポジションでストレッチできない、という人がいた場合、

きっと体すべてが弱いと思われます。

もしかしたらバレエ初心者さんかもしれないよね。

そうしたら、軸足のトレーニングや体全体の強さのトレーニングも足りていないと思われますでしょ。

自分の軸脚を使い重力に逆らいながら、だけれど脚という重い部分をバーにサポートしてもらいながら行うことのできるバーストレッチは凄く効果が高いと私は思うのです。

そうやって柔軟性と強度を一緒にレッスンにとりこめたら上達がもっともっと早くなると思うのだけどどうかしら?

 

床でストレッチしなければいけない、という場合

(もちろん、ここでのゴールはデベロッペアラセコンドをキープするために!だよ。全ての床ストレッチじゃないよ!!)

次の事を考えてください。

 

  • 正しくレッスンしてきたのか?(積み重ね)
  • 自分のテクニック、バレエ歴よりも難易度の高いものにいきなりチャレンジしようとしているのか?
  • バレエの先生が指導法を理解していないのか?
  • 理解不足か?

 

理解不足。

これは多くみられます。

 

実際にアラセコンドを上げてみて。

どこが硬い感じがします?

筋肉がピン!と引っ張られて辛い部分はどこですか?

 

柔軟性が足りない、という事は柔軟でない部分がある、という事。

それが分からないと効果的なストレッチができません。

 

例えば、正しい位置にアラセコンドでリンバリングしたら、軸足の付け根がストレッチされて…

この場合、開脚やカエルストレッチでは意味ないんです。

脚の付け根の前にあるヒップフレクサーと呼ばれる筋肉たちをストレッチしないと。

ヒップフレクサーのストレッチの方法は前にこの記事でお話ししましたから興味がある人はそちらをどうぞ。

 

正しい位置に脚を上げたら、軸足の膝が伸びないとか

上げている脚の膝がどうしても曲がってしまう、とか。

これは膝の伸展を止めている筋肉=ハムストリングと腓腹筋をストレッチする必要があるのか、

膝の伸展を行う筋肉=大腿四頭筋を使って膝蓋骨を引っ張る感覚が足りないのか、

ではやる事が変わってきます。

 

床でのストレッチ、どんなストレッチでも大丈夫です。

だってその人によって硬い部分が違うから、アラセコンドだったらこいつ!というレシピを教えることはできません

(文章だったら。もし実際に体を見たらもっと分かるけど、私の生徒たち以外には個人アドバイスしてません)

 

ストレッチのタイミングをしっかりと勉強して、どこの筋肉を伸ばすのか?を考えてから、

床でストレッチしてくださいね。

そして、床だけでストレッチでなくって、バーでのストレッチも交互に入れていくことで

自分の柔軟性が上がってきているか?上達が見えるか?もチェックしてください。

 

これでアラセコンドキープの柔軟性編を終わりにしましょう。

次回はキープ力。筋力というcanを開けてみましょう。

 

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Happy Dancing!

ai


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