解剖学試験!私が解剖学「試験」を行う理由


解剖学試験

 

この前、バレエ学校で解剖学試験がありました。

これは私が行っているクラスの一環で、

バレエ解剖学と運動学を少し、

そしてケガ予防についての考え方を勉強するクラスの試験です。

 

 

解剖学を勉強することがダンサーにとってどれだけ大切か?

ということは既に様々な角度からお話していますが、

試験、という形は勉強するゴールを作る上でも必要だと思います。

 

 

 

解剖学を知っているとどんなメリットがあるのか?

という事とかぶりますが、

「試験のために勉強する解剖学」の5つメリットをあげてみました。

 

踊るだけで頭を使わないダンサー、

体について知りたがらないダンサー

をたしなめる為に、

 

そしてイマイチ勉強する気にならない自分に

喝を入れるために読んでみて下さい。

 

 

 

メリットその1

必死に勉強したものは身に付く

=勉強した気になっただけーの生徒を減らす

 

何度もこのサイトでお話ししていますし、

セミナーでもゴールに挙げている事があります。

 

それは

「使える解剖学」

知っているだけではダメ。

言葉を使っていても意味が説明できなければダメ。

(腹筋を使いなさいってどういうこと???)

 

 

知ったかぶり、という病気はバレエ教師の中にたくさん蔓延しています。

私も常に予防しないと!って思っている病気です。

 

これは教師という職業上、人に教える毎日で、「全て知っている」という感覚になりやすい事、

そして個人業のため、自分投資の時間が作りづらいことが原因ではないか?

と思っています。

 

先生だけでなく、生徒にもなりやすい病気の一つです。

特にバレエを長年習っている子供たちや、

理論を勉強するのが好きなおとなバレリーナさんは要注意です!

 

 

知ったかぶり病を予防するために「試験」というものが使えます。

 

 

本当に知っているのか?

本当にできるのか?

身に付いているのか?

 

言葉にしてみる、というのは

そして書いてみる、という行動は知ったかぶりには効果的です。

また、結果が数字で出てくるところで現実チェックを出来るようになります。

 

 

 

メリットその2

怪我したときに役に立つ

=自立したダンサーになる!

 

 

怪我しちゃった時。

この知識はとっても素敵です。

お医者さんが何となく何を言っているのか分かる、

後でメモを読んで理解できる。

 

というのとちんぷんかんぷん!

というのでは大きな違いがあります。

 

また、誰かとの会話の中で素敵な先生を紹介してもらったり、

役に立つトレーニング法を知る事が出来るかもしれないでしょう?

 

自分のケガについて、バレエ用語以外で説明できるというのは非常に大切な知識です。

ツアー中、痛みが出てきて、バレエ専門の治療家に相談できない時に、

バレエ用語だけでなく、体の動きを説明できると

お互いの助けになりますよね。

 

これは生徒が病院からのメモを持ってきたときにも言える事。

 

教師として全てを知っている必要はないけれど、

こんなことかーと大体分かるのと、

全く分からん・・・

では大きな差があります。

 

治療法やトレーニングを知らなくていいけれど(スーパーマンシンドローム

レッスン内容を考える上で必要だから。

(レッスンを教えるのがバレエ教師の仕事でしょう?)

 

 自立したダンサーって自立した人間です。

自立した大人が増える事って嬉しい事だと思います。

 

 

 

メリットその3

好き嫌いが分かる

=次のキャリア探しに役に立つ!

 

「知らないものは知らない」

意味分かります?

you don’t know what you don’t know

 

バレエを知らなかったら、ターンアウトの事は知りません。

そしてターンアウトの事を知らない、って事も知りません。

 

 

だから、一度解剖学を齧ってみて好きだったら

「リタイアしたときに勉強してみようかな?」

っていうきっかけを作ってあげられるかもしれないし、

 

「ぜったい嫌いだから無駄な時間やお金は費やさない!」

って分かるかもしれません。

 

どちらにしても「知る」という事は大事

 

同じように、

英語、

音楽、

振付け、

舞台証明、

舞台マネージメント、

髪飾り作り、

衣装デザイン、

エクササイズ、

健康、

栄養学、

ビジネス

なんてものはバレエを踊っているときに知る事が出来る産物。

 

私はバレリーナなのっ!

って視野を狭くせず、様々な経験をしていきたいところですよね。

 

(ダンサーとして成功できる生徒を作るだけ、ではなくて

人生を成功させる事の出来る生徒を作るって言う意味で)

 

 

 

メリット その4

バレエ教師になったときに使えるボキャブラリーが増える

=体の事を教えられる教師が増える!

 

 

バレエ学校に入学してくる子たちは最初、解剖学のクラスがあることも、

試験があることも知りません。

 

一応、学校のカリキュラムには書いてあるのですが、

踊るためにバレエ学校に参加するので、

このようなクラスがただの「かざり」になっているバレエ学校が多いのが事実です。

 

ご近所の某Nバレエ学校での解剖学は酷いらしく、

生徒も嫌いだし、頭にも入っていない。

 

お陰で、その学校から来る生徒を治療するときに、

「坐骨ってあるでしょう?」

って言っても

???

になっていました。

情けないったらありゃしない。

 

 

このような生徒達が卒業し、バレエスタジオを開いたときに

解剖学にそった体の使い方をするでしょうか?

 

折角、留学の経験があり、

どんなダンサーが求められているのか?

海外でのダンサー生活っていうアドバイスが出来るだけの経験があるのだから、

その上に的確な指導が出来るだけの知識が乗っかるととっても便利だと思うの。

 

こんな感じでいつも考えています。

どう思いますか?

 

もし勉強する機会があったら

こんなメリットがあるんだったなーって覚えておいてくれると嬉しいです。

(特に留学組!!英語が出来ないからって諦めないで!)

 

何でも頑張った結果ってどこに結びつくか分かりません。

私の場合はこんな感じで解剖学に出会ったし。

 

どちらにせよ、頑張る習慣が付いている生徒は

人間として成功すると思っています。

 

このような考えで生徒を教えていきたい!って思ってくださる方は、

教師のためのバレエ解剖学講座もチェックしてみてください。

オンラインコースやマスタークラスなど、

解剖学を21世紀に求められるダンサーの才能とともに勉強していきます。

 

 

Happy Dancing!
ai

 

 

 

 

 


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