「体を知る」前に知っておきたい事

[`yahoo_users` not found]

bones

皆さんこんにちは。

お元気ですか?

 

何度もダンサーは「体を知る」必要がある、とお話ししてきました。

でもどうして?

今日は具体的に解剖学を勉強する前に「どうして?」から考えていきたいと思います。

 

「体」とWikipidiaで調べると・・・

体、身体は生物的かつ文化的に規定された、有機体としての人間や動物の構造を指す

とあります。

‘そして、日常語で体の具合はどうですか?と聞くときには健康状態を尋ね、

その場合は単に生理的な面について聞いているだけではなく、

精神的に参っているといった面もふくめ、心身の相対について聞いている’

 

・・・と続きます。

生物的、かつ文化的な意味での体、そして人間の精神面も指す「体」

思ったより幅広い言葉だったりするわけですよね。

 

日本での体についての教育は、「保健」や「保健体育」という科目で行われています。

どおりで、専門校で勉強していない限り、高校を出てもあまり自分の体や筋肉、骨という事を知らないわけです。

とても身近なトピックなのに。

ダンサーは体をナメている!?

何が言いたいのか?

というと、言葉遣いが悪いですが、私達はからだをナメていると思う。

知っているふりをしている、とも言えるかもしれません。

 

体を毎日使っているのは、人間だったらみんな同じです。

ただ、私達ダンサーは体で仕事をしているわけです。

つまり、体が動かなくては、生活が成り立たないでしょう?

 

その上、体を使って表現し、芸術を生み出しているのですから、

体にかかる負担は一般の人たちよりも多くて当たり前ですね。

 

スポーツ選手だって体を使って生活しています。

ダンサーとスポーツ選手の大きな違いは何でしょうか?

給料です。

と私は言いたいところですが

(スポーツファンの人、ごめんなさい。

私には野球選手がどうしてそんなにお金を稼げるのか、そしてゴルフの賞金がどうしてあんなに高いのか理解できません・・・)

 

それは周りの理解度の違いではないかと私は思うのです。

スポーツ選手がハムストリングの怪我のせいで試合に出なくても大きな問題にはならないでしょう? 

他のチームメイトがカバーしてくれますから。

 

専属の医者やスペシャリストが付いているのも助けになります。

仕事の量と、自分の体の事を長年知っている人が一緒に助けてくれるのですから、心強いですよね。

 

ダンサー、特に日本のダンサーでこのレベルのサポートを受ける事は難しいではないですか。

舞台の回数が多くない上、ダンサーという仕事はバレエ団である程度プロモーションを受けない限り

定期的な給料が出ない=舞台に立たないとお金にならないケースがほとんどです。

つまり、怪我のために時間をとることが非常に難しい環境にダンサーはいるということです。

ダンサーの怪我を乗り越える秘密・・・

ダンサーの怪我を乗り越える秘密・・・

 

しかも、社会的にバレエダンサーがどれだけ体をこき使っているか

そしてバレエ団以外に教えや他のバイトをして生計を立てなければいけないか、

なんて事は業界以外の人たちには知られていませんし、

政府やスポンサーからの補助が個人全員にあるわけではありませんね。

 

 ダンサーとは孤独な仕事なのです。

これは日本に限られたことではありません。

 

アメリカにはたくさんのバレエ団がありますが、

その中でトリートメントやボディコンディショニングが契約に入っているところは本当に僅かだそうです。

ヨーロッパやロシアの多くのカンパニーはシステムが整っていて、

怪我をしようが、バケーションを取ろうが、給料が出ると聞きました。

ですが、これも2008年のGFCでかなり変わったようです。

 

自分の才能、仕事、体

 

そしてバレエの歴史への敬意を払い、このすばらしい芸術を将来に伝えるためにも、

まず最初に私達ダンサーがこの価値を知り、そしてそれを主張しなければいけないと私は考えています。

 

誰かを悪者にするのは楽です。

観客が少なくてチケットが売れないとか、国が補助してくれないだとか。

 

けれど、ダンサーが自分の体=仕事のたった一つのツールに敬意を払わなければ、

誰がそのために立ち上がってくれるのでしょうね

と思うんですが、どうでしょうか?

 

私はこれが「体を知る」理由だと思うのです。

最後まで付き合っていただいてありがとうございました。

 

 

ききたい人はこちらから

 

 

Youtubeにもありますよ!

 

 

 

次はいよいよ、本格的に体を知っていきましょう!

一番最初のトピックは「骨」

なんで骨から勉強するの?という事から考えていきましょう。

 

⇒孤独なバレエ教師をサポートする教師のためのバレエ解剖学講座

オンラインコース、講座、マスタークラスやFBサポートがあります。

一緒によりよいバレエ界を作っていきましょう。

 

⇒自分の体を勉強し、もっと強く美しく踊りたいダンサーは

冬期バレエ講習会

もしくはダンサーの為のバレエ解剖学セミナーをチェックしてね。

 

Happy Dancing!

1373885444176

 

[`yahoo_users` not found]

  • 大好評発売中!

  • 「体を知る」前に知っておきたい事”へのコメント

    • March 14, 2014 at 11:46 pm

      初めまして。こちらのページを知ってから、より一層解剖学を詳しく学びたいと思っているのですが、定期的に学べる講義や講座などは現在ありますか?
      またセミナーの場合どのクラスを受講すれば、解剖学
      を学ぶ事が出来ますか?

      Reply
      • March 15, 2014 at 8:51 am

        Eri様、

        おはようございます。Dancer’s Life Support.Comへのコメント、どうもありがとうございました!
        楽しんでいただけて本当に嬉しい限りです。

        さて、ご質問頂いた事にお返事させてください。
        1)定期的に受けられる講座
        …これは只今企画中です。オンラインでの解剖学の短期コースを作ろうと思っておりますが、今年中に出来るかどうかまだ未定のままです。

        2)セミナーを受けるとしたらどのクラスで解剖学を学ぶことが出来るか?
        …私の行う全てのセミナーで、解剖学をお話しします。ですが、一番しっかりとした解剖学、というと「ダンサーの為のボディコンディショニング けが予防とボディコンディショニングの予防」そしてそのクラスの復習編である「リキャップ」クラスですね。
        ですが、これらのクラスは解剖学のみを勉強するクラスではありません。解剖学を取り入れながらレッスンに必要なアライメントやプレースメント、そしてケガを予防するために必要な知識をお話ししていきます。

        その他に、「ダンサーの足」クラスでは下肢の解剖学的構造を深く見ていきます。トウシューズに必要な足の強さと脚の構造を骨から見ていく、というものです。もしEri様がクラシックバレエダンサー、またはダンス教師ではない場合、解剖学以外の部分はあまり役に立たないかもしれません。

        上でお話しした「リキャップ」を除くクラスはまだ少しだけ空きがあります。タイムテーブル、料金等はwww.dancerslifesupport.com/store/からご覧いただけます。

        もし、他にも質問がありましたらお気軽にご連絡くださいね。
        ではよい週末を!

        佐藤 愛

        Reply

    コメントはお気軽にどうぞ

    メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
    また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

    内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。