ダンサーの呼吸 腹式&胸式呼吸

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普段のレッスン時、特にバーレッスンを行っているときに息が上がる事はほとんどないですよね?

ですので、基本的なテクニックをゆっくり行うチャンスである、バーレッスンの時に、呼吸の練習が出来ていない、という事になってしまいます。

シンガーと違って、ダンサーの呼吸の仕方が間違っているから、といってパフォーマンスに大きな違いが見えません。

ですが、間違った呼吸は

腹筋が正しく使えなくなる。
アライメントが崩れる。
楽に踊れなくなる。
首、上半身に無駄な力が入る。
ポーデブラが正しく使えなくなる。
体の柔軟性が落ちる・・・

などたくさんの問題を引き起こします。

 

前回、横隔膜を見てみた時に、

腹式呼吸と胸式呼吸がある、ということ。

そして腹式呼吸が解剖学上正しいのだけれど、芸術面からみたらダンサーは胸式呼吸をしたい。

という事をお話ししました。

胸式呼吸では横隔膜キノコの他に、様々な筋肉を使って呼吸をします。

今日はこれらの筋肉を見ていくことで、どうして間違った呼吸が踊りに影響してしまうのか。

そしてどうやったら間違いを見つけられるのか見ていきましょう。

 

息を吸うときに横隔膜は使われる、とお話ししましたね。

他に使われる筋肉は

小胸筋(しょうきょうきん)

斜角筋(しゃかくきん)

肋間筋(ろっかんきん)

肋骨挙筋(ろっこつきょきん)

上後鋸筋(じょうこうきょきん)

 

など

 

息を吐くときに使われる筋肉は

腹横筋(ふくおうきん)

内腹斜筋(ないふくしゃきん)

外腹斜筋(がいふくしゃきん)

広背筋(こうはいきん)

胸横筋(きょうおうきん)

胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)

など

 

*、

(注意)ここで挙げた筋肉の名前ですが、参考書によって呼吸筋の内容が多少違います。これらの名前はダンスに関係してくる筋肉をメインに挙げてみました。

長いリストの筋肉が「呼吸」というかなりシンプルな動きを作っています。

これらの筋肉の名前、場所などを覚えておく必要はほとんどありません・・・

と言ってあげたいのですが、上に挙げた筋肉たち。

ダンスには非常に大事な物たちです。

筋肉たちが一緒になって働くことで生まれる呼吸。

どうりで失敗するとテクニックや柔軟性までに影響するわけですね。

全部いっぺんにお話しすると、頭の中がごっちゃになってしまいますから、

今日はダンス胸式呼吸ではエクササイズバンドを使ったエクササイズのように、

肋骨を横に広げるのだ。

と覚えておきましょう。

この時に注意しておきたい事。

それは

1)肋骨を持ち上げるのではなくて横に広げる

2)バレエ以外は腹式呼吸の練習をしておくこと。

肋骨を持ち上げると背骨のアライメントが崩れてしまう事は胸椎の話をした時に勉強しましたね。

また、肋骨が上に上がるのは肩、首の筋肉を無駄に使っている証拠です。

そうするとエポールマンがギクシャクするし、ポーデブラもラインが崩れてしまいます。

ひとつひとつの筋肉の動きが分からなくても、正しい骨のアライメントは正しい筋肉の動きを作ってくれます。(だから骨から勉強してきましたよね?)

だから正しいアライメントを探せば、正しく呼吸をする手助けになってくれるわけです。

毎日バレエ式の呼吸をしていると横隔膜が弱くなったり、上半身の筋肉のバランスが崩れてしまいます。

マラソン選手が毎日マラソンをしないのは当たり前でしょう?

ダンサーもこれらの筋肉を24時間使い続けるとまずいことになります。

カウンターエクササイズとして腹式呼吸もしっかりと練習しておきましょう。

結局、腹式呼吸が人間の体には合っているのですから。

そしてしっかりと呼吸ができてから、ゆっくりと一つ一つの筋肉を見ていくことにしましょう。

P.s.

題名の写真、あれは肺の中身です!分かったかしら?

 

Happy dancing!

ai

 

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  • ダンサーの呼吸 腹式&胸式呼吸”へのコメント

    • December 27, 2013 at 3:40 pm

      あの写真は、肺だったんですね!海藻かと思いました!
      質問です。腹式呼吸と胸式呼吸では、一度に吸う空気の量はおなじですか?
      腹式呼吸の方が沢山吸えそうなイメージがありますが…

      Reply
      • December 27, 2013 at 4:38 pm

        そうなんです。なんだか気味悪いですけど、肺の中身はこうなっています。
        一般的には腹式呼吸の方が息が吸える、という事になっています。理論的には。ですが胸式呼吸ばかりに慣れているダンサーは(私も含め)、胸式の方が吸いやすく感じます。
        マッスルメモリーですからね。だから腹式も胸式も、両方練習したいのです。

        Reply
    • December 27, 2013 at 7:20 pm

      なるほど。わかりました。
      ありがとうございます!

      Reply
    • June 2, 2015 at 10:46 pm

      助骨を上へ上げてしまうと、正しく腹筋が使えないですね。横に開くと、腹筋を感じやすいです。面白いですね。

      Reply

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