ちっちゃい行動が大きな変化へ バタフライエフェクト

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butterfly effect…the concept that small causes can have large effects

非常に小さな事象が因果関係の末に大きな結果につながるという考え方

 

 

先週、バレエ学校に素敵なゲストが来ていました。

2009年に留学してきた素晴らしい才能のあるダンサー。彼女が今先生になって、生徒さんを1か月留学に連れてきていました。

 

久しぶりに会えて、それだけでも嬉しかったのだけれど、

「愛さんに出会って、ケガを直してもらって、正しく使えばこんなにも簡単に痛みがなくなるんだ!って分かりました。

DLSブログは全部印刷してファイルになってます。

いつかスタジオ訪問もしてください!」

だって!涙がでるくらい嬉しかった。

 

 

日本にいる時に手術をしろ、といわれた膝がよくなった。

 

それが彼女の最初のステップでした。

まー稀にみる才能のダンサーで、パドドゥの試験であの校長先生を泣かせた!という異名を持つ美しさ。

長身に、長い手脚、美しく伸びる足先…

だからね、彼女がお手本を見せながら「こーんな感じ」って指導していたとしても、生徒はどんどん集まってきたと思います。

 

ただ、彼女はそのあと「どうやって指導するのか?」「正しく指導するには?」と考え続けてきてくれた。

 

そして今、大先生の元で働きつつ、その古い習慣があるスタジオを少しずつだけど変えているんです。

と教えてくれた彼女。

ノートにはたくさんのメモが書かれていて、私のクラスの後もエクササイズへの質問がたくさんありました。

それもね、よく研究してある内容の質問だし、生徒達のことも体だけでなく、精神状態も見られるようになっていて本当に感動しました。

 

彼女に会ったとき、私は今ほど色々知らなかったし、今の方がたぶんいい治療やリハビリをしてあげられたと思います。

だけどね、8年前の私でさえ彼女の力になれたの。

もちろん、私だけが!じゃないです。たまたま同じ学校にいて、きっかけになれただけ。

しかも2年コースの週に1度か2度しか会わない程度。

 

エクササイズでも、レッスンでもバタフライエフェクト

エクササイズだろうが、レッスンだろうが。

これでいいのかな、とかこんなこと役に立つのかな・・・って思うことがあるかもしれない。

 

特にトウシューズを履きたいのにまだダメ、って言われたり、

難しいテクニックを同い年の子がこなしていると、焦ってしまう事があるかも。

だけどね、小さい基礎、行動は大きく変わるんです。

それこそ言葉通り、サナギからバタフライになるんだから。

 

それを信じるか否か、って問題じゃないんですよ。

信じなくてもそうなんだ。

どんぐりは頑張らなくても大きな木に成長します。

だよね?

 

いい栄養分があって、環境があって、水を与え続けたら、その後はずんずん木に育ってくれますよね。

ただどんぐりに水も与えず、雑草も抜かず、成長するように、って睨んでても木にならないでしょうね。

まだ苗が小さい時に、早く伸びろ、ってひっぱったら死んじゃうでしょ?

 

環境を整えて、正しい手順ですべてを行えば、そしてそこに愛があれば!

どんぐりはどんぐりになり、

青虫はバタフライになり、

バレリーナの卵は健康な大人に成長していくんです。

 

赤ちゃんの時、ハイハイが出来ないからって「あんたはもう2本足で歩けない」って誰も言わないよね笑

みんなそのうち歩けるようになるって思って焦らないよね。

赤ちゃん自体が焦っているようにも見えないしさ。

 

だけど!

ハイハイができるっていうのは、歩くための筋肉を育てている動きの一部。

それをどかしちゃったら、運動神経やコーディネーション力に影響してきちゃうんです。

 

ちっちゃい、ちっちゃい行動が大きな結果に変わる

科学で引用される前のバタフライエフェクト、という言葉の意味そのもので、

ちっちゃい行動でもおおきな結果に変わるかもしれない。

 

このまえ書いた「早くからトウシューズを履かせてしまう生徒への指導」という記事でもお話したけれど、自分のスタジオじゃなかったらおおきな革命は起こせないかもしれない。

ただ、クラス構成を考えたり、お家でできる事を説明してあげたり、質問されたときに、正しい方向へ導いて上げることは出来る。

 

脚が太いからターンアウトができない?」でも書いたけれど、

先生の一言、例えば脚が太いからダイエットなのか、正しい筋肉が使えていないのでその練習をする、なのか。

それだけでその生徒、そして彼女の後の世代への影響が変わってきます

 

どうしても食べることを辞められないダンサーへ、という記事を読んで泣いてくれた人も、

三角骨の手術の前と後にできることを読んで勇気を持ってくれたバレエママとお子さんも、

DLS一番人気の記事、バレエを続けるか否かを読んで考えてくれた人まで。

そういうところで誰かをちょっとでもサポートできたらその後のバタフライエフェクトはすごく大きくなると思ってるの。

 

DLSは小さな活動です。

セミナ―の規模も影響力も大メディアやバレエ雑誌と比べたら全然少ない。

バレエ団付属のバレエ学校とかと違って宣伝力があるわけじゃないし、ベストセラー作家でもないし。

ただね、いつもセミナーに来てくれる人、DLSを読んでくれている人がいるって知っているので頑張れる。

 

結婚式の次の日なのにセミナーに参加してる毎年常連バレエ教師の方とか(これは面白かった笑)

パリから同じセミナー3回目になるのに勉強しに来てくれている人とか、

スイスで娘さんの応援をしながらメールをくれるお母さんとか、

北海道で会った時に「あ、本物だ」とびっくりされてたポッドキャストリスナーさんとか、

もちろん、ここまでなんでもないブログを読んでくれている貴方、そうあなた!

 

たまたま友達がシェアしていたので、いいねしてたので・・・で遊びに来てくれて、

もう戻ってこないかもしれない人も含めて、今日のブログを読んで「あーちっちゃい事でも変わるンだ」って思ってくれたら、

そして今行っている事を焦らずコツコツと行ってくれる気持ちになったら、それこそバタフライエフェクトでございます。

 

ちなみに、佐藤愛はバタフライが嫌いです。

それだったらクモの方がましです。

 

Happy Dancing!

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