関節がぽきぽき鳴るのはなんで? DLSポッドキャスト epi245

プリエすると一斉にスタジオにパキッ!という音が響く事ありますよね。 これって大丈夫?ケガなの?私、踊り続けられるの?という質問を頂いたので、 関節がぽきぽき、パキパキなる理由と、ダンサーとして気を付けたいことをお話したポッドキャストです。   聞きたい人はこちらから スクリプト みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか? DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラスポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。   今日は4月最後のポッドキャスト、ということはリスナーさんからの質問に答える時間がやってきました。 っていっても、今日の質問はメール質問で、別にポッドキャスト聞いてますと書いていなかったので、リスナーさんでなくリーダーさんかもしれませんね。   さてと、今日はね関節がぽきぽき言う問題について。 質問を抜粋すると、 (グラン)プリエでよく膝関節がなってしまいます。たまに肩もなります。関節が鳴るのは悪い事でしょうか。またならないようにできますか? という事でした。 あのね、関節の音がする理由ってまだ完璧には分かっていないんですよ。 でも何種類かの原因があります。 例えば指とか、1度ならすと、当分鳴らなくなるやつ。 あれは関節包のガスエクスチェンジ、つまり空気が出るってやつね。 これはリアルタイムエコーなどで実際に見ることができます。   でも何度もプリエしてもなり続ける膝っていうのはこれじゃないんですね。 考えられる原因は関節液というまぁクレ556みたいな油?っていうの?が出ていないので関節がスムーズに動かないってやつ。 関節液というのは、関節を動かすと出てきますので、ぶっちゃけウォームアップが足りない証拠となります。 だって、ちゃんとひざ関節動かしていたら出てくるんだもの。   とはいっても、軟骨にキズがついている場合、それが毎回ひっかかるという問題の場合もあります。   まぁ、それは珍しいとしても、体のアライメントや骨プレースメントが正しくなく、…

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オスグッド中のバレエレッスン

  成長痛の話から、成長痛ナンバー1のオスグッド病について書きました。 ケガの原因が、成長期に無駄に負荷がかかるから起きる という事で、 正しいテクニックの練習が必要だからレッスンを休まなくても大丈夫! という事が分かった。   でも、実際にバレエの先生に相談したら 「痛くないところまでやりなさい」 もしくは 「座ってみていなさい」 になってしまうと思うのね。   この記事では実際に、具体的に、レッスンの時はどうしたらいいのか? を先生向け(=レッスンプランを作る人向け)に書きました。   ただ、全てのバレエ教師がDLSを読んでくれている訳ではないですから、 自分で自分の体を守るためにも、ダンサー自身の知識としても大事だと私は思います。 だって、貴方のケガのためにレッスンを中断していたら、 他の子は嬉しくないですものね。   年齢に関係なく、膝の痛みがある人も同じようにレッスンを変更する事ができます。 膝の手術後 膝蓋骨亜脱臼 半月板、ACL系のケガ 関節炎 などの人はメモしながら読んでくださいね。   レッスン内容の前に見直してほしい事は、こっちの記事で書いてありますので、 そちらを先に読んでください。…

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ダンサーのケガ オスグッド病

  成長痛について書いた記事で、ちらっとオスグッド病、という名前が出てきましたが、今日はその子にスポットを当てていこうと思います。 なぜかって? そのケガをしている生徒を持っている先生から相談されたからさ。   *メールで、個人的なケガについてのご相談は受け付けておりません。私は日本での資格がありませんので、法律的にも無理なのよ、分かってね。 教師が知っておくべき成長痛についてはライブラリでもカバーしています。 成長痛のまとめ 成長痛の記事は、成長期のダンサー、成長痛ですねと診断された人、そして成長期ダンサーを扱う先生方すべてに読んでもらいたいマストリードなブログです。 成長痛というケガはない 成長するから痛いのではなく、成長期に「負荷」がかかるから痛む 年齢に見合ったテクニックとレッスン内容の見直し という3点は、この前の記事のまとめとして再度、頭に入れておいてください。 オスグッド病とは? これは、正式にはオスグッド・シュラッタ―病(症候群・シンドローム)といわれるものです。 名前で見ると難しいね。 発見した人が2人いるらしくて、二人の名前をくっつけたらしいよ…   超!簡単に説明すると、 大腿四頭筋がついている脛のところが、 (膝のお皿の下にあって、でっぱってるとこ。お膝立ちバレエポジションで痛くなる場所ね) 成長中で、まだ固まりきっていない骨(成長軟骨。この前の記事でも説明済み)を引っ張るため でっぱりが、どんどん出っ張ってくる でっぱりの炎症 でっぱり付近の骨膜炎症 となって痛みがでます。 最悪、剥離骨折まで進みます。   でもね、骨の問題だけでなく、 大腿四頭筋を骨にくっつけている腱の炎症だったりもするので診断が必要です。…

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手術後のダンサーへ

手術が終わって、麻酔から覚めたとき泣いたんだよね。これで痛みとサヨナラできるんだって思って… ー 股関節手術をしたダンサー 残念ながらダンサー用のリハビリをせず、術後1か月で舞台に復帰したため、1年半痛みが引かず、100%踊ることができなかった。 術後1か月で昔みたいに踊れるようになる、って言われたけど、まだパンパンに腫れていて、歩くこともできないんだけどどうしたらいい? ー三角骨除去手術をしたダンサー 送られてきたメールと写真を見て、急遽メルボルンに戻って来い、と連絡。その後、手術失敗だったことが分かり、再手術になった。   今まで手術前のダンサーより、手術後のダンサーに会う機会の方が多かったです。 そして手術前より、手術後の方が長く、大変な道のりだというのも彼らを見て知っているつもりでした。 「つもり」。   実際に自分が手術を体験して、リハビリを経験した中で、彼らの気持ちがもっと分かった気がします。 私は時間制限のある中で、プロダンサーになるレベルに復帰を目指しているわけでもなければ、周りから、いつ戻れるの?と言われたり、親から、バレエをやめたら?と言われるわけでもない。   ある程度大人で、手術についてリハビリや治療、治癒期間の変動について知識がある私だから、 あーーーー今日はダメだ!って一日中ソファーでYouTubeを見ていることもできました。 明日はよくなるだろう、って。   でも、彼女たちはどんな気持ちだっただろう… ここでは手術後のダンサーが知っておきたいことをまとめました。 必要な人に届きますように。 →術前のダンサー向けの記事はこちら better than beforeを目指す リピート アフター ミー! 「手術したからって元の自分になるわけじゃない」   元の自分に戻ったらまたケガするでしょ。…

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手術前のダンサーへ

DLSの記事を読んでくれている人の中には、手術後リハビリしているという人もいるかもしれません。 今は過去を振り返るのが辛い人、こうしておけばよかった…と後悔すると、心がもたないかもしれないと思う人はこの記事は読まなくて大丈夫です。   手術前の人、手術も視野に入れているが今はリハビリ中の人、 もしくは生徒・子どものために読んでいますという人用にこの記事を書きました。   ここに書いてある事が「すべて」ではないですが、参考になりますように… リサーチは必須! 手術をするかどうかのリサーチ、術医のリサーチはもちろんですが、 術後のケアがどれだけついてくるのか、どんな手術をするのか?もリサーチが必要です。   手術をしないで治療する方法を「保存療法」と言いますが、手術するか・すべきでないか、の2択ではなく、手術+保存療法を混ぜるなんてこともあります。 この記事でお話ししたように、手術がなくても治るケガがダンサーには多いですが、だからと言って手術したらダンサー生命が終わってしまうわけではないですからね。 ただ、海外にいる治療家として、日本は手術したがる傾向があるとは思います。   ほかにリサーチしておきたいものは、 手術をする病院(施設や立地条件、通えるかどうか) タイミング(季節、家族のサポートが受けやすいスケジュールなど) リハビリの長さ 舞台復帰までリハビリしてくれる人を探す 正しいバレエテクニックをコーチング(個人レッスン)してくれる人を探す などなど。   手術した後にこれらをチェックする、では遅いです。 覚えています?リハビリのゴールは最短の時間で舞台復帰すること。   このようなリサーチは思ったよりも時間がかかりますし、 アポイントメントはいつとれるか? リハビリ、コーチングをしてくれる人のセカンドオピニオン によって全てのスケジュールが変わることがあります。…

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成長痛についてダンサーが知っておきたい事

  成長痛。 よく聞かれる質問の一つなんですが、今まで記事にしていませんでした。 なぜか? それは、成長痛ってケガは存在しないからでございます!(今日1回目)ぎっくり腰とか、肉離れという「病名」がないように。   ではなんで成長痛が問題になるのか? セミナ―、特にダンサーの卵セッションではその話をたくさんするのですが、(だって成長期の子達をサポートするセミナーだからね) ブログとして記事にしておくことで、復習しやすくしておきます。   余談ですけど、 愛さんはなんでそんなに無料の記事を書くんですか?(同業者系) とか 記事で読んだことがある内容でした(セミナーフィードバック) とかをいただくことがあります。   知ってます。 敢えてやってます。   それは ダンサーの中にはセミナ―参加が出来ない人がいる事実(海外在住、ツアーでしょっちゅう地方にいる、ケガで動けないなど) と 知ってる、とやってるは根本的に違う と私は思っているからです。   プリエを知らない人は初心者でもいません。 バレエを知らない人でもプリエは知ってる人もいますよね? では、正しくできているか?と言われたら???   大金を払って海外のバレエ学校にいくのは知らない事を習うためでなく…

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ダンサーのテーピングで知っておきたい事

  テーピングについては過去に記事にしてありますから、こっちを読んでね、以上!   で終わっちゃいたいところなのですが、テーピングしているダンサーは結構多く、 自分勝手にテーピングしちゃう、もしくはテーピングの意味を理解していないでやっちゃう、という人が多い。   実はそのテーピングが舞台復帰を遅めていたり、逆に捻挫しやすくしちゃったりするんですよ? ということで、私が普段ダンサーに使っているテープの種類をご紹介しつつ、テーピングとはいったい何なのか?を考えていきましょう。   *テーピングはケガ予防のためにも使われることがありますね。 分かりやすい例は、ポワント用に足指に絆創膏代わりのテーピングとか。 他にもコンテの作品ではだしで回転する、膝で滑るなどがある場合、皮膚のケガを守るために使用されることも。 ただしこの記事では、ケガしているとき、ケガした後にテーマを絞ってお話しています。   テーピングをしちゃいけないの? 誤解されないうちに先に明記しておきましょう。 テーピングをしてはいけない、とはお話しておりません。   過去記事から抜粋すると、 ケガのすぐ後や舞台にたたなければいけな場合テーピングしても大丈夫。 ただ、それはケガの原因は直していない   って事だったね。 そっちも大事だから記事を読んでね。   だけど、テーピングっていうのはバンドエイドみたいなものだと理解しておくといいと思う。   包丁で手を切った。 まだ夕飯準備終わってないからバンドエイド貼る。  …

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反張膝の育て方

先に言っておきます。 題名はSarcasm、つまり皮肉です。 育てちゃダメです。   でも、この題名で引っかかった子達のバレエ人生(そして人間としての残りの人生)をHappy Dancingにするために、あえてこのままで行きます。   なーんだ、だったら読まない、って思った人。 それでもいいです。 でもね、ダンサーとして致命傷になるという事だけ知っておいてください。   よーし聞いてやろう、と思った方。 さっそく行ってみようじゃないか!   反張膝とは? 反張膝(はんちょうしつ)って何かわかります? バレエX脚とかっていうやつね。 膝が伸びすぎる事で、過伸展(かしんてん)とも言います。 関節が伸びすぎるということは、膝だけに起こるのではなく、ほぼすべての関節で起こり得る事。 代表的なのが反張膝、膝の過伸展。 次によく見るのは、サル腕。肘の過伸展。 指が後ろに反る子とかさ、いろいろな関節であるんだよね。   反張膝は”普通”じゃない いろんな関節で起こるんでしょ? だったら普通じゃないの?って思うよね。   普通じゃないんだよ。 私も、友達もあります≠普通 だからね。 バレエスタジオに通う子達はそういった体の子達が残りやすいから、結果として「普通」に見えてしまう事があるから十分注意が必要。…

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ふくらはぎの外側の痛み DLSポッドキャスト epi213

  今週のポッドキャストはリスナーの皆さんからの質問に答える月一の愛さんに聞いてみようポッドキャストです。 今日は「踊っているとふくらはぎの外側がすごく痛くなります。 そして踊るたびにふくらはぎがパンパンになってしまいます」というお悩みに答えてみました。   聞きたい人はこちらから   ↓ポッドキャストの内容はこちら↓ みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか? DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、 ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラス ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。 今週のポッドキャストはリスナーの皆さんからの質問に答える 月一の愛さんに聞いてみようポッドキャストです。 なのですが! このレコーディングをしている現時点ではポッドキャストリスナーさんからの質問が来ていないので、今日はインスタでもらった質問にお答えしていこうと思います。 chisato4528さんから 踊っているとふくらはぎの外側がすごく痛くなります。そして踊るたびにふくらはぎがパンパンになってしまいます というお悩みをもらいました。 ふくらはぎの筋肉がパンパンになる、という事については細かく既に過去記事にしてありますね。 そっちを読みたい人は 「毎日ストレッチしているのに一向に柔らかくなりません・・・筋肉が張る、固いダンサーへのアドバイス」 というちょっと題名の長い記事ですからチェックしてみてください。 DLSブログで右上に検索バーがあるんだけど、そこで筋肉が張る、と調べると出てくると思います。 これ、ポッドキャストにしてあったっけ? してないね。 じゃ、今度とり上げましょう。 次は、ふくらはぎの外側がすごく痛くなるというところね。 ふくらはぎには4つのお部屋があるンだよ、という記事もアップしてありますね。 お部屋のことをコンパートメント、というのでその痛みをコンパートメント症候群といいます。…

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生理とバレエ

このトピック、ずっと書きたかったのですが、センシティブなトピックだから どうやって形(ブログ)にしようかなって思っていたところと、 プロダンサーに話を聞いたりして情報を集めていたので今になってしまいました。 前におっぱいの大きなダンサーの悩みについても書きましたけど、 こういうトピックって公に話されることがないから、飛び込んでいきましょう。 男性読者へ 男性諸君、まずは、生理という言葉に慣れましょう。 日本だけでなくバレエダンサーを指導・サポートしていると女性の方が圧倒的に多いです。   別に私たちは、皆さんに「今日の生理の調子はどう?」って聞いてほしいわけではありませんよ。 ただ、生理といったら露骨に態度がかわるのだけはやめましょう。 いくら演技ができるといっても、目が泳いでいたら分かります。 自然の摂理ですし、ケガ予防にも大事なトピックだから知っておこうね。   生理基礎知識は私の専門エリアではありません。 なので抜けている部分もあるかもしれないです。 ただ、今情報を書くことで気持ちが楽になる子がいるかもしれないので書きます。 専門的な事は専門家に聞いてください。 生理周期について 若いバレエダンサーにとって生理が来たり来なかったりするのは当たり前です。 生理周期っていうのができるまでは。 そこにストレスを感じる必要はないよ。   人によっては小学4年生で生理が来る子もいるし、高校生になっても来ない子もいる。 生理は体の成長と一緒に起こります(第二次性徴)。 みんなの身長がバラバラでしょ? ガツン!と身長が伸びる子がいたり、少しずつ、少しずつ伸びていく子がいるように、 生理も人それぞれなんです。 そして、それでいいんです!!  …

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