クールダウンに必要な時間ってどれくらい?


 

DLS クールダウン

クールダウンについて書いた記事に質問が来ました。

 

 

 クールダウンのエクササイズに必要な時間が5-10分なのはなんでですか?

 

 

なので今日はこの質問に答えながらレベル別のクールダウンを見て行きましょう!

 

 

 

 

クールダウンって聞くとなにしていいのかさっぱり。

どうして5-10分だけでいいのか解らない・・・

この記事を読んで、このように思った方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

 

 

それはバレエレッスンに関して言えば、

最後のほうのエクササイズが思ったよりも激しくないからです。
だから普通のスポーツよりもクールダウンの時間が少なくても害が少ないです。

 

 

(同じ理由で、レッスンしても痩せないっ!て言う人

バレエレッスンは有酸素運動には向きません。

特に長年レッスンをしていると体が慣れてしまっています。

だからプロ、セミプロはレッスン以外で体力づくり、

ダイエットのための運動を行うべきだと私はアドバイスしています。)

 

 

 

 

グランアレグロを見てみましょう。

一番運動量の多い、この最後の部分のエクササイズです。
でも、大体の場合、待ち時間が一番多いのもこの部分です。

 

 

スタジオのサイズにも、アンシェヌマンにもよりますが、
3人ずつ、などで行う場合、アンシェヌマン自体は30秒以下ないのに、待ち時間は2-3分。
つまり心肺機能だけに焦点をおくと、体がクールダウンしてきています

 

 

そしてベテランダンサーを見てみると、

その間にもう既にストレッチをしていたりしますよね。

 

 

 

また、レッスンの一番最後にポーデブラなど、

クールダウン用のアンシェヌマンを組んでいるお教室もあります。

 

だからやたら長くなくっていいんです。

(だけどこの短いステップを通るだけで体が感謝してくれます!)

 

 

 

 

 

ちびっ子クラスの場合、集中して踊っていられる時間が短いので、

大体クラスはストレッチで終わるケースが多いと思います。

だから彼らはクールダウンを考えなくても大丈夫。

 

 

 

 

中学生くらいになってくると、クールダウンをレッスンに行う、

と言う指導をしてあげる必要があります。

教えてあげないとピルエットが出来ないのと同じで、

クールダウン、ウォームアップも指導する必要があります。

 

 

 これらの年齢になると、レッスンの時間が遅くなるので

一刻も早くおうちに帰りたい生徒が出てきます。

また、クラスによってはその後、居残り自主練をする子も出てきます。

ですから、ここらへんは生徒に合わせて行ってください。

 

 

 ウォームアップとクールダウンの必要性に対して書いた資料をスタジオにおいておく

スタジオに入会時に目を通してもらう、というのもいいかもしれません。

スマートフォン大好き学生たちにはPDFファイルで携帯に入れておいて!というのも可。

または、DLSを教えてあげましょう笑

 

 

 

 

もしリハーサルでいっぱい踊った後、時間が来たから終了!となった場合、

少し長めのクールダウンが必要ですが、

 

リハでたくさん踊るようなレベルになった場合、

そんなことを言われなくても自分で出来なければいけません。

プロとして舞台に立つ以上、プロ並みに体のケアをするべき!

 

と言うのはもう何度もお話していますよね。

 

 

 

自分の仕事へ責任を持つ。

自分の体が資本のダンサーがセルフケアをしないのは、

仕事をまじめに見ていない証拠だと思います。

 

 

 つまり、芸術に対しても、観客に対しても失礼です。

 

 

 

 

大人バレリーナさんの場合、忙しい毎日をぬってレッスンに来てくださっている事が殆どです。

ですから、レッスン内にクールダウンとストレッチを取り込んであげる、そんな心の配慮も必要かもしれません。

 

 

もしそこで「先生、私もっと踊りたいんです!」と言われたら、

「踊るためには踊れる体を持っておく必要がありますよ」と教えてあげてください。

そして

「100%集中して踊っていたら1時間半のレッスンだけでへとへとなはずですから、どうしてでしょうか?」

と考える必要もありますね。

 

 

量より質。

特に私たち、ケガからそんなに早く復帰しません・・・

 

 

 

 

ちなみに教師として教えた後のクールダウンも大切です。
もし次の日に疲れがたまっているようならば、「active rest」つまりあえて教えの後に自分で動くことによって心肺機能を上げ、

老廃物質を流してあげる必要があります。

 

 

教師の場合、ウォームアップしても難しい部分が出てきます。

なぜならレベルによって踊ったり、動いたり、口で指導するだけだったり・・・と色々だし、

ぶっ続けで3,4クラス教え、何てことも。

なので確かにウォームアップも大切ですが、クールダウンに力を注ぐと疲れが取れます。

 

 

また、おうちに一日のストレスを持ち帰らないためにも10分くらい自分の時間を作ってあげましょう。

前の記事にも書きましたが、難しいことはしなくてもOK.

 

 

床にぺたっと座って行うストレッチではなく、ダイナミックストレッチ、

アクティブレスト、など動きながらクールダウンしましょうね。

 

 

何していいのかわからない!と言う人は

簡単なセンターでのポーデブラエクササイズでも、その場足踏みやらルルベなどでも大丈夫。

 

 

但し!ダンサーのウォームアップはしっかりしていなければいけません!

なぜか?それはいきなり完璧ターンアウトでクラスを始める人が多いんですよね。

確かに、プリエとかタンジュってウォームアップだけれど、ターンアウトの筋肉たちをいきなり使う。

(ちなみに私のセミナーではターンアウトも徐々に角度を増やしていきます。)

 

だから、ウォームアップの時間は長くて、クールダウンはこんな感じだと私は考えるのです。

 

 

 

Happy Dancing!

ai

 


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