コアマッスルについて勉強しようの会 第三回 骨盤底筋群


 

コア3

コアマッスルについて勉強しようの会も第三回目に参りました。

今日の主役は骨盤底筋群、ペルビックフロアーと呼ばれる筋肉です。

これも細かく見るといくつかに分かれていますが、

そんなこと、ダンサーでは知っておく必要がないのでここでは省略します。

この筋肉は3つのコアマッスルの中で説明するのが一番難しいものです。

というのは目に見えないから。

他の2つもかなり深いところにある筋肉ですから見えづらいのですが、

骨盤底筋群だけは本当に見えません

この筋肉を使っている時にウエストの形が変わる、というのが見える事があるのですが、それはある程度細方の体型と、素晴らしく鋭い観察眼が必要です。

特に踊っている時、衣装を着けていると分かりませんね。

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私たち体のプロも、本当にこの筋肉がしっかり働いているかを正しく診断するには超音波器でチェックします。

骨盤を上から見たところ。中心部に見える筋肉のついている部分が仙骨

骨盤を上から見たところ。中心部に見える筋肉のついている部分が仙骨

この筋肉、骨盤の中にある筋肉です。

私が生徒に説明する時は骨盤をお椀、またはバケツのようなものだと考えた時、

この筋肉はソコの役目をしてくれる、と言います。

昔から、骨盤底筋群は失禁を防いだり、骨盤のゆがみを整えるために必要だ、と言われてきました。

それはこの筋肉の位置から見れば良くわかりますね。

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バケツの底が強くなければ、水を運べないように、

骨盤の底がしっかりしていないと、内臓をしっかり運べませんし、骨盤の形が崩れてきます。

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骨盤は一つの骨ではない、という事はすでに勉強してきましたが、少しだけおさらい。

骨盤は2枚の骨盤の骨(寛骨・かんこつ)と仙骨でできています。

つまり3つ関節があると考えられますね。

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1)右の寛骨と仙骨がぶつかるところ

2)左の寛骨と仙骨がぶつかるところ

3)左右の寛骨が結びつく所(恥骨結合)

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骨盤底筋群はこれらの骨を繋げている筋肉だ、ともいえますから、

この筋肉が弱くなったり、バランスが悪くなると骨盤の形に影響してくる、というのがお分かりになりましたでしょうか?

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ちなみにダンサーに見られる、アラベスクの時に片方の腰が痛くなる、だとか、片方の脚が素晴らしく上がりやすい、

なんていうのはこの関節のずれから来ていることが多く見られます。

(そして個別BodyCheckではこのようなズレや体の癖をチェックし、エクササイズプランをご提供します。)

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柔軟性ではなくてコアマッスルがしっかりしていない!ということ。

つまり、噂その7:コアマッスルを鍛えれば骨盤のゆがみが軽くなる、というのもここから来ています。

そう、この噂、本当です。

解剖学的に見た場合、素晴らしさはそこで終わりません。

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腹筋群や脊柱起立筋、内転筋群など、

ダンサーに必要不可欠な筋肉群は骨盤から、そしてこの骨盤底筋群から始まる筋肉たちなのです。

つまり、この土台となる筋肉群がしっかりしていると、内モモが使え(内転筋)(どうして内モモが必要だって?それはセミナーでお話ししますね)、

背骨がしっかりし(脊柱起立筋)、腹筋も強く使える、という事です。

骨盤のプレースメントがしっかりしていると背骨のアーチや肋骨のプレースメントがうまくいく、

というのはもう何度も繰り返してお話ししていますが、

筋肉の面でいっても骨盤は非常に重要です。

ボディコンディショニングをしているときは、これに注意しましょうね。(コンディショニングについてはこちらから)

(読者の方の感想に骨盤大好きです!というのがありました。その通り!)

素晴らしい筋肉ですが、分かりづらい。

それがコアマッスルの特徴とも言えるでしょう。

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明日は多裂筋と体幹についての噂を勉強していきましょう。

Happy Dancing!

ai


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  • コアマッスルについて勉強しようの会 第三回 骨盤底筋群”へのコメント

    • February 27, 2014 at 2:59 am

      筋膜治療というかなりマニアックな治療をする先生にお世話になっていた時、「肛門のあたりに針を打つと良いのですがね~なかなか打たせてもらえなくて~若い人には言いにくいのですが!!」と。直したい気持ちにお答えして針を打っていただいたことがあります!それとは別件ですが、筋肉なのか知りませんが、恥骨結合のあたりに刺激を与えると、骨盤底の筋肉が内臓を持ち上げてくれるような感触は解剖学的に何が起こっているのでしょうか?指導する時、「内臓をコンパクトに!」という言葉を時々使うのですが、イメージだけで具体的な根拠を知りません。イメージだけで骨盤底筋群は働くものなのでしょうか?

      Reply
      • February 27, 2014 at 9:47 am

        おはようございます。腹横筋は恥骨結合にも付着していますし、恥骨結合を押す、という行為が骨盤底筋群を持ち上げる、という事にダイレクトにつながっている事はありません。というのは超音波器で見る場合での科学的なリフト、という事であって、その行為が骨盤底筋群を使わなきゃ!というキューになる可能性はあります。「内臓をコンパクトに!」という言葉はとてもいいですね。しかし、生徒の中には内臓、というと胃の辺りを考える子もいますから、私は骨盤をコンパクトに、又は下腹部を、という言い方をすることもあります。(年齢や頭のよさにもよりますが)。全ての筋肉、そして体の動き方とイメージトレーニングは非常に大きく結びついています。時によってはしっかりとしたイメージの方が、集中していないクラスよりも効果があることもあります。

        Reply

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