ダンサーダイエット論。


2バレエ

 

年末公演も近づき、リハーサルも一段と厳しくなってきました。

公演まであと6週間となると気になるのが・・・

 

体重。

体型。

 

今日はそんな体重に悩んでいるダンサーへのアドバイスです。

解剖学的に見た、細いからだの理由というのはもう既に書いてあります。

どうしてダンサーは細くないといけないのか?

という基本的なことはそちらを読んで下さい。

 

今日のテーマはそこではありません。

 

 

 

「ダンサー」の体重に関する「考え方」についてのアドバイスです。

 

その背景に、私の仕事柄「やせたい!」という想いにとりつかれたダンサーをたくさん見てきている、と言うのがあります。

私自体も様々なダイエット法を試してきました。

その中でダイエット=メンタルな部分が90%だ、という事を感じます。

 

いくら有能なトレーナーがついていようが、栄養管理をしてくれる人がいようが。

最終的に行動するのはあなた自体なんですから。

 

 

アドバイスその1 短期戦より長期戦を考えろ!

この舞台、あなたの命が懸かっていますか?

もちろん!?

・・・

本当に?

 

そんな勢いで減量をするダンサーをたくさん見てきました。

そして舞台が終わると凄い勢いで食べるのです。

そして「ダイエットは明日から」

 

あなたのゴールは何でしたっけ?

ダンサーになること.

 

そうだったら、毎日公演が続くとき、何も食べなくていいんですか?

ガス欠で100%の踊りが出来ない、という事は観客の皆さんに失礼です。

それだったら最初から舞台に立つべきではないのでは?

 

長期に渡って踊れるからだ。

それがゴールでしょう?

 

 

アドバイスその2 舞台に立つのが目的!

 

舞台に立つのが目的だとすれば、怪我をして踊れない、と言うのは「失敗」となりますね。

ケガを修復してくれるのは、正しいリハビリでもなく、手術でもなく、体の修復機能です。

 

リハビリ、トレーニング、手術、と言うものはその修復機能をサポートするためのもの。

なので結局舞台で使える体を作るためには修復機能が働いていないといけないんです。

 

だとしたら。

体に取り入れるものに十分気をつける必要がありますよね?

 

長期続くリハーサルで踊れる体をキープするためにも。

今ある痛みやケガを出来る限り早く直すにも。

 

しっかりと栄養素を取ってください。

何が必要か?と言うのは人によって違いますが、

私個人の考えでは出来る限り自然なものを食べること、だと思います。

 

筋肉繊維って大昔と比べてもあまり変化はありません。

体の中身が昔と変わらないのならば、

「中身が必要なもの」も昔と変わらないはず。

と言うのが私の考えです。

 

 

 

アドバイスその3 今できることはナンなのか?真剣に考えてみよう。

 

今できることは本当に無理なダイエットをすること?

それとも・・・

舞台も近いし、体力もつけておきたいから水泳やランニング!

なのかな?

 

衣装に入らないから何も食べない・・・

なのかな?

それとも

ウエスト周りが強い、と言うのはダンスにも必要不可欠なパートだからプランクやエクササイズを行う!

なのかな?

 

どうせ何かをやるのならば一石二鳥なことをしましょうよ。

食べないで、体力が落ちて、そして怪我も治らない・・・

だったらもっともっと努力しなきゃいけないじゃないですか。

 

だったら

体力をつけて、ケガのリハビリをしつつ、たくさん動いたし、筋肉も引き締まったらやせて見えちゃった!

のほうがよくないですか?

 

 

おまけ 本当にスリムダウンする必要がある人&へんなダイエットに踊らされてしまう人たちへ。

 

ダンサーは無理なダイエットが好きだ、とか

ダンサーの細い、は普通の人の細い、とは違う

などといいますが、

本当にスリムダウンする必要がある人が存在する、と言うのも事実です。

悲しいけれど、事実です。

 

この記事で書いたように、体が強くないとき、重い体で動けば関節に負担がかかります。

ケガをする原因になります。

また、関節の可動域を十分に使うことが出来なくなります。

 

 

 

特にリハーサルのスケジュールが忙しくなってくると、踊る量が増えますよね?

という事は、毎回ジャンプの着地のたびに関節を痛めていることになります。

 

 

将来、踊っていくためにも。

そして将来おばあちゃんになった時に体が痛くて動けなくならないためにも。

このような負担は出来る限り無くしたいものです。

 

 

 

体をケアするという事のひとつに、

 

体が必要とする栄養素を取り入れてあげる。

体が一番動き易い環境に作り上げる。

 

というのが入っていますよ。

 

流行のダイエット法、というのも。

良く考えてみたら、本当に効果があったら流行らないんです。

スタンダードになるから。

皆がそれを試して、上手く行くから次の流行は生まれず。

 

なのに流行り廃りがあるって事は多分上手く行かないんですよね?

 

 

 

自分の体を尊敬してあげてください。

 

あなたの大好きな人が遊びに来たとき、ジャンクフードを食卓に出さないでしょう?

おかあさんが病気のときに、夜更かしさせたり、こき使わないでしょう?

怪我している友達に、重い荷物を持たせないでしょう?

 

 

あなたの体は、あなたのパートナーです。

一生ついていくパートナー。

大事にしてあげてください。

 

今回の文章を音声で聞きたい人はこちらから


Youtubeにもありますよ!

 

Happy Dancing!

ai


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