どうしても食べることが辞められないダンサーへ マインドセットのアドバイス

[`yahoo_users` not found]

どうしても食べることが辞められないダンサーへ

ダイエットについての相談がありました。

メールでは初めてですが、
バレエ学校ではよくある相談です。

 

良くある質問だし、こういう記事を希望してくれる人も多かったのだけれど

今までずっと書くのがイヤでした。

 

 

自分の過去と向き合わなければいけないから。

考えただけで胃がキューっとなります。

踊りをやめて8年経っている今でも。

 

 

私が踊っていたときも、とても悩まされました。

太り過ぎ、と言われた事なんて数えられないほどあります。

太り過ぎだからこの役はやらせない、と言われた事もあります。

 

食べだしたら止まらなくって、

っていうのも、

お腹いっぱいなのに心が満たされないで食べ続けた事もあります。

 

今まで本気でダイエットしたことがない人には分からない辛さ。

自分が自分でないような感覚。

イライラしたり、執着したり、

絶対体に悪いっていう事も全て経験してきた。

 

 

だから良く分かるんです。
頑張っているのに体重が落ちない。

とか

食べ物ばかりに執着してしまう
とかという気持ち。

 

 

だけどね、
今、ダンサーという仕事を外部から見ている側として

そして体をもっと深く勉強してから

気づいたことがたくさんあります。

 

 

私の「頑張っていた」つもり、って全然足りなかったってこと。
そしてメンタリティーが完全に間違っていたって事。

 

 

バレエを知らない人からレッスンの注意をされると腹が立つでしょう?笑

それと一緒で、バレエダイエットをしたことがない人に

「体にいいのは・・・」

なんて語られたら殴りたくなるじゃない?(人間、お腹がすいていると凶暴になるのです・・・)

 

だから今日の記事は、栄養学が、とか解剖学がとかでなくって、
ダンサーの先輩から、ってことで書きますね。

 

 

どうしてダンサーが痩せているほうがいいのか?
という記事はこちら
ダンサーのダイエット論って言うのはこちら

 

 

理論的なこと、理屈的なことは上の2つの記事で書いたので
今日は飛ばします。

 

ダイエットって時々、理屈とか理論を知っていてもどうしようも出来ない事があるでしょう?

普通の人がいう「スタイルいいじゃない!」「十分細いよ!」

っていう綺麗事なんて無視していきます

 

 

アドバイスその1
自分を尊敬してあげよう。

これね、奥深いんですよ。
「今日はこれだけ頑張ったからご褒美にチョコレート」
って考えたことない人、いないでしょう。
自分に甘い、って表現される行動。

 

 

子供がいる人なら知っていると思うし、
子供を教えている人は知っていると思う。

 

甘やかすのって、本当は楽。
厳しくしつけ、
周りから変な目で見られても、
子供の将来を考えた結果、正しい事を教えなければいけない。

 

嫌われるかもしれないし、

いやみを言われるかもしれないけれど、

全てはgreater goodのために。

 

これが愛情なんですよね。

 

そしてその子の将来を信じているから。
もっと出来るって信じているから。

 

もし、自分を「甘やかして」しまうのだったら、

それはあなたの将来を本気で信じてあげていないんじゃないの?

 

そして自分の将来を信じてあげることが出来なかったら、
他の人を信じさせることは出来ない。
つまりオーディションなどで説得力がない。

 

 

もし、夢が
ダンサーになること
だったら。

 

そしてその夢を心から信じ、応援し、日々の努力を尊敬しているのならば
ご褒美=食べ物
という構図は生まれないはず。

 

頑張ったね、さあ、今までの頑張りを崩すようなことをしましょう!
ってだれも言わないでしょう?

 

でも
ご褒美=バレエの講習会・新しいトウシューズ・バレエのチケット
ここらへんは分かる。

 

だって
夢に向かって頑張ったね!
ご褒美にプロダンサーの世界を垣間見せてあげる!
っていうことだから。

 

本当にダンサーになりたいの?
そしてその信念は本当に強いの?

 

 

オーディションでことごとく落とされるかもしれない。
とっても忙しいスケジュールで踊り続けないといけないかもしれない。
頑張ったのに認められなくていい役がもらえないかもしれない。
怪我をしていても踊り続けないといけないかもしれない。

 

 

そんな世界が待っている中で、
食べ物に信念が揺らいでしまったら、
厳しいダンサーの道を歩んでいくことはできないんではないの?

 

 

そしてそんな厳しい世界で自分を信じてあげられなかったら
誰が信じてくれるの?

 

自分の応援団長は自分自身です。

 

アドバイスその2 運動量を見直してみよう

エクササイズのクラスをたくさん教えていると、
こんな考えにぶつかります

私頑張っています!

これ以上できない・・・

 

自分が思ったよりも体って動けるんです。

 

ただ、脳みそが止めてしまっているケースが多い。

 

 

私がフィットネスを教えるとき、
あえて大変なことをさせます。

 

体は震えくるし、
泣きたくもなってくる。
ただ、それが終わったとき、「あ、出来た!」

っていう自信になるの。

 

そして次に苦しい状況に対面した時、

あの時出来たから今回も出来る!

ってつなげてほしいから。

 

 

ダイエット中、運動しているのに。
とか
これ以上時間が見つからない
とか
思うかもしれないけれど、

 

それは言い訳にしか過ぎない

 

作れる時間が短ければ、もっともっと負荷をかけて行えばいい。

正しい事をすれば近道だって何度もブログで話しているね。

 

たっぷり運動している、って思っているときは

もう一度、胸に手をあてて考えてみて。

 

あさ10時からレッスン、リハーサルが続き、夜に公演。
これを毎日繰り返す生活。
これをこなしているのがダンサー。
だったら、今の運動量でOKな事はありますか?

 

もし週に6日、毎日2クラス受けていたとしましょう。
それってウチの学校の12歳レベルです。

もし週に6日、毎日4クラス受けていたとしましょう。
これはウチの学校のコールドレベルです。

週に6日、毎日5クラス以上、そしてリハーサル。
これがいい役に選ばれた子達の生活です。

 

 

元々上手なのに、もっと練習する。

だからもっと差が開いてしまうのね。

 

確かに普通の学校に通っていたらこんな時間を探すのは大変かもしれない。
だけど、「大変」は「不可能」ではありません。

 

私は毎週40-50時間働いています。
大変よ。

だけど不可能ではない。

 

そして、まだ死んでない笑

ってことはまだ出来る。

 

効率よくクラスを受ける方法は
前に書いたのでそれも参考にして、レッスン量を増やしてください。

 

 

アドバイス その3 自分と本気で向き合ってみて。

 

こういうこと、本当は自分で分かっているでしょう。
よーく心の中をのぞいてみると
甘いな、
って分かるし
まだまだ出来るな、
って分かると思う。

 

自分に嘘をつくともっともっと辛くなるよ?

「ダメだって分かってたのに食べちゃった・・・」

という事に悲しんでいるだけじゃ、

 

ピルエットできなかった・・・

って悲しむだけになっちゃう。

 

ピルエット分析っていう記事に書いたように、

出来なかったら、

「何がいけなかったのか?」

を考える必要があります。

 

これはダイエットも同じ。

 

違う結果が欲しかったら、違うことを試さなきゃ!

って記事にも書いた考えも使ってね。

 

いつも食べちゃダメだーって思って失敗していたならば、

自分の運動量を書き出してみて、

自分の一日の生活を書き出してみて、

どこに改善の余地があるのか探してみたら?

 

そして、そこからプランを立てていきましょうよ。

 

自己嫌悪に陥ったダンサーは美しくありません。

自分でも知っているでしょ?

 

最後に

食べ物に集中している時間を、
レッスンの注意に集中させたり、
美しいものを見て、観察眼を作ったり、
体の勉強に使ったら。
もっと素敵なダンサーになれると思う。

 

 

まずはマインドセットをシフトさせてみませんか?

いつもは出来ない、っていうところをやってみる。

いつもはここまで、っていうところをもう一踏ん張りしてみる。

 

 

このテーマは一人では出来ないので、
次は両親の立場で同じトピックを見ていきます。

摂食障害は大きな壁になりますし、

ダイエットほど家族のサポートが必要なエリアはありませんから・・・

 

 

Happy Dancing!

ai

[`yahoo_users` not found]

  • 大好評発売中!

  • どうしても食べることが辞められないダンサーへ マインドセットのアドバイス”へのコメント

    • June 20, 2017 at 5:08 pm

      初めまして。
      いつも沢山の記事に共感し、熟読させて頂いておりますが初めてのコメントです。
      私自身はもう大人で、ダンサーであり指導者でもある身なのですが‥‥
      今回のダンサーのダイエット記事は、深く心に刺さりました。
      何だか泣けてきます。
      私も幾度となく、これだけ動いたから少しくらい多く食べても大丈夫!と思って食べて後悔するなんて生活の繰り返しを経験してきました。。
      あの頃誰かがaiさんみたいに、頑張ったから講習会のご褒美!とか、公演のご褒美!
      なんて言ってくれる人がいたら幸せだったなぁと思ってしまいます 笑

      自分の生徒達の甘さ、ひしひしと感じます。
      でもそれはもっと出来ると思っているから、、
      愛情を持って接し、私自身もダンサーとしても更に精進しようと思える記事でした。
      今後の更新も楽しみにしております。
      是非次回東京で行われる際にはセミナーにも参加してみたいです(^^)

      Reply
      • June 21, 2017 at 11:02 am

        ご連絡ありがとうございました。
        過去の栄光!なんてことでは全くないのですが、私の経験やケガなどをお話することで、皆に勇気だったり、安心だったりをお伝えできたら嬉しいです。
        ぜひいつかDLSセミナーに遊びに来てくださいね。同じような志をもった、生徒を愛する先生方がいっぱい集まっているセミナーです。

        Reply

    コメントはお気軽にどうぞ

    メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
    また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

    内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。