ダイエット中ダンサーをサポートする方法


ダイエット中ダンサーをサポートする方法

 

 

 

私の母にこのトピックについて書いてもらうべきだなって思いました。

毎日、高校3年間。

毎日私の母は私のお弁当のカロリー計算をしてくれていました。

 

隠れてコアラのマーチを食べているのを知っているのに、
お米はこれぐらい。
野菜はこれぐらい。

 

ってすごく忠実に毎日。

 

 

お夕飯もそうやって、レッスンの前に作ってくれました。
夜6時を過ぎたら食べたらダメって聞いたから。

 

 

ダンサーをサポートする親ほど大変な親仕事はないのでは?
あまりにも体重について言い過ぎて、
摂食障害になっても困るし、
ただでさえ、反抗期な上にお腹がすいた中高校生は怖いのです。

 

 

でも、そのサポートがないと日本でダンスを続けていくのは大変です。

 

 

健康的に食事をし、
ダンサーになるだけのエクササイズを続けていると、
太ることはありません。

 

体は嘘をつかないからです。

嘘をつくのは人間です。

 

レッスンに100%集中していないのかもしれないし、

学校帰りに何か食べているのかもしれない。

ダイエットは明日から、って言うのは人間で、

体ではありません。

 

 

時々やけに細いダンサーを好むオールドファッションな先生がいることは確かです。
最近のダンスワールドでは、細い体よりも、
筋肉が付き、強くしなやかな体を求められます。

ローザンヌ国際コンクールでも、医療チェックが入ります。

 

ここで言っているのは、細すぎるダンサーを応援する、

という事ではなく、

踊れる体を作る、という事です。

 

 

この前の記事に書いたように、
私はこのエリアのプロではありません。

 

ただ、自分が通ってきた道だから分かること、
バレエ学校でたくさんの両親、生徒を見てきたところからのアドバイスだと思ってください。

 

 

1) ご褒美を食べ物と結び付けない

残念ながら、私達の生活は報酬=食べ物という式が成り立っています。

確かに戦後、食べ物があまりなかったときに

贅沢をするというのはご褒美だったのでしょうが、

現在にその考えは必要ないのではないか?と思います。

 

注射で泣かなかったから飴あげる。
から始まって、私達の考えは食べ物に固着しすぎていると思う。

 

ダンサーの報酬はそこにあっては困ります。

食べるものは体を作るもの。
つまり、体にいいものはたくさん食べなければいけない。

 

そう、「食べなければいけない」
っていう仕事なんです。
これはセルフケアの一部。

 

マッサージをしたり、ストレッチをしたり、
エクササイズをしたりすることが
ケガを予防するように、
体にいいものを食べることは
疲労回復、
筋繊維回復
エネルギーを作る
ことに繋がります。

 

だからこそ、ご家族での報酬は
一緒にバレエを見に行こう
とか
講習会に参加させてあげよう
とか
またはダンスと全く関係なく
新しい洋服を買ってあげよう
とかだと、よりサポートになるのではないでしょうか?

 

より深く考えると、
報酬=物
ということだって変なのですが。

10代の子達に心の平和が報酬ですって言っても聞いてくれないと思うので。

どうせにんじんをぶら下げて走らせるのならば
チョコレートでなく、にんじんにしてください笑

 

 

2) 食べ物のことに執着しすぎない

これはだめ、あれはダメ。
これを反抗期にやったらもちろんダメです。
ダメって言われたらやりたくなっちゃうお年頃だから。

ダイエットを考えるとき
確かに70%は食べるもので30%は運動だといわれることがあります。

ただ、100%メンタルで、自分で行わないと意味がない、
って言うところが忘れがち。

 

ダイエットとか、テクニックとか狭い視野ではなく、
大きな将来計画を話し合うのは効果があるケースがあります。

体重を減らすためにダイエットしなければいけない。
という考え方ではなく、
将来のゴールはこれ。
今必要なのはこれ。
その一部に体型維持と体力維持。

と考えたほうが身にしみることもあります。

 

このとき、お金の話も一緒にしてあげてください。
ダンサーの仕事のひとつとして、
というか社会人として。
お金の管理は大切です。

時間を無駄にしない、と考えてもらうきっかけの一部に
お金の話も盛り込んでください。

 

自立を促すためですが、

時々、与えられすぎるダンサーは危機感がない事があります。

「どーにかなるだろう」

って思っているのです。

 

これは努力して、努力して、後の結果は天に任せる

というのとは違います。

何もしていないのに、

今まで与えてもらってきたから今度も大丈夫だろう、

っていう甘さです。

 

そしてこの甘さがダンサーの命取りになるところは毎年見てきています。

「本気を出せばやせられる」

って思っている子は多いのです。

でもチャンスはどこに落ちているのか分かりませんでしょ?

 

 

3) 第三者にサポートを求める

こりゃ無理だ、って思ったら第三者にサポートを求めてください。
両親のいう事なんて聞いてくれない年齢です。
バレエの先生も、もし昔から習っている先生であれば反抗します。
だからこそ、本当に違う人から言われたほうが心に残ることがあります。
残念ですが。

食べ物への執着、
体への執着は非常に危険です。
道を外れそうだ、って思ったら
プロに相談することをお勧めします。
(私はこのエリアのプロではないです!相談しないでね!)

 

 

 

もし、今通っているバレエスタジオの先生があまりにも無謀なダイエットを提唱するのならば、

早く辞めてしまったほうが賢明です。
確かに。
ダンサーの仕事はディレクターに求められることを行う。
たとえそれが不健康でも、仕事は仕事です。
ただ、ダンス教師の仕事はそのような要求に耐えられるダンサーを育てることであって、
不健康なダンサーを世の中に送り出すことではありません。

どこまでがラインなのか?分からない時は

講習会など、他のスタジオのダンサーが集まるところに行ってみましょう。

DLSでは冬期バレエ講習会全てのクラスが見学できるようになっています。

同じスタジオの、発表会。

で見てきた踊りではなく、

同じような夢をみて努力しているダンサーたちに囲まれて踊っているとき。

親として分かるはずです。

 

私の子は努力している。

または

私の子は努力が足りない。

と。

 

最後に。

バレエダンサーとは15歳でインタビュー、留学、一人暮らし。

17歳でプロとして生活をする

というのが普通に行われている特殊な世界です。

 

その世界にいなければ分からないのは当たり前。

ダメな親なんだーって思わずに、一緒に勉強していきましょう。

 

2015年のDLSオフ会ではダンス留学にスポットをおいた無料トークショーを行いました。

今後もこのようなイベントを企画しています。

お楽しみに。

 

 

 


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