ダンサーのケガ お医者さんとの向き合い方

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お医者さんとの向き合い方

この前、バレエ学校の中間試験が終わりました。

 

ご存知のように、私の働いている学校は、

小さい子達は習い事のようにバレエに通い(イブニングスクール)

12歳くらいから本格的にプロを目指す子達が2グループ(ハーフディプログラム)

 

そして日本で考えられているバレエ留学の王道で、

毎日踊り続けるのが14,15歳以上の子達(フルタイム)

 

と分かれています。

今回試験があったのはハーフディプログラムから上。

 

今年は体作りによりいっそう力を入れているのでケガが少ない試験となりましたが、

それでもあるのが病気・レッスン外の怪我。

 

今年の初めから

魚の目が炎症を起こし、靴も履けないくらい腫れ上がった生徒。

急性盲腸!

試験直前にマメの炎症を放っておいて、骨まで感染している疑いがあった生徒。

 

とまぁ、ある意味こうなっちゃったらどうしようもないケガ・病気がありました。

 

盲腸の生徒に予防だとか、筋トレだとか言ってもどうしようもないように、

また魚の目が腫れ上がった子にトウシューズの履き方を話しても仕方がないように。

 

病院にいかなければいけない、

除去手術をしなければいけない場合、

私達ダンサーはどうすればいいでしょうか?

 

 

上のケースで分かるように、

最初に魚の目が出来た時点で、

マメが潰れた時点で。

どうにかすればいいんですが、

 

練習を休みたくないんだー!

というダンサーだったり、

 

今まで普通にマメなんて治っていたから。

って甘く見ていた生徒がいるわけで。

 

でもその気持ち、分かるでしょう?

マメが潰れるなんて日常茶飯事だし。

 

 

今日はそのような病院に行かなきゃ行けないときに

何に気をつけたらいいのか?

を考えてみました。

 

 

 

除去して治るなら、除去しよう!!

 

笑える?

でもね、手術をヤケに怖がるダンサーって多いんですよ。

特に足先だと。

 

これは三角骨除去とは違うレベルの話なんだから

使い方を直したら感染がストップするか?といったらしないよね。

 

私も三角骨除去手術が失敗し、神経が死んでしまった生徒のリハビリをしている途中だから、

その気持ちはとっても分かるんだけど!

 

虫歯をほうっておかないのと同じように、

盲腸はほうっておきません。

腫れ上がった指先はどうにかしなければいけません!

 

 

 

 

他の方法があるのか?を聞いておこう!

 

ケガや病気によっては他の方法がある場合があります。

それも聞いておきたいね。

 

例えば、魚の目の子は、

クリームを塗ってそのあたりの皮膚を柔らかくする

それとも切り取ってしまう

なんてオプションがありました。

 

もちろん腫れをコントロールする抗生物質をとりながら。

 

そのときに、どっちのほうが早く復帰が出来るのか?

も聞いておきたいところです。

 

クリームは手術しないし安いけれど、時間がかかる?

手術はそのあと動けなくなるけど、早く直る?

知っておきたいよね。

 

バレエを知らないお医者さんでも、

テニスみたいに長時間動き、ジャンプがあるんです!

とか、

毎日足を使ったトレーニングがあります。

とかって説明をしてみよう。

 

理解してくれない!!

と嘆かず、コミュニケーションが大切です。

 

そこで説明してくれるようなお医者さんが安心なわけで、

聞いてくれない、とか対応がイマイチだったら、セカンドオピニオンも欲しいかもね

(まー盲腸の場合はそんな暇ないですが・・・)

 

 

 

リカバリータイムをしっかり聞こう!

 

どんな手術にも、目安となるリカバリータイムがあります。

例えば骨折は6-8週間とか。

除去手術の場合、皮膚がしっかりとくっつく時間、というのを聞いておきましょう。

そしてそれまでの間は無理をしないこと。

 

また、4週間で治るよ、といわれた場合、

激しい運動がOKなのか、

普通の生活がOKなのかを聞いたほうがいいですね。

 

リカバリータイムは人それぞれだから、

定期的にお医者さんに進行を確認してもらうのも手かもしれません。

ケガの直りの早さは人それぞれ。

 

 

ケガのエリアを休める=レッスンが出来ないではないですよ?

 

例えば、盲腸の場合。

術後お腹をたくさん動かすことは出来ないけれど、

 

足、脚を鍛えることは出来ますよね。

また、上半身や首の動きを確認することも可能。

 

魚の目、マメなど足先のみの場合、

それ以外だったらなーんでも出来るわけよ!!

 

確かに100%レッスンは受けられないかもしれないけれど、

出来ることはたくさんあります。

 

フィットボールに座ってバーレッスンの上半身だけ行う。

フロアでバーレッスン全て行う。

プランク攻略本や、ヨガを続ける。

フロアエクササイズたちを行う。

他の子たちの注意を全て書きだし、分析してみる・・・

 

ここらへんは、捻挫だったり、慢性のケガだったりでも同じことが出来ます。

ダンサーのリハビリって事ね。

 

怪我しているとき、リカバリーのときって

上手になるチャンスです。

 

自分を客観的に見直し、

注意をしっかりと体に落とし込み、

体調が良くなってレッスンに戻れるようになったら、

周りが驚くぐらい強い体を作ってしまいましょう。

 

 

 

 

最後に。

お医者さんとコミュニケーションをとる、というのも練習して欲しいところです。

海外にいったら、このような事を第二ヶ国語で行わなければいけなくって、

そしてそれを自分の先生やディレクターに伝えないといけないんだから。

 

母国語で出来なかったら困るでしょう?

ツアー中、どこでもバレエ専門医がいるとは限りませんからね。

 

 

また、先生達はパニックにならないこと!!

診断や、アドバイスは私達の仕事ではありません。

(私も整形外科系、皮膚疾患など全くタッチしません)

 

専門家にそのようなエリアは任せてくださいね。

 

ただ、バレエ教師の専門は、レッスンを教えることだから、

怪我した生徒達をどのようにレッスンに「参加」させるか?

は腕の見せ所ですよー

座って見学だけではなく、色々出来ることはあるんですから。

 

 

 

Happy Dancing!

ai

 

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