フリーランスダンサーとしての生活:相馬 奈穂子

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フリーランスダンサー、という言葉を聞いたことがありますか?

フリーランス、と辞書で引くと特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの才覚や技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人、と出てきますから、

ダンサーでいうとカンパニーや団体に所属していないダンサー、という事になりますね。

今日は、フリーランスダンサーとして活躍、そして先日、初自主、ソロ公演の成功を収めた相馬奈穂子さんにインタビューしてみました。

バレエ学校を卒業し、将来に悩んでいる人たちはもちろん、独立したいダンサーの皆さんのインスピレーションになること間違いなしです。

 

簡単に自己紹介をお願いします。

相馬奈穂子 6歳よりバレエを習い始める。中学生のころのバレエ教室で初めて解剖学の説明を取り入れたレッスンを受けるようになりました。naophoto

 

今は何をしていますか?

一番一言で答えられない質問です(笑)

まず、踊りに関しては、クラシックバレエだけでなく、他ジャンル(コンテンポラリー、キャラクターダンス、ジャズなど)にも取り組み、自分自身で作品を作る創作活動が多いかも知れません。

ちょっと強引ではありますが箇条書きにすると

・バレエ、ダンス指導

・作品づくり

・即興パフォーマンス

・他ジャンルのアーティストさん(音楽や、絵画、役者など)とのコラボレーション公演

・デッサンモデルの仕事※月1~2日程度

・雑貨店でのアルバイト

 

どこでトレーニング、踊っていましたか?

6歳~高校生まで、街のバレエ教室を転々と。

その後19~21歳、オーストラリアン・コンセルバトワール・オブ・バレエ(旧CWDC)で2年半学びました。

 

一日のスケジュールを教えて下さい。

あまりにも様々です。※週3~5日クラス指導。自分の練習時間も様々で、公演が近いと増えます。合間に他の仕事をしています。

 

naophoto3フリーランスダンサーの生活は思ったとおりですか?良かったこと、悪かったことを教えて下さい。

特にこういうものだろうという心構えはありませんでした。

私はバレエ団に所属したり、今まで事務所に籍を置いた経験などもないので、自分はバレリーナですと言ったこともないですし、ダンサーですというのですら戸惑うこともあります。

‘何ダンサー’というジャンルを言えないからでしょうね。

契約ということをしていない為、どこまで生徒でどこからプロになりました。という括りが曖昧ですが、指導者としても、公演活動としても、ギャランティの発生、お客様が貴重な時間やお金を払って脚を運んでくださることに対して、仕事としても責任感が生まれました。

 

良かったか悪かったかで判断が難しいので

対比表現になりますが

私のフリーランス生活は

 

・自分の意志で活動できる ⇔ 自分の意志でないと活動がない

・何においても制限がない ⇔ すべて自分でコントロール

・自由に学べる ⇔ 自分で課題を作る

 

 

どうやってフリーランスの仕事を探していますか?またエージェントなど外部システムを使っていますか?

今のところ、フリーランスとしての活動原点は、すべて‘縁’に始まり、そこから新たに縁が続いています。生活していく上で、その縁がどこにあるかなんてわかりません。

例えば、私が今までで一番大きな規模のライブ会場(渋谷AX)でプロのバンドをバックにソロ出演したきっかけは、一日派遣バイトでした。

ワケが分からないと思いますが本当の話です(笑)

そしてその後もそれをきっかけにすでに4回ほどその関係でイベント出演しています。

 

お給料は他のジャンルのダンサー(団員を含め)と比べるとどうなのでしょう?また、給料交渉はご自分で行いますか?

他のギャランティ事情に関して全然詳しくないのと、時と場合によるのだとは思いますが、私の場合様々です。

それこそ契約書のようなものはめったにないので、もちろん事前に教えて頂くこともありますが、あとで分かることも少なくありません。

衣装制作や、交通費、練習費、などを考えると持ち出しの方が多くなってしまうことも多々ありますし、ギャランティが発生しない場合もあります。

それでも結果的に得ることが出来た経験は繋がっていく宝物だなと感じています。

仲間と公演を主催する際は、経費を組んで取り組んでいます。それでも、総合的に考えると足が出ることもあります。

出演する、取り組んでみる、というのは様々な視点から考えて決めています。

指導に関してはいくつかの場所で経験していますが、給与制です。報酬額はそれぞれ違います。

 

 


                                  

naophoto1トリートメントやボディコンディショニングなどはどのように行っていますか?

1~1カ月半に一度のペースで治療(整体)に行っています。

自分ではどんなに疲れていてもそのまま布団に横たわって寝ることはしません。1~2分でもほぐしたり少し体を伸ばして寝ます。

 

今後の目標、ゴールは何ですか?

ゴールにたどり着くまで答える時間をください(笑)

 

自分が何をしていきたいのか・・・これは活動していく限り「~です」と言葉にはできません。何という単語を用いたらよいか分からないです。ただ、先日終えた自主公演の内容が取り組んでいきたい、自分がやりたかったこと、そのものであって繋がっていくものだと確信しています。

その公演内容は、様々なスタイルの踊り(動き)、映像、制作段階もしくは本場の時に偶然生まれる現象を取り入れた作品をつくりました。

ゴールが何なのかは、ゴールした時の自分の在り様だと思うので、いまは考えていないです。

 

健康に踊るために心がけていることを教えて下さい。

栄養、睡眠とケアです。

心がけて、これは実践しないといけないことなので・・・えーっと、ちゃんとします。

 

成功するダンサーに必要なこととはなんだと思いますか?naophoto2

練習、研究。いろいろあると思いますがすべては体あってのこと。

何より自分の身体に感謝し、優しくあることです。

少なくとも私の場合は体の方が私の意識よりよっぽど賢いです。

こうして活動できるのは体が奇跡のような活動を私の知らないうちに毎日毎日継続して働いてくれているから。

そして探りつつもケアしてあげたらいいと思います。

手が行くところが、手当だと、教わったことがあります。

その上で、活動を継続していくことです。

 

プロを目指す若い世代のダンサーにアドバイスはありますか?

たくさんの人、モノ、そして自然と出会って、ご自身の感性と向き合ってください。

 

プロを育てたいと思っているダンス教師に一言あったらお願いします。

自分の不得意や、悩みこそ生徒さんへの最大のアドバイスの材料になりました。

 

もしダンサーになっていなかったら何になっていたと思いますか?

手に持てる程度のものをデザインすることが好きなので、そういうデザイン。雑貨やアクセサリーや、ファッションなど。かなぁ。

 

奈穂子さん、ありがとうございました!

彼女のより詳しい公演情報などはブログ、http://ameblo.jp/wildapple-s/で見ることができます。ぜひ遊びに行ってください。

いかがでしたか?私自身、フリーランスで踊ったことがないのでとても勉強になりました。

もし、ダンス仲間やスタジオのお友達で、将来のオプションを色々考えている人がいたら、是非この記事(他のインタビューもそうですが)をシェアしてあげてください。

たくさんのダンサーのインスピレーションになれるように願っています。

 

Happy Dancing!

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