ジャイロトニックレビュー:ダンサーのボディコンディショニング


ジャイロ

この前日本来日していたときに、Soulaのかえさん(彼女のインタビューはこちら)のジャイロトニックのセッションを受けてきました。

 

ピラティストレーナーをしているところから、よく聞かれる質問。

それは

「ジャイロとピラティス、どっちがいいですか?」

というもの。

 

実際に私がやってみたことがなかったのでいつも答えるのが難しかった質問ですが、

去年の4月下旬、名古屋でセミナーをしていたときに

わざわざ大阪から来てくださったかえさん。

 

彼女と無理やり朝マックしていただき、

「今度は私がかえさんの元に行きます」宣言をしてから半年。

 

来ちゃいました。

初Osaka!

 

いきなりMr.Googleのマップが間違える、という問題から

超!迷子になり30分遅れでスタートしたセッション。

さすが元ダンサーのかえさん。

嫌な顔せずセッションを始めてくださった演技力に拍手。

(かえさんバージョンの私のセッションブログはこちら

 

 

kae1

なんてったってこの美しさですからね。

かえさんの綺麗さによだれを垂らさない様に、

そして一応元ダンサーの名に懸けて

(そんなモンが残っているのかは微妙ですが)

頑張ってきましたよ。

 

分かったこと。

 

それはどんなメソッドだろうが。

治療法だろうが。

トレーニングだろうが。

 

教えている人がその仕事を愛していないと伝わらない。

教えている人が体を理解していないと意味がない。

 

そして受けている人に明確なゴールがないと効果はなくって、

受けている人が自主的に努力しないと継続はしない。

 

というとーっても当たり前のこと。

 

 

これでレビュー終了!とはいかないのでもう少し詳しく見ていきましょうか。

 

 

 

ピラティスの代表的なマシーンは3つ。

殆どの日本のスタジオはリフォーマーのみしかないようですが、

(スペースの問題もあるのでしょう)

机みたいなヤツと、椅子みたいなヤツ。

そして素晴らしく様々な小物を使います。

ピラティス器具を売っているお店から。これ以外にもたくさん使います。

ピラティス器具を売っているお店から。これ以外にもたくさん使います。

 

ジャイロキネシスは椅子を使って。

そしてジャイロトニックのほうはこのマシンを使うそうです。

かえ

 

マシン自体が色々な形に動くところ、そこはピラティスのマシンにはないですね。

確かにスプリングや小物をぶら下げられるけれど、

もっと細かなアジャスメントが利くのはトニックのマシンっぽい。

 

つまり。

 

ダンサーを狭いスペースや限られたコストでコンディショニングしたい、と思った場合、

キネシスの椅子でもいいわけだし、

ピラティスのマット+小物でもいいわけ。

スペースを言い訳にせずエクササイズが出来るという点では両方とも素敵。

 

左:ピラティスフロア(DLS) 右:ジャイロキネシス(soula)

左:ピラティスフロア(DLS)
右:ジャイロキネシス(soula)

 

どうしてそこが大切か?

それは私は「ダンサーの自立」というものをとっても大切だと考えているからです。

 

シルビィギエムレベルになれば、他の国からフィジオを呼んじゃう!なんてことが出来ますが、

それ以外の一般ダンサーだったら、オーディション先、ツアー先、ホリディ中・・・

そういうときに自分で考えて、自分でエクササイズできるだけの体への理解は必要不可欠です。

 

確かにピラティス、ジャイロトニックともに、マシンのフィードバックが助けてくれることがたっくさん!

特に私の感想だと、ジャイロトニックのマシンは動きを誘導し、サポートしてくれる素晴らしいものだと思います。

 

が。

 

それがなかったら自分で何も出来ない・・・

だと困るわけで。

 

だから、こうやって自立できる「オプションのある」エクササイズは素晴らしいと思う。

(オプションがある・・・だけどそれをしないダンサーも要る。

ってことで、結局は自分次第なんだよね)

 

 

最初の質問に戻って。

「ジャイロとピラティス、どっちがいいですか?」

と言われたら私は

「両方素敵です。」

って言うと思います。

 

例えばアラベスクで足を上げたい!

だったらどっちのメソッドでもOKだと思う。

トレーナーが解剖学とダンス医学を知っている、というのが前提で。

 

あと、コースだけをやったトレーナーでなく、どこかでしっかりと研修をしている人が好ましいと勝手に思う。

バレエもそうだけれど、教師コースをやっただけの教えたことのない先生

VS

教師コースとその上に3年教え経験がある、

だとやっぱり後者のほうが場数を踏んでいるだけ頼れるというか。

 

アラベスクの背中、だったらジャイロトニックのエクササイズはとっても素敵だったし、

ピケ・アラベスクの軸足のポワントだったら、

リフォーマーのジャンプボードというもので、トウシューズを履きながら実際にレッスンするのが効率がいいかも。

 

これは私が良くやるエクササイズですが、もちろんクラシックピラティスコースをやっても教えてはくれない。

ダンサーのためにエクササイズを改良、そしてアレンジしてきました。

だって、トウシューズでの痛みを直すには、結局トウシューズで踊る練習が必要。

ジャンプの着地が痛いからってずっとジャンプしないわけにもいかないのと同じ。

ダイレクトに繋がって、役に立つリハビリを志しています。

 

などなど、両方ともとってもダンサーにとって強い味方となってくれるエクササイズだ、ってことが分かりました。

 

エクササイズがダメ、とかいいとかっていう言い方は

ダイエット法がダメ、とかいいとかって言うのに似ている。

自分が動かないと、自分が自分の体の声を聞いてあげないと結果が出ない。

 

kae3

そんなことを考えながらセッションを受けました。

最後に。

Soulaではダンサー向けの様々なワークショップやセミナー、

もちろんレギュラーセッションを受けられます。

詳しくはウエブサイトを見てください。

 

かえさん、お世話になりました!

また遊びに行きます(今度は遅れないように頑張ります・・・)

 

Happy Dancing!

ai


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