ぱんだちゃんの話

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パンダちゃんの話

 

パンダちゃんに初めて会ったのは2012年でした。

その時は笑顔が絶えない、バレエの大好きな、けれどターンアウトに困っている女の子だという印象がありました。

2013年にまたセミナーでパンダちゃんに会う機会がありました。

その時はすっきりとした大人という印象で、コンクールでも5位入賞するくらい上手なダンサーに成長していました。

バレエが大好きで、笑顔が絶えないところは全く変わっていませんでしたけれど。


一緒に食事をする機会がありました。

生まれて初めてのちゃんこ鍋を食べている時。

話の流れは忘れてしまったけれど、私はパンダちゃんに将来どうするのか?というような話をしていたんだと思います。

彼女は、大学4年生で今後は、就職してバレエを続けると教えてくれました。

しかも就職先も残業が少なく定時に終わるところを選び、夕方のバレエのクラスに遅れないようにしたい、と。

バレエは好きだけれど、プロにはなれないだろうから。だけどバレエは大好きだから辞めたくない、と教えてくれました。


私はびっくりしました。


 

パッション・情熱・愛するもの

パッション・情熱・愛するもの

バレエダンサーは皆の憧れの職業です。

けれど、残念ながら日本でのダンサーという職業は高いランクに行かない限り「仕事」というようなものではない気がします。

チケットノルマ、安い給料、シューズやレオタードの配布もなく、有給や長期のコントラクトも難しいような世界です。

かといって海外のカンパニーにオーディションに行ったとしても、ダンサーを夢見る女の子たちが世界各国からやってきますから、競争率だけでいったら日本よりも高いのではないでしょうか。

そんな中で、

バレエが出来ないなら完璧にやめて就職する!

とか

お金が出なくても、何が何でもカンパニーに入りたい!

という人はたくさん見てきました。

パンダちゃんの決断、そしてバレエへの愛情は理論的であり、現実的であると私は感じました。

そして彼女は他の子たちと比べても末永く踊っていくと思います。


自分の中でのプライオリティがしっかりしているところが、ぱんだちゃんの素晴らしいところだと私は思います。

何が好きで、どうやってそれを行いたくて、今の自分に何が出来るのか。

この質問はダンサーでなくても私達人間に必要ですよね。

趣味で踊り続けるという決断が全てのダンサーにとって理論的で現実的だと言っているのではないですよ?

ただ、パンダちゃんにとっては最適で、揺るぎのないものだと感じたから皆さんとシェアしたいと思ったのです。


 

ダンサーとの対談で元クルーズシップダンサーのDanni Stoneと話したとき、彼女の若いダンサーへのアドバイスの一つは、「人生は踊ることだけではない」でした。

踊りを諦めろ。

ではないけれどそこから培ったもの、舞台への愛情や、振付、衣装への憧れ、私のようにダンサーの体を助けたり、ダンサーの精神を助ける専門家だって。

そのような仕事もありなんです。


そしてバレエを楽しく続けることだって、「諦め」でもなければ、「慰め」でもない。

立派な決断でしょう?

変えられないものを手放すとき。それは人生の幸せな時である

変えられないものを手放すとき。それは人生の幸せな時である

 


でも分かります。

バレエが大好きで、大好きでしょうがなくって、他の仕事なんて人生を生きていないのと同じじゃないか。

他の子たちが舞台に立っているのを見るのが辛い。

その気持ち、分かります。

私もそういう時がありました。


このブログを始めた一つの理由は、ダンサーという職業しか知らない子たちに、ダンスにかかわる無数のすばらしい仕事、生き方があることをシェアしたかったから。

解剖学という体の面だけではなく、様々な方向に視野を広げるお手伝いになりたかったからです。

 、


バレエとの向き合い方。

 


どのような道を選ぶかは人それぞれで、どんな結論を選んだとしても、自分が幸せである必要があるでしょう。

 

その「幸せ」というのは、自分の中でどのような人生を送っていきたいかをしっかり分かっている人のみが手に入れられると思うのです。

 、

どんな職業、どんな夢でも同じことが言えると私は思いますが。

あなたの幸せは何ですか?

そしてどうやってダンスと向き合っていきますか?

 

Happy Dancing!

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