バレエ教師の虎の巻! 骨盤のプレースメントの探し方

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みなさんこんにちは。

タックダックを覚えていらっしゃいますでしょうか?

まだ読んでいないよーという人は「タックとダックの狭間で」シリーズを読んでから戻ってきてください。

そしてその前に骨盤シリーズを読むと分かりやすいかもしれません。

解剖学のページに飛ぶと、それらの記事を探すことが出来ます。

 、

今日は久しぶりにタックとダックのおさらいをしようと思います。

この記事をアップした後、すてきな新体操コーチとお話しすることが出来ました。

「新体操の子達は隠れダックどころではなく、完璧なダックちゃんばかりです」というメールを頂いて、

そーなのか。と思っていただけでしたが、

今年の春に行われた新体操のコーチとのセミナーでは実際にそのことが良くわかりました!

すんばらしくダック!!を目の当たりにし、バレエ出身の私はある意味感動しました。

 

 、

前の記事に書いた通り、バレエ界ではタックが90%の市場を占めています。

そのせいで脚が太くなってたり、膝が伸びなかったり、腹筋が上手く使えなかったり…

 

ダックちゃん人口は肩身の狭い思いをしているようにみえますが、

隠れダックは忍者のように様々なところに隠れています

そして機会がある度、シュワッツ!と出てきてサッといなくなるから困ったモンです。

 

 、

タックとダックの狭間でシリーズで

タック、というのは骨盤後傾で、ダックというのは骨盤前傾だとお話ししました。

どうやってこの傾斜が分かるのか?と言ったら、

骨盤の3角形を目安にしてみると分かりますよ、とお話ししました。

 

タックだろうが、ダックだろうが、骨盤のプレースメントが正しくないという事です。

骨盤のプレースメントが正しくないと、正しく体を使えません。

何故か?

骨盤は仙骨を含めた3つの骨でできています。

仙骨は背骨のベースとなるところ。

体の大黒柱である背骨の始まるところが曲がっていたら、背骨が正しい位置に来れないでしょう?

 

 、

また、骨盤にはたくさんの筋肉がついていますよってお話ししましたね。

それらの筋肉も正しく働けなくなってしまいます。

 

だから、「骨盤を正しいところに置く」という事は

何よりも何よりも!大事な事です。

 

 、

今まで書いたことは、過去の記事でも何度も書きましたが、

大事な事なので定期的に復習程度に読み返していただければ嬉しいです。

今日は応用編。

実際にダンサーの体を見てみようと思います。

 、

この写真を見てください。

20131112_163608

彼女、タックだと思いますか?

ダックだと思いますか?

 

 、

次。

同じ子にタンジュをしてもらいました。

今度はタック?ダック?

20131112_163621

 

 、

答えは両方とも、「彼女」の骨盤は正しいところにあります

つまり、タックでもダックでもありませんでしたー!!

 

 、

ん!?

タンジュの写真ではダックに見えませんでしたか?

 

 、

これが「視覚」「思い込み」の問題点です。

骨盤はずれていないけれど、軸足の付け根の筋肉が働いていません。

だから、膝の向きやふくらはぎの筋肉が後ろに逃げてしまっているでしょう?

katie2

つまりしっかりとターンアウトが出来ていない、という事。

だけれど、骨盤だけで言えば、正しく使えています。

また、肋骨が前に押され、腹筋がしっかりと引き上がっていません

そのため最初の写真と比べてお腹が出ているように「見えてしまう」ため、ダックのように見えます。

 

 、

最初の写真を見てもらって分かるように、彼女はおしりが出っ張って見える体つきをしています。

これは骨盤が、ではなくて、上にのっている筋肉が。です。

ここが思い込みの問題点。

「こうあるべき体」というイメージのせいで「彼女」を見ていない事になります。

 

 、

2番目の写真をダックちゃんだ、と思ったバレエ教師は

おしりを「入れる」(という表現をバレエ界ではよくしますね。入れるってなんだ?)ように注意するでしょう。

 

 、

そうしてしまうと、ターンアウトする筋肉にアクセスするのが難しくなってしまいます。

また、タックして重心が後ろに行った分、バランスを取るために肋骨が前に押し出されてしまいます。

その結果が

ターンアウトが甘い。

肋骨のプレースメント。

タックをするように言われてきたため、大腿四頭筋が発達しすぎてしまう。

股関節周りのケガが絶えない。

など。

 、

 

katieタック、OK、ダック・・・と並べてみるともっと分かりやすですね。

彼女にタックしてもらっても、おしりの筋肉の形は変わりません。

では、このような体つきの子はどうしたらいいんですか?

それは正しい筋肉を使って上げると大臀筋をばかりを使わなくて済むのでおしりの形が変わってきます。

地道な道のり?

いえ、正しく行う事が一番の早道です。

ターンアウトも使えるようになるし、大腿四頭筋とハムストリングのバランスも良くなります。

 

 、

だから慣れないうちは視覚のみに頼らず、

手で触って骨盤の3角形を確認するのがとても大事なのです。

そしてバレエ教師の皆さんは全ての注意に細心の注意を払ってくださいね。

自主練の時毎回動き始める前にしっかりとチェックしておきましょう。

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Happy Dancing!

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