骨盤を勉強する前書き。


 

骨盤前書き

 

これから何度かにわけて正しい骨盤のプレースメントを説明していこうと思います。

が。

今日は前書きです。

 

 

最初に言っておきましょう。

骨盤の位置、つまりプレースメントを正しくすることは非常に難しいです。

 

でも分かると目からうろこ!な感覚になります。
正しいところに骨盤を持ってくることが出来ると、体が軽くなる、
見た目もいきなり細くなります。

また、ターンアウトが今まで以上に軽くできるようになり、
立っているだけで正しい筋肉を使えるようになります。

 

 

ただ、そこに辿りつくまでが大変なトピックなんですが。

 

 

私が毎週教えている生徒たちでさえ、マスターするのが大変な事らしいですから、
文章を1回読んだだけで分からなくても仕方ない、と思ってください。

 

色々なエクササイズや、イラストをつけてお話していくので
諦めず、何度も繰り返してもらえると「あっ!」という日が来ると思います。

 

 

正しくできているという自信。

これが骨盤のプレースメントの最大の落とし穴です。

「骨盤の前側を引き上げなさい」
「おしりの筋肉を使いなさい」
「お腹を入れなさい」

私も、この様な注意を毎日聞いてきました。
言われるたび、出来る限りこの注意に沿って動こうとするのですが、
おしりの筋肉を使いながら、脚を前にデベロッペすることは不可能だったし、
腹筋を使いながらアラベスクなんてできない・・・

 

毎回レッスンのたびに言われるから何か間違っているんだろうなー。
でも何がどうやって間違っているのかわからないっ!
だって、骨盤の前側を引き上げたら、重心が後ろに落ちてしまう・・・
その上、ターンアウトしなさい!
と言われるもんだから、さぁ大変!!

大変なのが、正しいバレエのテクニックなのだっ!

そう思っていましたし、それ以上説明されることも無かったので
長いこと、私の中でマスターした、と思い込んでいました。

 

正しい骨盤の位置を理解できると頭の上で豆電球が光りますよ。

私の場合、踊るのをやめてから何年も経った後でしたが・・・

 

私、ターンアウトできるじゃない!!
というか、パラレルのルルベだけでおしりとハムストリングが使えている感覚が分かるようになります。

あーこれが、脚の後ろ側を使って踊るのね!
と思ったけれど、遅すぎたので。
これを読んでいる皆さんは、今日から練習してくださいね!

 

 

 

「正しい骨盤のプレースメントなんて勉強したことないけれど、プロで踊ってますよ」

という声もよく聞きますし、実際ほとんどのプロの人たちはこの事を知らないで踊っているでしょう。
ごもっともです。

もともと感覚的にこのような事が分かってしまう人っているんです。
体型的に恵まれていることも助けになりますが、

運動神経がいい人、って存在します。

また、プロの人は正しいテクニックをしっかりと身につけた上で表現上崩していることもあります。

 

そうではない一般ピーポーの私たちはこの事を知っておくべきです。

 

 

最近の子供の運動神経は低下している、というお話をよく聞きます。

実際に何年も学校で働いていると
ここ何年かの運動神経の低下を身に染みて感じます。

 

スキップが出来ないとか。

片足で立っていられないとか。

 

ですから、今この時代に骨盤の事を知っておくということは必要不可欠だと私は考えます。
「感覚的にわかること」というのは最近の子供には少ないんではないか?
と思うから。

もちろん、運動神経のいい子、っていうのは存在しますが、
統計的にみて、体の弱く、動けない子が多いこと!

 

また、アライメントというのは、
ピルエットやジャンプと違い、失敗が目につきやすいテクニックではありません。
ですから、みんな正しくできている、と思い込んでいます。

 

教えているほうも難しいトピックです。

動いていないときは分かるけれど、
アンシェヌマンが始まっちゃったらイマイチ注意が難しい!
なんて事もありますし、
ルティレのときに骨盤を床と水平にしておくことは可能か否か?
というのは誰にも聞けない疑問かもしれません・・・

レッスン中は骨盤を真っ直ぐに!
なんていうけれど、
解剖学的に可能なのかな・・・

 

これから何度かに分けて骨盤のプレースメントを見ていきます。

その際に「正しくできている」という考えを一度捨てて勉強できると、
より早く身につくかと思います。

 

シリーズ全てを知りたい人はこちらのページにぜーんぶ並べてありますよ!

 

 

Happy Dancing!

ai

 


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