やっぱりあなどれないプリエと膝の伸び具合

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膝

「筋肉を固めないで筋肉を使うという記事

(3パートに分けて筋肉を固めないで!というレッスン場での分かるんだか、分からないんだか、という注意を見ていきました)

で、下のコメントをもらいました。今日はそれを深く見ていきたいと思います。

 

 

「太ももの筋肉を固めないで!」と言われたとき、まず手で触って大腿四頭筋がやわらかくなっているか確認してから足を動かしていました・・・

 

 

 

これは不可能、そして危険だ、って事がこの前の記事で分かりましたね。

 

 

どうして危険か?

どうやったら固めないでレッスンできるか?

と言うのは記事に書きましたし、

大腿四頭筋のベーシックな知識についても過去に書いてあるのでそちらを参考にしてください。

VMOという大腿四頭筋の一人にスポットライトを当てた記事も一緒にどうぞ。

 

 

 

 

 

真面目な生徒は、私たち教師の言葉を全て聞いています。

「筋肉を固めないで!」

という言葉を真剣に聞くと、筋肉が柔らかくなってからではないとダメなんだ。

ってなる訳です。

 

 

他にもアーチを挙げて!という注意で足の外側にたち、親指が完全に浮いてしまっている生徒も見てきました。

アーチを引き上げるとはどういうことか?という教育が出来ていない場合、こうなってしまうのです。

私も含め、言葉には気をつけましょう!

 

 

 

ちなみに、この「太ももの筋肉を固めないで」という注意が難しいのは、

 

1) 膝が伸びない生徒
2) 膝が伸びすぎてしまう生徒

 

です。
もちろん何が原因で膝が伸びないか?は人それぞれですがから、今度別に記事にします。

 

 

 

膝が伸びない生徒

は、特に立っているとき、膝の注意をされたときに、大腿四頭筋を一生懸命使うことで膝を伸ばそうとしてしまいます。

 

残念ながらそうしてしまうと、骨盤がダックやタックになってしまうこともあり、
ますます膝を伸ばすのが大変になってしまいます。

 

 

 

 

膝が伸びすぎてしまう生徒、

つまり膝関節が過伸展してしまう生徒は、

立っているときは大丈夫だったりするのですが(関節に乗っかっているけれど・・・)
タンジュやデベロッペのときに膝関節のコントロールが出来ていなくて大腿四頭筋だけに頼りすぎてしまう、という事が良く見られます。

 

 

特に過伸展をコントロールするトレーニングを小さいうちからして来なかった、
または膝を出来る限り過伸展させて踊ることが正しい、と教わってきてしまったダンサーは
膝関節の周りの筋肉を全て使って膝をコントロールする、という事になれていません。

 

 

 

一般の人の膝関節であれば、解剖学上少しだけ膝を曲げた状態が正しいアライメント、と言われていますが、

ダンサーの場合、ビデオや写真を見て分かるとおり、この過伸展を駆使して美しいラインを作っています

 

 

ですから、プロレベル、またはポワントを履いて踊るレベルになったら、

私はたとえ過伸展でも関節に座らない、というトレーニング法を取り入れています。

それが舞台で、オーディションで、そしてバレエ団で求められるからです。

 

 

 

新体操のコーチたちとお話したときに気づきましたが、
幾ら解剖学的に危険だ、といってもそれが競技ならば、勝つためにその動きを行わなければいけません。

 

 

習い事だから楽しければいいでしょ?
って思う人もいるかもしれませんが、
いつも負けていたら楽しくないでしょう?

 

 

 

 

かといって、「勝つこと」に重点を置くとけが人が続出してしまいますし
週に一度のレッスンでトウシューズを20分程度はいているだけの子に、
発表会でトウシューズのバリエーションを躍らせようとしたら危険すぎます。

 

 

このバランスは教師の腕の見せ所。

 

 

 

話を元に戻して。

過伸展や膝の曲がり具合、そして年齢やバレエ歴によってトレーニングも変わってきますが、
誰でも出来るエクササイズとして、前にご紹介した座骨のエクササイズをお勧めしています。

座骨5

 

 

骨盤のアライメントを崩さずに引き上げる、
膝の後ろ側を意識して伸ばす、
という訓練が出来ますから。

 

 

膝が曲がっていようが、膝が伸びすぎていようが

(これは逆方向に曲がっていると言えますよね?)
訓練することは一緒です。

 

 

自分の体の癖をしり、脚を正しく使うこと。

 

 

 

この動きが正しいプリエなのです。

(どうして上のエクササイズがプリエになるのか?と思った人はこの記事でおさらい

プリエに関して書いた記事も一緒にどうぞ。)
レッスンの最初に何度も何度も、様々な足のポジションからプリエをするでしょう?
これでレッスンの一番最初に骨盤のアライメントの確認をしているはずです・・・

 

 

だから理論的に考えると、幼い頃から正しくレッスンをしている場合、

この座骨のエクササイズなんていりません。

 

が。

 

過去には戻れない。

ので私ってだめなダンサーだ、とかダメな教師だ!とか考えるのは時間の無駄なので、

今出来る事を考えましょう!

 

 

 

教師の方々の場合、全てを知っている必要はない、と私は思います。

怪我のメカニズムだとか、対処法だとか。

それは治療家の方に任せておく方が、中途半端な知識でアドバイスするより全然マシです。

 

 

だけどバレエの先生なのだから、正しいバレエの動き方は知っておく必要がありますよね。

英語の先生は英語の文法を知らなかったら教えられないのと同じように。

 

 

そして求められるテクニックやスタイルは時代によって違うから、常に勉強しておかないと行けないのも事実。

10年前32回転でダブルがあったらびっくり!だったのに今では前半全部ダブルで踊る人がいたり。

脚を上げる高さも年々高くなり、跳躍も高くなり。

クラシックダンサーでもコンテを踊りこなすようになってきた・・・
常に私はダンサーであれば、ダンサーを目指しているのならば自分の体に責任を持つべきだと考えています。

プロになったら自分の体をケアするのは自分の責任、というのが当たり前になってきますから、

自分で正しいアライメントを探せる知識を身につけておく事も重要です。

 

 

ツアーが忙しくって基礎練習に時間が割けないかもしれないし、

バレエ団が小さくって踊りながらバイトをしなければ行けないかもしれない。

 

 

 

 

そういう時にこそ、自分の体をしり、簡単にできるエクササイズのバリエーションを少し知っておく、というのは便利な知識です。

ホテルのいす、電車の中、たち仕事中。

「時間がない」を言い訳にしないこと。

正しくフォンジュの練習をするだけでエクササイズになっちゃうんですから。

 

 

 

 

そのためにDLSでは簡単にできるエクササイズや知識を一口サイズでご紹介しているんです。

ダンサーとダンスに関わる皆さんをサポートする事。

 

私もまだ勉強中だけれど、一緒によりよいプリエが出来るように練習していきましょうね!

 

 

 

Happy Dancing!

ai

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