Q&A:アラベスクの時の呼吸。吸う?吐く?


 

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皆さんこんにちは。

今日は読者の方から頂いた質問にお答えしようと思います。

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この質問は私たちが呼吸の話をしていた時に頂きました。

関連する記事はこちら。

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ダンサーの呼吸:横隔膜

ダンサーの呼吸:腹式&胸式呼吸

 

バレエ教師です。解剖学に興味があり、パーソナルトレーニングを勉強しました。

筋トレなどは、筋を収縮させる時に吐きますが、その理論からすると、ピルエットの時はプレパレーションで吸い、回転の時は吐くで合っていますか?  

また、アラベスクなどキープする時も同様に吐く事がよいのでしょうか

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筋トレ、そしてピラティスなどで動きと合わせて息を吐くように言われます。
というのは息を吐くと同時に腹圧を上げ、

コアマッスル、と呼ばれる筋群を使う事で体、特に腰椎を守るためです。

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また、息を吐く、という動作で肋骨が落ちます。

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その過程を利用して胸椎を上に引き延ばすことができるから、ピラティスではよく使われる動きです。

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問題は、バレエには常に動いていることにあります。

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つまり筋肉を収縮させるーという行動は

ピルエットのプレパレーションだろうが、回転のときであろうが、着地の時であろうが、

全て起きていますね。

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筋トレのように体の力を抜くことはないでしょう。

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特にアンシェルマンのときを考えてみてください。

いくらつなぎのパだから、といって脱力しますか?

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筋肉の勉強を始める前にシリーズで主動筋と拮抗筋は互いに働き、筋肉収縮でも種類があるとお話ししましたね。

つまり、どんなポジションでも筋肉収縮は起きている、ということ。

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ここが、パーソナルトレーニング、ピラティス、のみを勉強する場合と、

バレエで、そして舞台で使える体をコンディショニングするかとで変わってくる部分です。

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逆に言えば、私のようにピュアな解剖学を学んだ人、そしてオーソドックスピラティスを学んだ人は絶対に気を付けなければいけないところです。

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目標は踊る事か、それとも運動をする事か。

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舞台で踊る体を作る、という事はたんに体を鍛える、事とは違う事を頭に入れておかなければいけません。

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お聞きされたアラベスクの例を挙げてみましょう。

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アラベスクに到着する時、美しい流れる動きで脚が上がって、それと共に状態も弓なりになりますね。

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ここで息を吐くとどうなるか?

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キューピットのような素早い踊りであれば息を吐くことが次の動きに繋がることもあるでしょう。
パキータの時もそうですがアラベスクからすぐに次のポーズに移る時、胸椎が引き上がっていると便利ですよね。

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ですが、海賊のようにアダージォでの踊りであれば、息を吸う事で、肋骨が上がり、胸椎のカーブを助けてくれますから、上品なラインが生まれます

呼吸、だけで見るのではなく、体全体をダンサーとしてみる必要がある、という事です。

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ここで一番大事な事は何でしょう?

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それは息を止めて踊らない事。

そして呼吸を味方につけて踊ること。

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そうすることで、コンディショニングされた体は自然に動いてくれるはずです。

そのためのコンディショニングなのですから。

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皆さんから質問を頂くのをいつも楽しみにしています。

お写真付きの質問や、興味深いYouTubeビデオのリンク、経過報告をいただいたりしてとても楽しい限り!

そしてこの前はメルボルン在住のダンサーがこのサイトを読んだ後に私のクリニックに遊びに来てくれました。

この春、たくさんのスタジオ訪問のお話も頂きましたし、実際に皆さんの声を聞くのが一番勉強になります。

是非フェイスブックや下のコメントでお声をかけてくださいね。

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Happy Dancing!

ai

 


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