ダンサーの責任ってなんだろう?

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責任

 

自己責任
なんだか政治家か、

小学校の道徳のクラスみたいな出だしになってしまいました。

(音声で聞きたい人は一番下へ。ポッドキャスト・Youtubeで再生できます。)

 

バレエ学校から一人生徒が辞めていきました。
理由は、

ほかのバレエ学校から奨学金と「プロにしてくれる」と口約束があった。
からだそうです。
学校自体は小さいので私は知りませんし、

そこからプロになったダンサーも知りません。

 

 

そんなことよりも、彼の考え方に疑問がわきました。

 

ダンサーの責任ってなんでしょうね?

責任っていう言葉、たくさん意味がありますが

日本教育で高校卒業までしかしていない私に日本語について語られても・・・

という感じなので
ここでは

立場上当然負わなければいけない任務や義務

ということで使っています。

 

ダンサーの責任。

ダンサーが言葉通り「踊る人」であれば、

責任は「自分のもつ100%の踊りをすること」になるでしょう。

 

100%でなければ、踊るのが好きな人、趣味で踊る人、になってしまうから。


プロのダンサーだと?
責任はダンサーのときの責任+プロとして舞台に立つこと

というのも入ってきますよね。
だっていくらプロっていっても舞台に立っていなかったら

仕事をしていない、ということになるから。

 

 

そのため、プロのダンサーには舞台に立ち続けるための体をキープすることも

「責任」の一部になるのではないか?と私は考えます。
お客さんが、あなたの名前を見てチケットを買ってくれる。
その期待にこたえるのが仕事、であり責任になるのではないか、と。

 

自己管理ができていない結果、怪我のため100%踊れないのに

観客にお金と時間を使わせるのはどうでしょう?

 

 

アクシデントは起こります。だけど

50%切れる包丁、とか

時々動くジェットコースターではダメだよね。

 

 

 

ダンス生徒/教師の場合

ダンサー=100%の踊りをする、ための生徒、ということだから、
「100%の踊りができるように精進すること」

 

 

 

ダンス教師だと、
「生徒のもつ100%の踊りができる手助けとなる指導をすること」

 

当たり前ですか?
そうですよね。

 

さて、最初に書いた生徒の話に戻りましょう。
生徒がよく間違えて考えてしまう事のひとつに、
「あの学校、スタジオにさえ行けばプロになれる」
という考えです。
そんなところがあったら、ほかのバレエ学校が潰れているのではないか?

と思うのは私だけでしょうか?
プロになるのは自分です。
先生や学校がプロに「してくれる」のではありません。

生徒が自分にあった指導法をしてくれる先生が見つかった!

というのならとっても嬉しいこと!
バレエ以外でも人間的に育ててくれる、

テクニックの説明やレッスンのスタイルが自分にあっていて、

100%の踊りを引き出してくれる!という信頼できる先生を見つけたならば

今すぐにでもバレエ学校を辞めて次に飛び乗るべきです。
踊っていく時間は短いのだから、いいものが見つかったらすぐに行動に移すべき。
そのことは何度もブログに書いています。

 

 

 

そして奨学金も素敵。

バレエはお金がかかるからね。

 

 

 

地方に移る、

(彼の場合は一番近い空港から4時間車でかかる位度田舎らしいので)

ということはコンクールやオーディションに参加するだけで

都市に出てくる為の交通費、宿泊費は馬鹿になりません。

 

 

だけど。

 

 

結局は自分しか頼れる人はいないんですよね。

だって舞台に立つのは先生ではなくて自分だから。


上手になるのは自分。

自制をするのも自分。

レッスンをどれだけ頑張るかを決めるのも自分だし、

どのバレエ団にオーディションに行くのかを決めるのも自分。

 

だから、一度とまって考えて見ましょう。
ダンス生徒としての責任を。

 

 

超有名校である英国ロイヤルバレエ学校のトップ2,3人しかロイヤルバレエ団に入れない。
世界最高峰のバレエ学校と呼ばれるワガノアバレエアカデミーを出た生徒たちが、

仕事探しにヨーロッパに出なければいけない。
そんな中でバレエでは遅れている、といわれるアジア圏の

小さなバレエスタジオからプロになる人がいる・・・

 

 

留学もそう、バレエスタジオ探しもそう。

16歳で就職、もあり。19歳でシニアソリスト、もありの世界だから
「誰かが私をダンサーにしてくれる」

という考えは捨てて、
自立しましょうよ。

 

 

進学塾に通っている子たちが全員、希望の大学に入れるわけではなくって
いい大学に入ったって、そのあと就職できるとは限らないのと同じ。

 

 

ではないと、プロになれなかったときの言い訳が悲しいことになってしまいます。
「ダレダレ先生は良くなかった。」
よくなかったのは先生なのか?

自分なのか?

 

 

今回の文章を音声で聞きたい人はこちらから


Youtubeにもありますよ!


Happy Dancing!

ai

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  • ダンサーの責任ってなんだろう?”へのコメント

    • July 17, 2014 at 9:48 pm

      確かにそうですね。
      先生がどうだったとかじゃなくて、自分が受け身になってたことに気付くべきだったと感じました。明日からサマースクールに向けイギリスに出発します。自力で考えて自分を律していきたいと思いました。
      気付かせていただきありがとうございました!

      Reply
      • July 19, 2014 at 2:57 pm

        いってらっしゃい!!楽しくて勉強になる時間をすごしてきてくださいね。
        こちらこそ、いつもオープンマインドなれいなちゃんに感心します。せいとみんながそうだったらいいのに!!

        Reply
    • March 13, 2015 at 9:46 am

      アイさんがおっしゃる通りで何時も感心します。
      これからも頑張って下さい。

      Reply
      • March 13, 2015 at 10:27 am

        ひろみさん、コメントありがとうございます。
        いつも正しいかどうかは分かりませんが、考えるきっかけを作れるような記事を志しています!
        応援ありがとうございました。

        Reply
    • October 3, 2016 at 11:43 pm

      物事、自分の目指すものの本質を見極めること
      周りに惑わされない気持ちを持つことも大切ですよね。
      指導する方からすると、たとえ趣味でも
      自分にとってのバレエはどんなものなのか
      よく考えていけるように若い人たちに助言していきたいです。

      Reply

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