肋骨:プロ・アマを分けるポイント 呼吸の姿勢


 

肋骨プロアマ呼吸肋骨:プロ・アマを分けるポイントでは、肋骨の簡単な作りを見てみました。

どういう形をしているのか?

を頭に入れておくと踊っているときにイメージしやすいと思うので、あやふやな人はもう一度イラストを見てみましょう。

今日は肋骨と呼吸についてお話しします。

インサイドバレエテクニックという本は私の大好きな本の一つですが、そこで説明されているバレエの呼吸法を引用してみましょう。

胸が適切なポジションにあるときには、胸骨の上部を、緊張させずに少しだけ持ち上げて前に向けることが出来ます。肩先は動かさないままにしてください

 

すると肋骨の上側3-4本が上に上がります。下側にある、より傾いた肋骨の状態は変えないで、きちんと呼吸が出来るようにしておきます。下側の肋骨を、こわばった胸を支えるつっかえ棒代わりにするべきではありません。

 

 

 

 

 

 

どうでしょう?

解剖学を何年も勉強した私でも、この文章の意味は非常に分かりづらいのですが、

皆さんはどうでしょうか?

ああ、そうなのね!と分かった人、おめでとうございます!!


インサイドバレエテクニックという本は解剖学に興味があり、バレエを習っている人ならば絶対に持っておく本です。

イラストも分かりやすいし、クラスに使える表現がたくさんあります。

ですが、上に挙げたように分かりづらいところがあるのも事実。

ですから私は何冊か違う種類の参考書を持っておくことをお勧めします。

(本の話はレビューのカテゴリーでしっかりとしますね。)

さて、話がズレました。

呼吸についてです。

胸が適切なポジションにあるときには、胸骨の上部を、緊張させずに少しだけ持ち上げて前に向けることが出来ます。肩先は動かさないままにしてください

の部分から見ていきましょう。

胸を開きなさい、肩を開きなさい、という注意を聞いたことはありますか?

肋骨を下げなさいという注意は如何でしょうか?

立ち方よい例と悪い例

この様な注意は下の写真の一番左のような姿勢のダンサーに与えられるものです。

肩が前に落ち、背骨の引き上げ(が知りたい人はこちらから!)が見えません。

ですが、上のような注意をされると、ダンサーは一番右の写真のように立つのが良い姿勢だと思い始めます。胸骨を上に向け、肩を開く

その部分だけでいえばあっているのですが、そうすると肋骨が前に落ち、それをカバーするために骨盤が後ろに落ちてしまいます。

肋骨が前に落ちる、という事は肋骨のついている部分、胸椎も引っ張られるので背骨のアーチを引き上げることが出来なくなります。

インサイドバレエテクニックで使われている言葉を借りると、これが「下側の肋骨をつっかえ棒がわりにする」ということです。

肋骨説明

真中の写真を見てください。

胸骨は引き上がっていますし、肩も開いています。

けれど肋骨の下側の肋骨たちは静かに体の中に納まっています。

背骨のアーチも引き上がっていますし、胴体が細く、長く見えるのが分かるでしょうか?

また、立ち姿だけでも強い印象を与えます。

これが正しい背骨の姿勢正しいアライメント、ということです。

つまり呼吸する時にもこの姿勢を保って呼吸すると楽に踊れる、という事です。

理論は分かったけれど、実際にはどうやって呼吸すればいい?

また、どうやってこの姿勢をキープできるようになるの?

という勉強熱心な人の声が聞こえてきそうですね。

次回はそのためのエクササイズを見ていきましょう。

P.S.

インサイドバレエテクニック、私の生徒たちにもお奨めしていますから見てみてください。

 

Happy Dancing!

ai

 


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  • 肋骨:プロ・アマを分けるポイント 呼吸の姿勢”へのコメント

    • October 30, 2013 at 2:37 am

      ていねいに図まで使っており、とてもわかりやすかったです!!!
      テクニックばかりに気をとられて息を止めてしまうこともあるので、気をつけようと思います。
      本もチェックしてみます\(^o^)/

      Reply
      • October 30, 2013 at 9:36 am

        れいなちゃん、いつも遊びに来てくれてありがとうございます。出来る限り分かりやすくお伝えできるよう色々試してみますね。コメントありがとう!

        Reply

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