肩関節:ポーデブラの発祥地 肩甲骨の動き3

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肩関節5

肩甲骨は上がったり下がったり近づいたり離れたりする、というところまで肩甲骨の動きパート1パート2でお話ししましたね。

今日は最後の動き、ブランコです。

ブランコは上の部分が固定されているけれど、下の部分が行ったり、きたりしますね。

そのように肩甲骨も右と左に行ったり来たりします。

from Anatomy of Movement revised edition

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下方回旋(かほうかいせん)は図のように肩甲骨のとんがりが背骨の方に近づいていく動きです。

ドラマで警察に捕まった時に、犯人が腕を胴体の後ろに持ってかれますよね?

(なんとなく分かりますか?)

その時の肩甲骨は動きはこのようになっています。

クラシックダンサーでこのような動きをすることはあまりありません。

from Anatomy of Movement revised edition

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ですが、この対となる動き、上方回旋(じょうほうかいせん)は非常に大事なものです。

ブランコの動きの反対、とんがりが背骨から離れると上方回旋になります。

この動きはどんなときに見られるか?

腕をデミアラセコンドから2番、5番ポジションに持っていくときに使われます。

ポーデブラをした途端、肩が上がってしまう生徒、

5番ポジションにした時に肩も持ち上がってしまう生徒。

この上方回旋がうまくいかず、肩甲骨が拳上してしまっているのです。

アロンジェのラインがきれいに出来ない生徒も、

2番から5番に腕を持っていく過程で背中が狭まってしまい、踊りが小さく見えてしまう生徒も。

ピルエットで腕を1番(アンナヴァン)に持ってくるのは上手くできるのに、5番ポジションに持ってくると見苦しい形になってしまう生徒も。

別に筋肉が弱いわけでもないし、下半身は強く、テクニックも出来るのに

どーしてもポーデブラだけは優雅に見えない・・・

このような問題を簡単に直すために肩甲骨の動きを知っていると便利なのです。

ようやく、バレエに戻って来れましたね。

このシリーズ中に何度も述べましたが、

肩甲骨の動きは上腕骨、つまりポーデブラに直接影響します。

これは鎖骨、肩甲骨、上腕骨が関節として繋がっているからですね。

ですが、肩甲骨自体は肋骨の上をふわふわしている、と言いました。

つまり、肩甲骨はたくさん動けるスペースがあるのです。

ですから、今まで6つの動きをご説明しました。

6つの動きは3種類に分けられますから、今まで3回にわたってお話ししたのです。

この対になっている動き(今日の例で例えれば上方回旋と下方回旋)が一緒に起こることはあり得ませんが、

上方回旋と拳上、そして外転が一緒に起こることは良くあります。

(腕を上げながら、肩も一緒に上がってしまい、その上肩が前に落ちてしまう・・・というのを解剖学語で説明すると上のようになります)組み合わせは自由です。

レゴみたいになんでもいけます。

最初にお話ししたように名前を知っている必要は全くもってありませんが、

このような動きをするんだよーという事が分かると上で述べたようなポーデブラの間違いを見つけやすくなります。(そして直しやすくなります)

次回はポーデブラが大事だってことは分かったけど、飽きた・・・という人のために。

肩甲骨としなやかな踊りの大きな秘密をバラしましょう。

Happy Dancing!

ai

 

 

 

 

 

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