保存版 レッスンの痛みを説明する言葉たち(日本語・英語)

このブログで、痛みは体の出しているサインだとお話ししました。 ここでは、そのサインを言語化して、バレエノートに残したり、治療家に伝えたりする方法をお話ししましょう。 留学先にいる人たちも多いと思うので、日本語と英語、両方を勉強していきましょうか。 変な感じがする:discomfort 動けるんだけど、痛くはないんだけど、なんだか変・・・ 痛みというよりは調子が悪いって感じですね。不調を感じたらできることはこちらの記事でも説明しているので、詳細はそっちを見てください。   ときどき、feeling odd、 feels strange、なんて言われることもあります。 チクチクする、ピリピリする:pins and needles 脚がしびれた感じ、神経っぽい痛み、それらを英語ではpins and needlesと言います。針とかで刺されている感じ? stabbingと表現された場合、同じような痛みだけれど、チクチクのレベルを通り越して痛いときに使います。   エクササイズでは少ないんだけど、ストレッチしていてこの感覚があったら急いでback offしてくださいね。 神経は伸ばされるのが嫌いですし、挟まっている場合もあります。 びりっ!とする、痛みが走る:shooting, electric like 動かしたときにビビッときたり、いきなり痛みが走ること、これをshooting painと言います。 electricは電気。電気が走ったみたい、ということになりますね。 さっきの神経系の痛みとも似ていますが、このように感じたらその動きをやめましょう。 いつも痛い、地味に痛い:constant…

Continue Reading保存版 レッスンの痛みを説明する言葉たち(日本語・英語)

ダンサーのケガ お医者さんとの向き合い方

この前、バレエ学校の中間試験が終わりました。   ご存知のように、私の働いている学校は、 小さい子達は習い事のようにバレエに通い(イブニングスクール) 12歳くらいから本格的にプロを目指す子達が2グループ(ハーフディプログラム)   そして日本で考えられているバレエ留学の王道で、 毎日踊り続けるのが14,15歳以上の子達(フルタイム)   と分かれています。 今回試験があったのはハーフディプログラムから上。   今年は体作りによりいっそう力を入れているのでケガが少ない試験となりましたが、それでもあるのが病気・レッスン外の怪我。   今年の初めから 魚の目が炎症を起こし、靴も履けないくらい腫れ上がった生徒。 急性盲腸! 試験直前にマメの炎症を放っておいて、骨まで感染している疑いがあった生徒。   とまぁ、ある意味こうなっちゃったらどうしようもないケガ・病気がありました。   盲腸の生徒に予防だとか、筋トレだとか言ってもどうしようもないように、 また魚の目が腫れ上がった子にトウシューズの履き方を話しても仕方がないように。 病院にいかなければいけない、除去手術をしなければいけない場合、私達ダンサーはどうすればいいでしょうか?     上のケースで分かるように、最初に魚の目が出来た時点、マメが潰れた時点でどうにかすればいいんですが、 練習を休みたくないんだー!というダンサーだったり、 今まで普通にマメなんて治っていたから。って甘く見ていた生徒がいるわけで。  …

Continue Readingダンサーのケガ お医者さんとの向き合い方