DLS教師のためのバレエ解剖学講座が「認定」ではない理由


DLS教師のための解剖学講座が認定ではない理由

DLSでは教師のためのバレエ解剖学講座、という講座を開催しています。

体の各部分を解剖学的に勉強しながら、バレエの指導へつなげよう、という講座です。

その復習、応用のためにマスタークラスというものも開催しています。

ここでは、座学で勉強した事を実際にレッスン内で行うことで、振り付けや注意の言葉、そして洞察眼を作るクラスです。

 

同じシリーズで、オンラインコースも始まりました。

ここでは、解剖学の基本を講座に参加する前に自分のペースで勉強することができます。

バレエ教師は「先生」の顔以外にも「お母さん」「ビジネスオーナー」な顔を持っています。もしくはまだ現役バリバリの「ダンサー」の顔かも。

よってオンラインコースという形で忙しい毎日の合間を縫って勉強できたら便利だと思います。

また、教師でなくてもバレエ解剖学の基礎を知りたい人が受講できるコースです。

→教師のための解剖学講座の内容を説明しているページはこちら

 

 

DLS教師のための解剖学講座が認定ではない理由

指導のための解剖学なので、踊っている体で解剖学が「見える」必要があります。そういう練習の場です。

が、DLSのこれらの講座、クラスを終了させたからといって、「認定書」や「会員」などにはなりません。

 

どうしてか?

それを聞かれるようになる前にここで説明したいと思います。

 

教師の皆さんは一人たりとも同じ道を歩んではいません

沢山海外に留学生を出している先生もいれば、コンクールで入賞する生徒を指導している人もいるでしょう。

バレエ団で踊ってきた経験がある人もいるでしょうし、バレエ教師以外にもトレーナーの資格を持っている人もいるでしょう。

もしくは、海外で指導法について勉強してきた人もいるかもしれません。(でもって日本の現状に合わせるにはどうしたらいいのか悩んでいる人も多いはずです)

 

どの先生が一番か?というのは肩書からは分からないのです。

例えば、上であげた先生たちの誰が一番上手に指導できるか?なんて誰が決められますかね?

 

ワガノワメソッドの指導法を勉強している人と、海外のバレエ団でプリンシパルを務めた人。

プロを育てている人と、障がい者や高齢者にバレエの素晴らしさを教えている人。

どの人に指導してもらいたいですか?というのは生徒の目的によって変わります。

 

私にとって資格はあまり意味のあるものではありません。

例えばね、日本「だけ」で見れば私は高校卒業しただけだし、英検も3級までしか持ってません。

だけどこっちで様々なdiplomaを持っているし、

自分のビジネスを一人で長年経営するだけの英語力があると思っています。

 

だけれど、マッサージ協会メンバーには8年以上かかわっていますから、

このような組織やシステムの大切さも分かります。

医学に関していえば、人の健康を預かるんですもの、しっかりとした制度が整っているべきです。

 

ただ、バレエ教師で見たときに、解剖学で100のことを知っているだけの先生になるのならば、

3しか知らなくてもその3つをしっかりと毎日の指導に使える先生の方が「解剖学的に指導している」ことになると私は考えます。

何かが身についていないまま形だけ「終わらせる」ことに意味はないのではないか?と思うのです。

だって一生勉強だから。

 

 

どっちがいい、という優越を決めたいのではないですよ。

私が推奨するバレエ解剖学は、それぞれのゴールに合わせたツール。

みなさんのゴールや、生活、クライアント層、そして自分にしかない特別な「経験」というものを

enhance、つまりより高めるためのツールになってほしいと思ってこれらの講座を作りました。
一番いい先生というのは、たぶん生徒が決めてくれるものなんだと思います。

スタジオの大きさや、書類や過去の栄光なんかと関係なく。信頼関係が築けて、彼らの夢を一生懸命応援してくれる人。

そんなバレエ教師を目指している人へ、彼らの夢を応援するツールである解剖学を提供したい

 

 

 

プロ、セミプロダンサーと一緒に仕事をする中で、そしてバレエ医学の先頭を行く人達と仕事をした経験から、

日本特有の学業や世間の目を考えつつ、レッスンで使える解剖学をお話ししたい。

これが、私のバレエ解剖学講座への思いです。

 

DLS教師のための解剖学講座が認定ではない理由

講座の復習もかねて生徒に戻る気持ちと、レッスン内で解剖学を考え、指導し、注意する練習をマスタークラスでは行います。

そして、解剖学だけでは踊れないから、マスタークラスや教師用クラスで実際に踊ってもらいます。

脚は高く上がらないかもしれないし、体力は現役の頃よりも落ちているかもしれない。

だけど、レッスンを指導する側として避けて通れない道に「お手本を見せる」というのがあります。

よってある程度のお手本が見せられるようにならないと指導者として難しいと思うのです。

だからマスタークラスでは叱られてください。

 

思考の押し付けはしませんが、認定されたい人はDLSコースの受講をお勧めしません。

「1回ですべて与えてもらえる」と思ってる人にもお勧めしません。

自分でいっぱい考えてもらうし、積極的に復習してもらいますので、そのような事が苦手な人もご遠慮ください。

 

今までの経験を最大限に利用して、生徒と向き合いたい人。

プロでなくても、大人バレリーナさんでも安全にレッスンを受けてもらいたいと強く思う人。

指導者、つまり指し示し、導く者としての自分を磨きたい人。

お待ちしております。

→2016年教師のための解剖学講座スケジュール

 

 

Happy Dancing!

ai

 


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