バレエ学校専属セラピストっていったい何さ?


 

専属セラピスト

自己紹介が苦手です。

 

佐藤愛です!っていうのは全然問題ないんですけど。

(って問題あったら困りますよね、自分の名前なんだし)

 

何をされているのですか?

って言うのが苦手です。

 

何しているんでしょうね?私。

 

悩んだ挙句、他の人が私を紹介するときの言葉を借りることにしました。

それが

「バレエ学校専属セラピスト」

だって、校長先生が(彼女の話はこちらから)、毎年新しい生徒が入学してくるたびに

そうやって私のことを生徒やご両親に説明するからです。

 

そっかー専属セラピストね。

そう思って使い始めました笑

 

じゃ、いったい何をしているのか?

そんなことをこの前聞かれたのでここに書いておきます。

 

 

バレエ学校専属セラピスト。

なのでバレエ学校にいる生徒が怪我をした場合、私が一番先に診ます。

そして、必要であれば専門家に送ります。

 

 

ダンス学校で起こる怪我は90%

1)使いすぎ(つまりレッスンの内容よりも自分の体が弱い)

2)使い方が悪い

のどちらかなので、それらの指導やメインテナンスを行うのも私です。

 

学校のスケジュールやリハーサル、振付を知っているので、

どこまでクラスに参加できるか?

参加できないクラスがある場合、他のレベルに参加できるのか?

などのリハビリプランも担当し、担当教師に話を通しておきます。

 

そうすればずる休み!って思われなくても済むし、

言われたことをやっていない生徒を見つけるのも楽になります。

 

1学期には生徒一人ひとりの全身チェックをします。

それによって、骨格的バランスや筋肉のつき方、関節の動き方をチェックすることによって、

怪我をしないレッスンをアドバイスしたり、教師の人たちに危険性を説明しています。

(これを日本で行ったバージョンが「個別ボディチェック」です。)

 

他には、授業として解剖学とケガ予防の方法の講師。

そして強化エクササイズクラスを担当しています。

(んで、この内容がDLSのセミナーになっています。)

 

つまり舞台に立てるダンサーを育てるのが学校の仕事だとしたら、

私の仕事は学校生活をしっかりと送れる環境づくりです。

ただし、最終的にこの「環境」を使うのは生徒によります。

 

 

答えになりましたでしょうか?

ただし、これは一番良い環境ではありません。

理想的な夢の世界ですと、私が行っている仕事をチームで行うのが一番です。

 

なぜか?

 

一人で全てを行うと意見が偏るからです。

 

それには十分気をつけているつもりですが、予算の関係上

一人を雇うほうがたくさんの人間を雇うよりも安いのが現状です。

 

私が研修をさせていただいたバレエ団の医療チームは世界トップレベルですが、

3人のフィジオ、1人のダンス専門医、2人の理学マッサージ師、

1人のボディコンディショニングスペシャリスト、3人のコーチ、そして振付家やバレエミストレス・・・

が働いています。

それができるのは国立バレエ団くらいです。

 

スーパーマンシンドロームにも書きましたが、全てを自分で行う必要はありません。

というか行わないほうが理想的です。

私の場合、レッスン、そしてリハーサルには一切口を出さないことになっています。

 

そうすることで、しっかりとラインが引けるからです。

でないと、怪我をした生徒は、キャストを失う恐れから本当のことを言わなくなってしまいますから。

 

 

ちなみによくある質問のひとつに

「愛さんみたいな仕事がしたいんです」

この質問にはgood Luck!

と答えます。

 

なぜならこの役職、普通ならば存在しないからです。

ぜーんぶ私が作りました。

先ほど言ったように国立バレエ団であれば役職があるかもしれないけれど、

そんなところに就職が出来る確立はとても低いです。

(先ほど挙げたチームの殆どは10年以上同じところで働いています・・・)

 

頼み込んで、自分の実力を証明して、ただ働きして。

 

正しいことをする、という事は最初逆風と戦うことが必要です。

時間もかかります。

1つの大学を出たらOKでもなく、様々な仕事を経験して今に至ります。

 

これは海外だろうが、日本だろうが一緒。

 

よく、海外だからできるんでしょ?と言われますが、

外国人はいつだって残念ながら人種差別の矛先にいます。

 

私も何度人種差別、性差別を受けてきたことでしょう。

 

そんな事、文句を言う暇はありません。

差別を受ける、という事は自分が特別だから。

特別を押し殺して、「一般」になるくらいならば、

特別でいいじゃない?

 

世の中には思ったよりもたくさんの「道」があるんです。

それを見つけるのは自分だけどね。

そして道がないならば作ってしまう、という事も出来ます。

 

そんなお手伝いが出来たら・・・と思ってオフ会を作りました。

ニューヨークで(あのABTで!!!!!)勉強しているみなみさんと、

元バレエ団員で今は整体師の良太さん(整体院院長!)にゲストできて頂き、

どうやって「自分の道」を見つけたのか?をお聞きします。

 

こんな機会あまりないと思うので、是非遊びに来て下さい!

DLS オフ会

 

Happy Dancing!

ai

 


  • 先行予約受付中!

  • コメントはお気軽にどうぞ

    メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
    また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

    内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。