徒然なるままに。


20140319_191418

徒然なるままに。

題名通り今日は私の恥ずかしい話をシェアしようと思います。

 

私は舞台に立つことが好きな子供でした。

 

でもレッスンが好きではありませんでした。

好きだったけれど、バーよりはセンター、センターよりはバリエーション。

バリエーションよりはもちろん、舞台。

 

と、まぁ、そんな感じ。

 

舞台を見る事。

それも好きではありませんでした。

 

舞台を見れば眠くなっちゃうし、

コンクールを見れば「私もできる!」なんて思っちゃう、そんな困った子でした。

 

バレエを諦めなければいけない時、この傾向は悪化しました。

 

すっぱりとあきらめる事が出来ないと辛い。

そうわかっていたのでしょう。

 

舞台はもちろん、レッスンを見るのも嫌でしたし、ダンスの話をするのも嫌でした。

趣味の延長上でバレエについてのブログを毎日更新しているなんて!

そんなことを昔の私が知ったら卒倒していたでしょう。

 

バレエ学校で働く、という事はレッスンがいつでも行われている建物で働く、という事です。

 

出来る限りレッスン内容を見ないように気を付けながら生活していました。

踊りの事は全て知っているから今更見る必要はない

そんな高飛車な態度が丸見えです。

 

その裏にはレッスンの音楽を聴くだけで悔しくて涙が出てくる事を

生徒から隠さなければいけない事実もありました。

 

それが変わったのがバレエ団で働き始めたころでしょうか?

 

バレエを辞めてから3-4年経った、という時間も手助けになっていたとは思いますが、

プロと働く、という事は本当に全ての公演を把握していないといけない、という事だと分かったからです。

 

研修生として、でしたので毎日舞台裏で働いていたわけではありませんが、

ケガの種類やリハビリ、そして毎日のトレーニングは「今行われている公演」と結びつかなければいけません。

 

よって誰が何を踊るのか。

どんな振付なのか。

どんなスケジュールなのか。

 

否応なくレッスンを見る日々、公演について話す日々が続いた中で

そのうち「研究する楽しみ」を知りました。

 

どんな癖がどんな怪我に繋がるのか。

どんなリハビリがどんな体を作るのか。

 

タンジュの仕方、トウシューズのリボンのつけ方、ウォームアップ。

そんな小さなことが舞台を左右することを知ったのもこのころです。

 

国際ダンス医学協会で研究発表をするようなレベルの人たち、

そしてあのシルビィ・ギエムに名指しで招待されるセラピストから学べたことが大きな勉強になりました。

 

それでも「公演を見る」=「研究する」な日々が続きました。

 

研究していれば第三者という位置をキープできるからです。

バレエを見ているのではなくて、動きを研究している。

そんな壁。

 

先日、オーストラリアンバレエ団のマノンを見てきました。

一人で。

派手な踊りなわけでもなく、特別なゲストが出ていたわけでもなくただ、マノン。

 

一人の観客として、芸術をサポートするためにチケットを買い、見てきました。

全幕を生で見たことがなかったので映画を見ているように楽しめました。

 

そう、楽しめちゃったのです。

 

バレエは、そして舞台は見る人と、舞台に立つ人の両方がいなければ成り立ちません。

そして、今舞台になっていないのならば舞台を見る人として貢献すべきだ。

 

バレエを辞めてから8年、やっとそんなシンプルな事に気が付きました。

 

そして、やっと「舞台に立ちたい目立ちたがり屋の愛ちゃん」は

「ダンサーを舞台裏から、そして観客席からサポートできるセラピスト」という新しい一歩を踏み出した、と思っています。

 

本当はマノンで見た「歩く」というテクニックのお話をしようと思っていたのですが、

愛ちゃん成長日記、ということで今日はオチなく終わりです。

 

Happy dancing!

ai


Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *