ダンサーの為のヨガムーブ Vol.4 ヨガの呼吸法


 

ヨガムーブ4

こんにちは!ヨガインスト

いよいよ春本番!

出会いと別れの季節、そして新しい生活や環境がスタートする人も多いのではないでしょうか。

 

学年が上がるタイミングで今までより一つ上のレッスンクラスに参加出来ることになった人、

バレエ団の入団やバレエ学校の入学が決まった人(いたら本当におめでとうございます!)

もいらっしゃるかもしれません。

 

いや~、私も色々思い出して緊張してきました。笑

 

 

さて、緊張しやすい春、今日は『ヨガの呼吸法』を紹介したいと思います。

(呼吸法(調気法)はサンスクリット語で『プラナヤーマ(pranayama)』)

 

ヨガの特徴の一つは、数種類あるその独特な呼吸法です。

 

ヨガというと、ポーズをとることをイメージする人が多いと思いますが、

そもそもヨガとはヨガの教典『ヨーガスートラ』に記された8つのステップ(ヨガの8支則)を踏んで、

心と体の質や霊性のバランスを良くしていくものです。

ポーズをとることで意識を集中させ、身体機能を高め、より良い呼吸を行う事が出来ます。

 

実はヨガの8つのステップではポーズの次の段階が呼吸法なんです。

そう、つまり全てのヨガのポーズはより良い呼吸の為にあるのです。

 

呼吸とは、ご存じの通り、息を『吸う』と『吐く』の2つの動きです。

それはどんな意味を持つのか。

 

空気を吸うことで、エネルギーを取り込み、自分の内側は広がります。

吐くことでエネルギーを外へ出し、今度は自分の内側が縮まり、外の世界は広がります。

 

自分の内側と外の世界とのエネルギーの交換を感じながら、エネルギーを高め、浄化させていく。

それがヨガの呼吸です。

 

実際、体内に取り込まれた酸素は、毛細血管の中でヘモグロビンと結びつき、体内へ運ばれます。

それによって全身の代謝が良くなり、老廃物も流れやすくなっていきます。

 

また、深い呼吸を行うことで副交感神経が優位になり、脳内からセロトニンという癒しの物質がでて、

心を冷静に、落ち着かせてくれます。

 

気の流れを整え、心を静め、全身のバランスを整える。

ダンサーやアーティストのパフォーマンスを高める為には、是非行って欲しいです

 

 

そしてヨガの呼吸法は本当に気持ちいいです。

毎日行っている呼吸にちょっとした変化を与え、意識を向けてあげるだけ。

道具もいらないし、本当にいつでも出来ます!

 

今日は私がクラスでよく行う2つの呼吸法を紹介していきます。

それでは始めて行きましょう。

 

まず、一つ目は『ヴィリッテイ呼吸』

 

1、左右の坐骨を安定させ、あぐらで座りましょう。椅子に腰かけたり、立ったままでも大丈夫です。

 

2、背筋をまっすぐに伸ばしましょう。無理に背筋を緊張させたりせず、頭のてっぺんを空へ引っ張るようにし、体の中心軸をまっすぐにするイメージです。

 

3、まずは流れるまま、自然な鼻呼吸を繰り返しでいきましょう。

今の呼吸の深さや、鼻の詰まり具合をチェックしながら、呼吸に意識を向けていきます。

 

4、ゆっくり息を吸ってみましょう。吸いきったら軽くあごを引いて気道を締めるイメージで息を止めます。4カウント程したら軽くあごを上げて、ゆっくり息を吐きます。

『吸う・止める・吐く』が『1・4・2』のバランスになるように、心の中でカウントしながら繰り返します。

 

★繰り返していくと、息を吐く事がとても気持ちよくなっていきます。

心がざわついている時や興奮状態の時、過剰になっているエネルギーを鎮め、

心の安定を取り戻してくれる呼吸法で

 

 

 

さて、もうひとつはちょっと複雑なのいきましょう。

『ナディ・ショーダナ』(別名 ハタ呼吸、片鼻呼吸)

 

1、ヴィリッティ呼吸と同様に安定した姿勢で、まずは自然な呼吸を繰り返す。

2、右手の人差し指、中指を曲げ、手のひらを顔の方に。

親指で右の小鼻、薬指で左の小鼻を抑えるようにする。

 vol4-1

※この手の形をヴィシュヌムドラーと言います。

ヴィシュヌムドラーが難しい人は人差し指、中指を眉間に置いて行いましょう。

 

3、親指で右の小鼻をおさえ、左鼻から4カウントで吸う。

薬指で左小鼻もおさえ、4カウント止める。

親指を離し、右小鼻から4カウントで吐く。 

4、今度は右から行い、左右交互に繰り返す。

 vol4-2

 右が『交感神経(陽、太陽のエネルギー)』左が『副交感神経(陰、月のエネルギー)』といわれています。

自律神経のバランスを整えることで、心身の安定をもたらしてくれる呼吸法です。

 

まだまだたくさんあるヨガの呼吸法ですが、まずはこの2つ。

自分のお気に入りの呼吸法を見つけて、舞台やオーディション、大事なリハーサルの前に取り入れてみて下さい。

すっきりとした心と体で、パフォーマンスを楽しんで下さいね。

 

呼吸法は5月3日4日のセミナーで行われる朝ヨガでも取り入れていきますので、どうぞお楽しみに!

 

次回は「ダンサーの為のヨガムーブVol.5 らくだのポーズ」をみていきましょう!

斎藤彩夏のオフィシャルブログはこちらから!

 

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