スタンス&ターンアウトWS 大人バレエトレーニーさんガイド
「バレエの立ち方できてますか?」「ターンアウトできてますか?」の2冊が先行予約だけでアマゾンベストセラーになれた大きな理由は、大人バレエトレーニーさん達(大人でバレエレッスンを受けている方々をDLSではトレーニー「トレーニングする人」と呼んでいます)が応援してくださったからです。
どうもありがとうございます。
だからこそ、ここでお時間を取ってご連絡したいことがあります。
DLSのバレエスタンスワークショップ、そしてターンアウトワークショップには大人バレエトレーニーさんでも参加していただくことができます。
ただし!!
ちょっと条件がございます。
- バレエを週に2回以上、5年以上行っている
- セミナー参加時点にケガ、病気がない
- ターンアウトWSの前にスタンスWSに参加している
こちらの3点です。
読み進める前に覚えておいて下さい。
私にとって、条件をつけることは、ビジネス、金銭的な面、そして今後のDLSの人気などが落ちる事を十分理解しています。
それでも、皆さんに一番いいお金と時間の使い方をしてほしいから、敢えてこちらに書きます。
こんなページ、他のセミナーじゃ存在しないでしょう。
だって、ビジネスだと自殺行為だもん。
でも、第一回バレエスタンスWSを行ってみて学んだ事がたくさんあったので、こちらの条件をつけました。
バレエを週に2回以上、5年以上行っている
バレエはバレエをやらないと上達しません。
特に、コーディネーションや振り付けを早く覚える力、アレグロをこなす体力などは、
レッスンの中で育てていく強さです。
こういったものがないままで、バレエスタンスWSを受講しても残念ながら大きな変化は見られません。
本の内容が役に立たない!とか
エクササイズをやってはダメ!
ではございませんよ?
それらは、バレエをやっていなくても大事な事が書いてありますから、
どんどん、お家でやって下さい。
文章で説明してあるところプラス動画サイトを使えば、動きも注意もすべて自分でできるはずです。
(そしてそれくらいの努力はしましょうよ!)
そちらを継続してもらいつつ、レッスンに通って下されば、絶対に体は強くなり、テクニックも上達します。
正直に言いますね。
その上達の幅と、ワークショップに参加して得る上達の幅は一緒だと思います。
大人でバレエを習うというのは、自分で働いたお金で、自分でやりくりした時間でやっていく、ということじゃないですか。
だからね、例えそれが私の(DLSの)ビジネスや収入にならなくても!皆さんに一番いいシチュエーションを考えるのが、トレーナーとしての私の仕事だと思います。
だからこそ、バレエを週に2回以上、5年以上行っていない方は
DLSのセミナ―に参加するお金と時間を、是非是非!!レッスンに使ってあげて下さい。
そっちのほうが早く上達しますから。
(そうかな・・・と思っちゃった人、それはスタジオを変えるサインかもしれませんよ
大人バレエトレーニーさんは特に、先生の質が大事になってきます。)
セミナー参加時点にケガ、病気がない
大人のケガ、というのはそんなに単純ではございません。
例え、バレエで捻挫しましたーって事だったとしても、
- そっちの足が弱い?
- 今までのケガは?
- レッスンの内容は?
- 筋力は???
など様々なエリアを見ていかなければいけなくなります。
それ自体は現役ダンサーでも同じなのですが、大人の場合、歴史を紐解くのに時間がかかるのと、
そのケガが慢性の場合、かばう癖、痛い部分を使わないための筋肉委縮など
カバーしなければいけない部分が増えていきます。
そういう人は、セミナーよりも一対一のトレーナーについた方が早く、そして確実に、安全に結果に繋がります。
同じく、病気の中には、そのせいで感覚や筋力がつきづらいという問題もあります。
残念ながら、そのような話をしはじめたら、グループクラスでは他に進めなくなっちゃうんです。
最初の点と同じように、本の内容が役に立たない、ではないですよ。
何度も言うけど、あの本を書いたとき、編集者と私とで一般大衆でも使えるものを、世界に送ろうというのがゴールでしたから、徹底して内容を吟味していますし、
エクササイズもどんな人でも始められるよう、難易度ダウンがあるわけです。
同じお金と時間を使うのならば、このカテゴリにいる方は個人セッションをお勧めします。
私の、ではないです。
私は日本で個人セッションを(よっぽどの事がない限り、そしてプロダンサーで、治療家の推薦がない限り)受けておりません。
でも、DLSのセミナーを受講してくださっている治療家・トレーナーはこちらのページで調べることができるようになっています。
そちらから相談できる人を探してみてください。
ターンアウトWSの前にスタンスWSに参加している
上記の条件を満たしていても、スタンスWSに参加していない人は、ターンアウトWSには参加しないでください。
何故ならば、股関節のターンアウトを作りたかったら、
まず「立つ」という事が出来なければいけないから。
そして、「立つ」という事がしっかりと出来ると、ターンアウトも勝手に上達するか。
なので本の順番通り、まず最初は立ち方をマスターしてもらいます。
確かに、ターンアウトの方がバレエっぽいじゃないですか。
でもね、この記事の中心となっている「時間とお金を無駄にしないで!」というメッセージに乗っとると、
立ち方ができずにターンアウトやっても無駄なのよ。
実際、ターンアウト出来てますか?のエクササイズには、難易度ダウンは立ち方ブックのエクササイズです、という部分もいくつかあります。
バレエには順番があります。
バー、センター、アレグロ、ポワント。
これはより効率よくダンサーを育てるために、何百年も前から使われているダンサー制作レシピです。
テクニック上達のヒントもそこに隠れていると私は思う。
実際にワークショップ後、大人バレエトレーニーさんから「参加してごめんなさい」といわれる事が何度かありました。
予習していない様子は本の状態で分かるのです。
あの形の本を開きながらエクササイズしたら、折り目はつくんですよ。
それがなく、予習資料に何も書いていない。
そしてワークショップ後に気まずい思いをする…
せっかくの学びの場だったはずなのに、これはお互い悲しいじゃないですか!
やるんだったら本気でやりましょう。
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