DLSダンサーを診る治療家・トレーナープログラム
バレエダンサーの治療、トレーニングは特殊。
並外れた柔軟性が必要な上に、アスリート並みの筋力、持久力が求められる上に、身体的なラインやプロポーションも非常に重要なポイントとなっています。
その上、クラシックバレエだけでなくコンテンポラリーやキャラクターダンスなど様々なジャンルの踊りを芸術的にこなさなければいけません。
ダンサーのケガのリスクは、オーストラリアンフットボール(ラグビーのような人と人がぶつかり合うコンタクトスポーツ)よりも高いと言われ、ダンサーの80%がバレエ人生の中でケガをするといわれています。
しかし、65%のケガは予防できるものだとも研究で発見されているのも事実です。
自身がバレエダンサーとしてトレーニングを続け、海外に留学経験を持つ上、そして10年以上プロを育てているバレエ学校の専属セラピストとして日々ダンサーと向き合ってきた佐藤愛が、最新の研究やプロバレエ団の医学情報をお話するプログラムです。
ダンサーを治療しているんだけれど、言葉が通じない・・・
トレーニングしてるけど、実際にどれくらい鍛えると十分なの?
という現役治療家・トレーナーさんはもちろんダンサーを治療したい、トレーニングしたい、と思っている学生さんや、将来このエリアの仕事につきたいな、と思っている人達でも受講可能です。
バレエ団、舞台裏での応急処置、そして若いダンサーを育てていく環境で身に付けた、ダンサーを治療・リハビリする情報を一緒に勉強していきましょう!
2019年スケジュール
バレエの世界へようこそ
クラシックバレエダンサーという特殊環境への理解、レッスン構成やよく見られる障害の説明
30,000円
*過去受講者は半額になります。お申し込みの前に hello@dancerslifesupport.com へお問い合わせください。
特化コース:ダンサーの柔軟性と対処アイデア
40,000円
*特化コースは過去、もしくは今回「バレエの世界をようこそ」を受講された方のみ申し込みができます。
会場
DPTPは年に一度しか行われません。この機会をお見逃しなく!
ピースオブモダンダンススタジオ
(港区南麻布/地下鉄日比谷線広尾駅)
対象
ダンサーを診たいと思っている治療家・トレーナー、インストラクター
このような仕事を考えている学生
DLS治療家・トレーナープログラム データベース
多くのダンサー、そしてバレエ教師の皆さんからの「バレエを知っている治療家・トレーナーを紹介して!」という切望にお答えして、DLS治療家・トレーナー(以下DPTP)プログラムを受講をされた皆さんをより探しやすくするためのデータベースを作りました。
- 治療家トレーナーにとっては無料の宣伝、
- ダンサーにとってはバレエを理解してくれる専門家を検索
- DLSにとっては、より多くの悩めるダンサーをサポートする
全員がHappy Dancingにつながるプログラムです。
Pink
治療家・トレーナーセミナ―にて「バレエの世界へようこそ」とその年の特化コースを受講された方
Silver
治療家・トレーナーセミナ―にて「バレエの世界へようこそ」とその年の特化コース、そして教師のためのバレエ解剖学講座モジュール1&2を受講された方
Gold
治療家・トレーナーセミナ―にて「バレエの世界へようこそ」とその年の特化コース、そして教師のためのバレエ解剖学講座モジュール1、2と3、4のすべてを受講された方
セミナー終了後、上のロゴをメールにてお送りいたします。こちらをHPもしくは印刷して治療院などにご利用下さい。
また、希望者のみDLSデータベースにお名前、ビジネス名、連絡先をアップさせていただきます。
*DLSの判断により、掲載するデータベースのご希望に沿えない場合がございます(例えばバレエ教師の方は教師データベースに掲載する、など)。
モジュール3、4のいずれかを受講の場合は Silver となります。
Goldの方はビジネスロゴの表示が可能となり、DLSから直接リンクも設置いたします。
「バレエの世界へようこそ」とは
このセミナ―ではバレエダンサーに求められるものを広く見ていきます。
- 年齢とトレーニングやダンスのレベルの量
- 海外バレエ学校の様子とオーディションで必要なもの
- プロになる道や日本独特の問題点
をカバーした後、
- ダンサーによく見られるケガの種類とテクニックのつながり、リハビリについて
を広く考えていきます。
10年以上バレエ学校で働いている経験より、ダンサーに使えるテーピング法やチェックしたい体の項目などもこちらで見ていきます。
DLSの治療家・トレーナーセミナーでは入門レベルとして扱い、このセミナーを受講した方は特化コースへ進むことができます。
*一度「バレエの世界へようこそ」を受講された方はこのクラスを50%オフにてリピートしていただけます。ダンサーをより効率よくサポートするためのブラッシュアップセミナーとしてどうぞご利用下さい。
「特化コース」とは
「バレエの世界へようこそ」から深く掘り下げていくコースとなります。
毎年、取り扱われるコースが違いますが、一度「バレエの世界へようこそ」を受講されていたらどのコースでも受講できるようになります。
- ダンサーの足 治療家・トレーナーVar.
- 股関節障害とターンアウト
- ダンサーの柔軟性と対処アイデア
特化コースでは、それぞれのテーマを深く研究していきます。
バレエダンサー特有の悩みとなるつま先、ターンアウト、そして柔軟性をテーマに上げた理由は、ダンサー、もしくは教師自体から多くの要望や質問がある部分、もしくは慢性的な障害が見られるエリアであると同時に、
テクニックを改善するとほとんどのケースがよくなる(逆説的に見ると、バレエテクニックが分からないと、100%痛みをなくすことが難しい)エリアだから。
たとえその道のプロでなくても、治療・トレーナーという立場からよりよいアドバイスができるようになる事で多くのダンサーの信頼を得られるようにデザインしました。
また、日本特有の問題として、年齢の幼い子達が体に合わないレッスンを受けている場合があります。
スポーツ障害と同じように、年齢別に起こりやすいケガ、気を付けるべきエリアというものがバレエにも存在します。
確かに若くしてキャリアを積まなければいけないクラシックバレエですが、その流れと身体的、精神的な準備をさせてあげることでよりよくリハビリやトレーニングを考えるヒントにしてください。
*同名のコースをリピートする場合、50%オフでご参加いただけます。
治療家・トレーナーのFBグループについて
「バレエの世界へようこそ」に参加いただいた皆様が半永久的に参加できる秘密FBグループを作りました。
ここでは、セミナーで出来たコネクションを続ける場所として、難しいクライアントが来た場合のアドバイスを受け付ける場所としてお使いください。
自分のクライアントを送る専門家が見つかったり、お互いの強みを生かした総合サポートなどができるかもしれません!
みんなで協力してより多くのダンサーをサポートしていけるように願っています。
*セミナー終了後FBグループへご招待いたします。
よくある質問
治療家セミナーはピラティスインストラクターには難しいですか?
治療家セミナーはダンサーを治療したい人たちにダンサーの世界をお話しするというのが前半で、後半は治療の面、リハビリの面でのお話をしています。
受ける資格はありますが、もう解剖学を知っている前提でお話をしていくので簡単な内容ではありません。
男性ですが受講できますか?
もちろんできます!
キャンセルポリシー
DLSでは国内外からセミナー参加を希望される方がいらっしゃいますので、厳密なキャンセルポリシーがあります。お申込み前に必ずご一読ください。
また、一人の受講者によるお席の重複確保は固くお断りしております。より多くの方にセミナー受講のチャンスをお渡しできますよう、ご協力をお願いいたします。
講師紹介
佐藤 愛
6歳よりバレエを始め、カナダのRoyal Winnipeg Ballet サマースクールを経て、The Australian Conservatoire of Balletにてクリスティン・ウォルシュ、リカード・エラに師事。
Diploma of Danceを取得し、卒業後Victoria University にて本格的に解剖学、理学マッサージを学ぶ。National Pilates Trainingにてピラティスインストラクターとしての勉強も行い、オーストラリアバレエ団医学チームで研修を積んだ。
母校であるACBでは政府認定コースの一部として10年以上ダンス解剖学とフィットネスの講師を担当する傍ら、バレエ学校専属セラピストとして生徒の治療やリハビリに携わる。国際ダンス医科学学会(IADMS)会員。
ダンサーの為の情報サイト、Dancer’s Life Support.Com創立者。「バレエの立ち方できてますか?」「ターンアウトできてますか?」「プリエ使えてますか?」著者。2019年クララ7月号よりスタートした「解剖学で分かるバレエの体の使い方」1年連載を担当。