DLSポッドキャストepi467 ダンサーに休む“努力”が必要な理由

  休むことに躊躇していませんか? 今回のポッドキャストでは、「休むことの大切さ」を軸に、 努力して休むことの必要性をお伝えします。 私も忙しさ=充実度だと思っていたけれど、 成長に本当に必要なのは自分に休息の余裕を持てるかどうか。 自分のためにも、次世代のダンサーのためにも、 休むことを前向きに捉えてもらえれば嬉しいです。     聞きたい人はこちらから(読みたい人はスクロールしてね)   みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?   ダンサーズライフサポート、通称DLSは”生徒の安全と将来の健康を第一に考えるレッスンを「当たり前」に。”を合言葉に、 元オーストラリアの政府認定バレエ学校専属セラピスト兼、セミプロフェッショナルレベルのダンサー向けエクササイズ、解剖学とケガ予防のクラスの講師を担当してきた佐藤愛が、 大好きなバレエを心ゆくまで続けたいダンサー、バレエの先生へ情報をお届けしています。     今日のポッドキャストでは「休む」って本当に大変だという話をしたいと思います。 DLS10周年まであと数日のところでアップロードされるポッドキャストのトピックは、何にしようかギリギリまで悩んでいたんですよ。 歴史を振り返ってみるとか、10年やってきた中で一番嬉しかったこと、悲しかったこと、学んだことなどいろいろな角度から10年を振り返ることが出来ると思ったんだけど、 最終的にテーマは「休む」にしました。   私のインスタをフォローしてくださっている方々はご存じのように、7月の頭に1週間ほど、カルバラビーチというNSW州の南のほうにいました。 NSW州とは、私が住んでいるビクトリア州の上にあって、シドニーがあるところです。 カルバラビーチは、シドニーから車で3時間程南にある、カントリービーチっていうと響きがいいかもしれませんが、ド田舎のビーチですね。 そこにあるお家をAir B&Bで1週間レンタルしてワーキングホリデーしてきました。 いつもと違う環境で、田舎の少しゆっくりした環境で、 クカバラという鳥の大声で起きて、ビーチで朝日が登るのを見て、お家に帰ってきたらいつも通りお仕事をする、みたいな感じ。   どうしてこのホリディに行ってきたか?というと 10周年イベント達の裏準備が本格的に始まる前に、スペースを作る事 2023年の後半戦の前に、考える時間、プランの時間をとること。 コンフォートゾーン、つまり自分の慣れている環境から抜け出して、見たことのない世界を体験すること。 の3つがメインのゴールでした。 もちろん、メルボルンから来たに向かえば向かうほど、暖かい気候になるという事もあって、寒さからちょっと逃げてきたのもあります。   特に、インストラクターコース2期生コースを行っていた2022年は強く感じたんですが、 自分のカップを満たすことって、指導者だけでなく、大人にとってとても大切なんですよね。 狭いお店の中で、トロトロ歩いている人にイライラするとか、 時間になっても準備が出来ていない子供たちに怒鳴るとか、 何度も言っても、ずっと注意している部分が出来ない生徒とか   国や年齢に関係なく、皆が体験したことがあると思うこういうシチュエーションで、 イライラするなぁと思うだけでなく、怒鳴るとか嫌味を言う行動に移してしまう人、 何時間も、何週間も過去のことを引きずる人って、自分のカップが満たされていないと思うんです。   余裕があれば、笑い話になるようなこととか、多めに見てあげられることが、 毎日ギリギリで過ごしているもんだから、すごく大きな問題に見えてしまう。   もっと分かりやすい例で言うと、疲れているときに、電車の席を譲るのを躊躇しちゃうって気持ち。 一度はありますでしょ? まだまだ駅は遠いし、寝たふりしようかな、とかほかの人が譲るかなとか、考えてしまうヤツ。 … Continue reading DLSポッドキャストepi467 ダンサーに休む“努力”が必要な理由