バレエレッスン、最大限に使ってますか?パート1

Table of Contents

バレエレッスン、最大限に使ってますか?パート1

週に何回レッスンに通っているか?

という質問は色々なところで使われます。

 

例えば、バレエ学校のオーディションやワークショップで聞かれることもあるし、
ケガすると治療家から聞かれるはず、トレーナーにつく時も聞かれているはずです。

 

ただ、誰も聞かない事。

それはレッスンの
もちろん、質が低くても週に5回レッスンに通うことでできる強さ、というのはあります。

だけどね、どうせ時間を使うんだったらレッスンを最大限に利用して上手になりたいもの。

 

この前スキマ時間を使ってバレエ上達を考えてみたけれど、今日はレッスンを最大限に使ってバレエ上達を考えてみましょう!

ウォームアップ

ウォームアップの大切さは何度も何度も書いていますから分かっていると思うけれど、

レッスン上達のためにも大事だって事はあまり知られてないかも。

 

例えばウォームアップで正しい筋肉を感じることができると、レッスン中に正しい体の使い方を意識することができます。

つまり、同じレッスンでも正しいところを強化していくことができるわけ。

 

ウォームアップでしっかりと体が動くように準備しておくと、バーレッスンから体の可動域をしっかりと使いこむことができます。

可動域、つまり動く幅が大きくなれば大きくなるほど、筋肉も使うし、運動量も上がる。

スタミナ向上、筋力向上、そしてダイエットにもお得です。

 

ウォームアップをしっかりと行うメリットはケガを防ぐことでもありますよね。

ということは、ケガで100%踊れない、という時間を短縮してくれます。

これを逆に言うと100%レッスンに参加できる可能性を最大限にあげてくれる。

嬉しいですよね。

 

もう一つ、当たり前だけれど忘れがちなこと。

それはウォームアップは運動です。ってことはね、1日の運動量も上がるって事。

例え週に3回しかレッスンに参加出来なくても、レッスン前20分しっかりとウォームアップしたとしましょう。

それって60分=1時間のエクササイズに繋がります。

バーレッスン

ついこの間まで、ロイヤルバレエ団のプリンシパル、あかねさんがうちのバレエ学校でレッスンしていました。

ため息が出るほど美しいバーレッスンに目が行きがちだけれど、

指導していた先生は「バーのタンジュから彼女は汗をかいていた」と。

 

バーレッスンで体が温まらない、なんて真面目にレッスンしていない証拠なんでしょうね。

生徒だったら特に。

もちろんカンパニーになればレッスンのゴールが変わりますが、上手になりたいと思ったら、練習しないといけないのよね。

 

  • バーのタンジュで汗がでるくらい集中していますか?
  • 細部まで神経を払っていますか?
  • 注意されたことをできる限り直すように努力していますか?
  • 自分の苦手な部分を繰り返していますか?
  • 間違えない様にしっかりと頭を使っていますか?

 

長年バレエ学校でレッスンを見ていると、上手な子と下手な子では、レッスンの受け方に違いがあることも分かります。

例えば、先生が振り付けを渡しているときに、しっかりとマーキングしている子と

バーに寄れかかっている子。

 

ちなみに校長先生のお友達で、バレエ団振り付け・演出をしている元プリンシパルの方は

新しいバレエ団で作品を作るとき、レッスンでバーに寄れかかっている子は絶対に外す。といっていました。

そういう人と仕事したくないってさ。

 

DLSでバレエレッスンをする時、どのクラスでも、どのレベルでもいつも言うことがあります。

順番は間違えないでくださいね。

これは前に記事にしましたが、

  • 順番を間違えている子が自分のケガについて考えてられるか?
  • 先生に言われた注意を考えているか?
  • 体を100%使って踊っているか?

振り付けを与えられている時間に集中できなければ、踊っているときにだって集中できないでしょうね。

集中力も「力」。

練習する部分です。

センターレッスン

センターレッスンとは、センターアダージォ、タンジュなどからワルツ、ピルエットまでを指します。

その後ジャンプがはじまったら、これはアレグロ、と呼ばれるので、違うカテゴリで見ていきましょう。

 

センターレッスンはアレグロと違って大きめのグループで行われることが多いです。

そして時間の関係上、あまりリピートされません。

バーだとタンジュでも1番と5番があったりするけれど、

センターでは右と左のタンジュをやったら終わり!な事がよくあります。

 

って事は、体力づくりのためにもすべてのグループで踊ることができるはずです。

場所がなかったら、センターの振り付けをバーに捕まって練習することができます。

その場所もなかったらポーデブラだけの練習

軸足だけの練習(脚をあげるスペースがない場合とかね。すべてをクドゥピエポジションやプチデベロッペで行うことができるはず)

ただボーっとお友達を見ていたらかなり時間の無駄ですね。

 

長くなってしまったので、パート2ではアレグロ、ポワント、クールダウンを最大限に使う方法をお話していきます。

パート1でお話した事、全てやると最初は大変かもしれません。

だけど、1つずつ取り入れることはできるはず。

バレエノートに書きだして、毎回のレッスンで気を付ける事を考えておきましょう。

 

Happy Dancing!

ai

Share This Post

Facebook
Twitter
LinkedIn