愛さんのバレエ留学記 一時帰国と周りの反応

長かったバレエ留学1年目が終わり、色々な意味で痛かったスワンレイクが終わり、

日本に6週間一時帰国しました。

 

その時の記憶はあまりないのね。

多分自己防御で消してあるんだと思います笑

 

この休み期間に昔通っていたスタジオに戻ってレッスンはしました。

昔、スタジオで一緒に踊ってきた子達やスタジオの先生からの反応は微妙な感じだった。

そりゃそうだよね。

 

パンパンに浮腫み、太って帰ってきてしかもそれという上達はしていない。

バレエ団の契約がとれたわけでもない。

 

今みたいに簡単に繋がれる時代ではなかったし、SNSなんてなかったのでスタジオの人達とは全く連絡を取っていなかったのね。

とっていたとしても、今こんなにケガしていて、摂食障害で、鬱で…なんて言えるわけがないじゃないとは思うけどね…

 

バレエ留学する=夢を叶えるって事だから、周りの子達は何倍も上達した私が帰ってくると思ってたんだろうね。

私もそう思ってたもん。

 

ダンサーの卵セッションで、親御さんたちに伝えているメッセージの一つは

「バレエ留学をしたからって上達するとは限らない」

ロイヤルだろうが、ABTだろうが。

留学中ケガして踊れなかったら、本人が努力をしなければ上達はしない。

逆に日本の地方のスタジオでも、本人が努力し続ければ、上達していく。

これが事実。

だからこそ、留学はスタートと考えないといけないってこと。

 

この一時帰国にレッスンに顔を出したのが最後、私は地元のスタジオに戻ることはありませんでした。

居心地が悪いというより、居場所がなかった

ま、この後バレエも辞めちゃったしね。

 

他の子達がどう感じたか?は分からないよね。

私の勝手な思い込みだった場合もあります。当時の私にはそう感じた、ってことね。

その時の友達とは疎遠になり、どうだった?と聞くことができないので。

 

2012年に日本でセミナーを始めます、という時に一度母親と共にスタジオに挨拶にいったのね。

残念ながら、その時の反応は良くなくて、行かなきゃよかったと思ったよ。

私がDLSでなんでも赤裸々に話していますが、地元のスタジオについて書いていないのには理由があります。

それはね、やっぱり日本のオーディエンスが多い中、探そうと思ったらそのスタジオも私の先生も簡単に探せると思うのよ。

すごくよくしてもらったのに、理由はいろいろあるとしても、こまめに連絡をしなかったのは私

     

     

    DLSで一番長く続いている「教師のためのバレエ解剖学講座」に来てくれる先生方はとってもオープンマインドで、勉強熱心。

    正直、その人たちに習っている生徒さんが羨ましい。

     

    もちろん、DLSの教師講座に参加したからってすっげーいい先生になるわけじゃないけど、

    私は自分の先生(アシスタントや、先輩も含む)が勉強にいく、っていうのを見た事がなかった

    酷く言われ続けた校長先生の下を去らなかった理由の一つは、彼女が勉強する姿を見たから。

    それがすごく新鮮だったんだよね。

     

    • 大人になっても勉強って出来るんだ。
    • 先生として、指導者でも、勉強を続けていく必要があるんだ。

    この事をバレエ学校で学べたのはとても貴重だったと思う。

     

    本当にね、子供って大人の「姿」を見て成長するんだろうね。

    どれだけ良いことを言っても、きれいごとを並べても、「姿」「行動」が大事

     

    だから、どんなにスローでも笑 勉強している教師の人を見ると嬉しく思う。

    年末にアンケートやったじゃない?

    そこで治療家・トレーナーです、というカテゴリにしるしをつけた人が教師講座に出て「周りの人達も分かったつもりになっている気がする」というコメントがあったのね。

     

    私さ、鬼の愛って言われても怒ることあまりないんだよ。

    結構、色々と大変な事があったおかげか、イライラするシチュエーションが面白く見えちゃう人間だから。

    ただ、そのコメントは正直腹が立った。

     

    バレエ教師の90%以上が自営業で、自腹でスタジオ閉めて勉強にくる、って怖いことだと思うんだよね。

    だけど将来の子供のために、今の生徒の為に頑張ってくれている。

    「最初は」分かったふりでもいいじゃん、勉強しようとその場所に足を運んだ事に意味があるんだから。

    もちろん、その後は…と聞かれたら答えは長くなりますが。

     

    あ、話がずれた。

    ただ、この一時帰国で言えることの一つは、日本に居場所がないって感じたおかげで、ホームシックにならなかったこと。

     

    留学生を見ていると、やっぱり家族、友達って居心地がいいんだよね。

    特に言葉の壁がある子達にとっては、愚痴が言えたり、冗談が言える環境が留学先にはないから。

    そしてホームシックになり、戻ってこれなくなったり、日本のことばかり考えていて留学の意味がなくなる。

     

    私にはそれがなかった。

    あんなにつらい1年目を送ったからこそ、もしここで凄く優しくしてくれる人がいたら戻らなかったかも。

    それがなかったし、やり始めた事は終わらせるべきという考えで育ってきたので。

     

    家族と仲良くないわけではないですよ!

    毎回本の先行予約イベントには愛ママが隠れています。探せるかなー?笑

    口は出さず、金は出すという素晴らしい距離感でサポートしてくれていました。

    ママが親友!みたいなベタベタした関係じゃなかったからこそ、ホームシックにならなくてすんだんだろうなぁ。

     

    再度腕をめくってスタートした2年生、2回目。

    残念ながら、クラス担当の先生が20人近いクラスの中で1人しか見ないというロシア人で、

    バレエを辞めるって決めた2年生についてはまた今度

     

    Happy Dancing!

  • 佐藤愛著シリーズ



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