DLS公認 スタンスインストラクターコース 第二期生
”Happy Dancing” を信条に掲げ、ダンサーが長く、満足するまで踊り続けるサポートをするインストラクターを育成するコースです。
このコースではバレエの基礎である「立ち方(スタンス)」を育てるエクササイズを解剖学、運動生理学、トレーニング理論や、ダンス医学リサーチなどのエビデンスと共に勉強し、生徒の夢と将来を守るためのトレーニングを提供できる知識を学びます。
また、クライアントに寄り添った言葉の選び方やスタジオ内の配慮、医療チームやバレエ教師、保護者との連携方法もカリキュラムに含まれているため、総合的にダンサーをサポートする方法を身につけることができます。
豪州バレエ学校にて専属セラピスト、解剖学・フィットネス講師として経験を重ね、Dancer’s Life Support.Comの創立者である佐藤愛(通称 鬼の愛)と一緒に、プロの現場から健康なダンス生活を応援したい小鬼たち集まれ!
第二期生募集は終了いたしました
第一期生の声
総合的に見て、とってもとっても楽しかったです!
エクササイズのみならず「教える立場」の難しさや重要性を知り、またコースを通して広がった価値観や世界観を与えてくれて感謝してます。
インストラクターとして、今自分に出来ることを精一杯やっていきます!
ここまで引っ張って頂きありがとうございます。コース中は必死すぎてついていくのに気を取られていましたが、コース終了後は何故この科目を勉強したのか、じわじわ分かってきました。
今なら母ちゃんの愛のムチを正しく理解できてると思います。
そして、やっとインストラクターとしてスタートラインに立ったばかりだと理解しています。
これからが始まり。ついていきます!
スタンスインストラクターコースは誰向けのコースですか?
- 18歳以上(学歴、指導歴関係なし)で、バレエテクニックの土台となる体を作るためのエクササイズを自信をもって指導したい人
- 自分のスタジオでダンサーに特化したエクササイズクラスを安全に指導したい人
- 1対1や少人数制クラスで、ダンサー1人ひとりの悩み、ケガやゴールに合わせたプログラム制作、指導をしたい人
- バレエ教師として、スタジオにいるケガをしているダンサーへ的確なサポートをしたい人
- 安全で効率的なウォームアップやクールダウン、お家で出来るエクササイズホームワークを様々な年齢、バレエ歴の人たちに指導したい人
こんな人には向きません
- Happy Dancing!(コース信条)を理解できない人
- 自分で勉強するモチベーションを保てない人
- 継続して勉強をし続ける必要性を感じない人
- 資格を取る事「だけ」がやりたい人
- オフラインクラス、試験日に参加できない人
スタンスインストラクターコース修了必須条件
- オフラインクラスに参加すること
- 全ての筆記試験、実技試験にて70%以上の点数をとること
- バレエスタンス、ターンアウトWSに参加すること(コース修了1年以内、過去参加でも可)
- セミナ―アシスタント研修に2クラス分出席し、現場を体験すること(ビデオ審査依頼書が通過した場合は指導しているクラスの様子を2種類ビデオに収録し審査を受けること)
- 全てのアセスメントを提出すること
Happy Dancing例:個別セッションフィードバック
怪我をしてから何事も前向きに考えることができず、病院のリハビリには通っていたものの手術しかないと言われバレエに復帰できるのか不安でいっぱいな日々を送っていましたが、
愛さんにバレエに復帰するための細かいスケジュールをたてていただき、具体的なアドバイスやエクササイズを教えていただいて、日常生活で気を付けることも含めて実践して、心も体も改善していくことができています。
もう一度バレエに戻りたいのに何から手を付けて良いのかも分からず自分でも情けなくなるような状態でしたが、愛さんが親身に相談に乗ってくださり本当に心強く、どんな状態であってもできることはたくさんあるということを痛感しました。
復帰までは簡単な道のりではないと思いますが、怪我をしてしまったこの時間を無駄にすることなく、復帰後さらに強くなることができているように、前向きに頑張ろうと思えるようになりました。
愛さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
佐藤愛よりメッセージ
2013年よりDancer’s Life Support.Comを拠点に来日セミナ―、イベント、出版など様々な方法で、健康に踊り続けたい、安全に指導したいという人達と繋がる事ができるようになりました。
本の出版や、バレエ雑誌掲載などの媒体を通じ、少しずつですが解剖学的アプローチやダンサーを安全に育てる、という考え方を届ける事が出来たとも感じています。
その反面、DLSを通じてサポート出来る数に限界が見えていました。
取り返しのつかないケガしてから専門家を探す、留学直前に体をゼロから作り直さなければいけない、というダンサーからの悩みを解決するには、多くのダンサー達が質のいいトレーニングや知識に囲まれて育っていくことがカギになります。
このコースを制作した理由は、Happy Dancingをより多くの必要とするダンサー達へ届けるためです。
ラッキーな事に私はバレエ留学後、素晴らしいバレエ教師、治療家、トレーナーたちに囲まれ、世界的に有名なバレエ団、バレエ学校という現場で働き、学ぶことができました。
様々なメンターやダンサーから学んだことをこのコースに詰め込んで、より良いバレエ界を作っていく同志をサポートして行きたいと思っています。
インストラクター(ラテン語で「築き上げる人)の意)はクラスに参加してくれる人を、レッスン時間だけ指導しているのではないと私は感じます。
そのご家族の健康に対する考え方、生徒さんの友達、彼らの将来への可能性や、もしかしたら彼らの生徒さん、つまり次世代のダンサーまで影響しているかもしれません。
生徒と先生、という立場ではなく、安全で、長く踊り続けられるダンサーをサポートするという夢とを胸に、一緒に切磋琢磨していける仲間と濃い時間を過ごしていけるのを私だけでなく、第一期生の小鬼たちやDLSスタッフ一同楽しみにしています。
”鬼の母ちゃん”こと
佐藤 愛
佐藤愛 経歴 (AKA 鬼の母ちゃんとは誰なのか?)
6歳よりバレエを始め、カナダのRoyal Winnipeg Ballet サマースクールを経て、The Australian Conservatoire of Balletにてクリスティン・ウォルシュ、リカード・エラに師事。
Diploma of Danceを取得し、卒業後Victoria University にて本格的に解剖学、理学マッサージを学ぶ。National Pilates Trainingにてピラティスインストラクターとしての勉強も行い、オーストラリアバレエ団医学チームで研修を積んだ。
母校であるACBでは政府認定コースの一部として10年以上ダンス解剖学とフィットネスの講師を担当する傍ら、バレエ学校専属セラピストとして生徒の治療やリハビリに携わる。国際ダンス医科学学会(IADMS)会員。
ダンサーの為の情報サイト、Dancer’s Life Support.Com創立者として、2013年よりプロを目指すダンサーやバレエ教師、保護者や治療家トレーナー向けのセミナーを開催している。
「バレエの立ち方できてますか?」「ターンアウトできてますか?」「プリエ使えてますか?」著者。
2019年クララ7月号よりスタートした「解剖学で分かるバレエの体の使い方」1年連載、2021年5月号にて「解剖学でわかる!トウシューズ立ち方レッスン」を担当。
<お知らせ>
体の声を聞く練習と共に、弱点を克服し踊り続ける事、長く指導し続ける事が出来る体を育てるボディコンサークルは毎週日曜日にZoomにて行われています。
スケジュールやトピックの詳細はこちら
<お知らせ>
DLS教師のためのバレエ解剖学講座モジュール1&2を受講された方々向けに、毎月ダンサーに見られやすいケガ予防とレッスンの作り方についてを勉強する「教師のための月一勉強会」があります。
モジュール受講者は毎月のテーマとスケジュールをこちらからご確認くださいね。