マッサージボールの使い方

来日する度に会場でピックアップできるアイテムとしてマッサージボールというものがあります。

これはバレエ学校の生徒達にも買ってもらっていたアイテム。

簡単だし、疲れないし、失敗も少ないので重宝しています。

 

マッサージボールとは?

まぁ、名前のとおりマッサージするボールの事です。

別にまぁどんなボールを使ってもいいんですが、サイズは結構大事。

あまりにも小さいボールを大きな筋肉に使うと1ヶ所に負担がかかり過ぎて青あざとかになりやすいので注意して。

もちろん、時間的にも効率が悪いですしね笑

 

DLSでは小さいボールは柔らかいものを、大きなボールは(大きなボールはプレッシャーが分散されるので)固いものをご紹介しています。

昔までは小さいボールも大きなボールも同じ固さだったんですけど、

筋膜に対する研究が進んだ結果、今はこのようにしています。

 

素材も気を付けたいところ。

ゴルフボールなど重いボールを使っている人を見たことがありますが、床のためによくないので辞めたほうがいいですよ。

特に木の床だったら凹んでしまう可能性もありますし。

セルフケアのためにやっているのに、ケガのリスクを増やしたら困りますでしょ。

ボールを落としても、床に負担がかからないというのはエチケットだと思います。

 

最近は様々なスポーツストアで取り扱われていますから、どんなのでもOKですが、私がお勧めしているアイテムはセミナー会場でご購入できます。

→会場でピックアップできるアイテムについて

使い方は?

レシピ、みたいなものはありませんが、解剖学を知っているとやっぱり便利です。

例えば、ルティレで上げている脚の腰がどうしても上がってしまう…という場合、

動脚の中殿筋が膠着している可能性があります。

 

中臀筋、悪くはないけれどターンアウトには…という説明はアラベスクの脚を高く上げるという記事で説明したので、そっちも読んで下さい。

 

中臀筋の仕事や、メリットデメリットが理解でき、どこにあるか?が分かったら、

そいつをターゲットにしてマッサージしてあげましょう。

 

ゴリゴリする必要はなし。

いた気持ちい場所に当てて、呼吸をしてあげてください。

イメージは熱いトーストの上にあるバターが溶けていく感じ。

そんな感じでボールが固い筋肉を溶かしながら深く入っていく感じを考えてみて下さい。

 

ストレッチやエクササイズと一緒で、最初は軽く、徐々にプレッシャーを増やしてあげるように意識してあげましょう。

 

マッサージボールの使い方例。この通りにやる必要は全くなし。自分の体と相談しつつ、解剖学の知識も使いましょう。

タイミングは?

レッスン前、ウォームアップ前に動きにくい部分をやってあげる、

ウォームアップの途中に動きにくい部分をほぐしてあげる、

バーレッスンとセンターの間でうまくいかない部分を軽くほぐす、

レッスン後に使った場所をほぐしてあげる…

などタイミングは様々です。

 

何のために使っているのか?どんなレッスンをしていて、どんなダンサーなのか?によっても変わってきます。

例えば力んで踊ってしまう子であったら、バーとセンターの間に「緩める」という感覚を思いだすために使うのはいいかもしれない。

だけど、元々ふにゃふにゃで筋肉を使うのが苦手な子は、ウォームアップの前にやったら後は触りたくなかったりもしますね。

 

ストレッチとリリースだったら、

初心者はリリースからストレッチに移行したほうがいいですね。

自分の体をよく知っていて、対話が出来る人はストレッチとリリースを混ぜ合わせることも可能です。

 

治療家・トレーナー、インストラクターさんへ

ダンサーがストレッチを辞めない、とか、意味のないストレッチをしている、

もしくはケガしている部分をどうしてもストレッチしちゃう癖がある、なんてことと出会うかもしれせん。

 

それは、彼らの習慣もありますが、ストレッチすると一時的に動く感覚になるから、というのもあります。

 

リリース系を指導してあげる場合、ビフォア―アフターをしっかりと感じさせてあげて下さい。

そうすれば、彼らがメリットを理解できるようになるため、自分のケアを楽しんで出来るようになります。

 

ツアーやオーディションなどで海外にいくことが多いダンサーは特に、このようなケアの方法を知っておくと便利です。

ぜひリハビリや治療の一部として教えてあげて下さいね。

 

 

Happy Dancing!

 

 

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    体の声を聞く練習と共に、弱点を克服し踊り続ける事、長く指導し続ける事が出来る体を育てるボディコンサークルは毎週日曜日にZoomにて行われています。

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    DLS教師のためのバレエ解剖学講座モジュール1&2を受講された方々向けに、毎月ダンサーに見られやすいケガ予防とレッスンの作り方についてを勉強する「教師のための月一勉強会」があります。

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