アキレス腱に力を入れる?入れない?

Table of Contents

アキレス腱に力を入れる?入れない?

DLSにはオンラインコースがあります。

これは地方に住んでいる、もしくは海外に住んでいる、子供が小さい、時間がない・・・などの理由で

勉強したいけどセミナーに参加できないバレエ教師、

もしくは教師のためのバレエ解剖学講座を受講したいけれど、みんなに混ざって勉強できる自信がまだない、なんていう予習、

そしてDLSのセミナー、もしくはバレエ解剖学って果たして自分に合ってるの?なんてことをチェックする場です。

 

勉強内容以外に私にメール相談ができるのも一つ。

だから愛さんに聞いてみよう!シリーズができちゃうだけの質問が来るんだよねー。

(もちろん、愛さんに聞いてみよう!ライブに参加してくださった方々からの質問もあるけど)

※オンラインコースはリニューアル準備中につき、現在募集を停止しています。

 

 

さて、今日の質問はそんなコースを受講している方から。そしてよくあるヤツだったので取り上げました。

では質問を読んでみましょー

 

>愛さん

>沢山のアドバイス有難うございます。勉強になります。

>アキレス腱の件ですが、つま先の伸ばし方で質問があります。

>足指を真っ直ぐ伸ばすはもちろんですが、その時アキレス腱とふくらはぎを緊張させない伸ばし方の生徒とそうでない生徒がいます。

>アキレス腱を緊張させない生徒させる生徒もアキレス腱の炎症になる子はなります。

>私自身アキレス腱が痛かったことがないので、どうしてなのかよく分かりません。

>どちらの伸ばし方がより良いのでしょうか?

>H

 

これは、足首の使い方、つま先の伸ばし方について話し合っていたメールの続きですが、

アキレス腱について気になる人が多いと思ったのでそこだけピックアップしていきますね。

 

 

アキレス腱って何か?を再確認しよう

名前通りですね。ってことはね、筋肉みたいに伸び縮みしないんですよ。

ってことは動きを作らないんです

だからアキレス腱への力の入り具合は気にしないでください

 

前にバレエ雑誌かブログかなんかで書いてあったらしく、色々質問がきますが、よーく考えてみると筋肉じゃないだろ、と。

 

ふくらはぎの筋肉たちについているやつですから、ふくらはぎを使ったら自然とテンション(固くなるってことね、でもぎゅーっとしません)が入ります。だって繋がってるから。

 

アキレス腱が切れているかどうかを私たち治療家がチェックする時はふくらはぎをつまんで、アキレス腱がうごくか?をみます。

動かなかったらキレてます笑

 

 

じゃ、ふくらはぎを使わないで踊れるか?

踊れません。

ちなみにオーストラリアンバレエ団を始め、ダンサー特有の動き、例えばルルベとかポワントとかを安全にこなすためには、

正しい片足ルルベ(パラレル)が25回以上できなければいけないという研究があります。

トウシューズがしっかりと履けるか?のプレポイントアセスメントの中にもこの動きが入ってきます。

 

何が言いたいか?というと

ふくらはぎの強さはダンサーの怪我やテクニックに直結しているということ。

 

ということは、ふくらはぎを使わないで踊れない。

アキレス腱がフニャフニャのままでは踊れない!

ってことになります。

わかる?

 

つま先を伸ばす筋肉は2種類ある

じゃ、アキレス腱を使わないでつま先を伸ばすって間違ってるの?

と言われるとうーんとね、間違ってはないけど、合ってもいない、っていう不思議な答えになります。

 

その謎を解くにはつま先を伸ばす筋肉には2種類あるってことを知ってる必要があるね。

この部分の細い説明や、どうやって鍛えるか?どうして大事か?なんていう部分はダンサーの足セミナーで4時間かけて説明していますので、

ここでは飛ばします。

じゃなかったら、このブログが1冊の本になります。

あ、本を書けばいいのか!

じゃなくって。(そんな暇もないし・・・)

→春に行われるダンサーの足セミナーについて

 

 

つま先を伸ばしたいと思っている子、足首、足に痛みがあるダンサー、

ってかね、趣味でもバレエをやっている人だったら絶対に受けた方がいいと思うよ。

話はずれますが、私のセミナーで誰でもきてね!っていうのはほとんどありません。

 

多くの人たちに「来ないでね」って言います笑

冬期バレエ講習会はプロを目指してなかったら来ないでね。(年齢幅も小さい)

キッズセミナーはキッズじゃなきゃ、そしてプロになりたくなかったら来ないでね。

エクササイズセミナーはやる気がなかったら来ないでね。

来ないでね、来ないでね、来ないでね。

 

だけど、ダンサーの足は

大人バレエトレーニーさん(大人でバレエレッスンを受けている方々をDLSではトレーニー「トレーニングする人」と呼んでいます)でも、

トウシューズ履きたての12歳でも、

指導者でもトレーナーでも

みんなに受けて欲しい。

だってすごく大事だし、これを知っているだけでスタジオ内で起こる怪我の半分は防げるから

 

宣伝なんてして!って怒る人はそれでもいいです。

無料でたくさん情報出してるからさ、DLSで。

そっちを読んでただ儲けしたい人はどーぞどーぞ!そのための無料コンテンツですもの!

とってけドロボーでいいんです。

ただ、みんなの足はそれぞれだからね、ってのと、間違ったつま先の使い方は子供の将来を変えるから

ダンサーライフだけでなくって、その後の人生のクオリティを変えるから皆に知って欲しい。

それだけ。

 

んーなんの話だったけか?

そうそう、つま先を伸ばす筋肉には2種類ある。

内在筋と呼ばれる、足にしかない筋肉たちと、外在筋と呼ばれる足から足首を通って脛の骨についてる筋肉たち。

いろいろな名前で呼ばれるので、そこは覚える必要なし。

今必要なのは2種類あるってこと。

 

踊るためには両方必要ですが、どの場面でどっちの子達が必要か?とか

どれくらいの比率で筋肉たちを使うのか?ってのは違う。

ここもセミナーでやるから飛ばすね。

 

 

つま先を伸ばす筋肉は2種類あるから様々な伸ばし方ができる

よって内在筋だけ、つまり足の中にある筋肉たちだけを使っていたらアキレス腱を始め、足首の周りを通って脛についている筋肉たちは働かないって事になるので、

結果アキレス腱にも力が入りません。

 

ただ、外在筋も使っている時は、つまり踊りの中では、重力があり、立っている時には!アキレス腱を含め長母指屈筋など屈筋群と呼ばれる筋肉たちが働きます。

ちなみに特に軸足ではその逆の動きをする伸筋群も働きます。

そうしないとつま先に「乗っかっちゃう」ダンサーになるから。

トウシューズで踊るって、立つだけじゃないのよ?

 

筋肉は対になって働くわけさ。

ハムストリングと大腿四頭筋

腹筋と背筋・・・

屈曲する筋肉(まげる動きを作る奴ら)と伸展する筋肉(伸ばす奴ら)は一緒に働かないとスムーズな動きができません。

 

難しいね、いいよ忘れて。

 

ただね、内在筋(私はセミナーで固有筋という呼び方をする子達 intrinsic muscles of the foot)が弱い子達は多くて。

特にタンジュの正しいやり方を聞いてこなかった子、

つま先を伸ばす=指先を丸めるって思っている子、

捻挫など足首のケガを繰り返している子、足にあった靴を履いていない子・・・

リストはどんどん長くなっちゃいますが、ま、だいたい弱くて。

だからそれを集中して鍛えてあげると、薄いバレエシューズや硬いポワントを履いて踊るダンサーの足にはいいって事。

 

でもall or nothingではなくって、あくまでもバランスをよくするのが目的。

ほら、ふくらはぎの筋肉が働いていないとケガをするってさっきも言ったし。

 

 

アキレス腱に執着しないで!

じゃ、答えはなんなのよ?って言われそうなので。

アキレス腱に執着しないでください。

 

それよりも、すっごく気にして欲しい点があるので、そっちをご紹介します。

 

  • タンジュ、もしくは普通に立っている時つま先がしっかりと地面についたままか?
  • 足の甲にスジが出ていないか(つまり安定して立てているか?)
  • 足首の前のぴきっが出ていないか?(こちらの記事を参考にしてね)
  • 無理やりターンアウトをして足がロールインしていないか?(こちらの記事を参考にしてね)
  • つま先を伸ばしたとき、指先がまるまっていないか?
  • ルルベにした時、指先がまがっていないか?
  • 足首が詰まった感じがしていないか?

 

上に書いた事をしっかりと出来たら、アキレス腱の問題だけでなく、コンパートメントシンドロームとか、長母始屈筋腱炎とか、三角骨とか、シンスプリンツとか・・・色々な問題を防ぐことができます。

プラス、テクニックも上達するし、つま先もポワントワークも強くなります。

 

最後に。

アキレス腱に力が入っているかいないか、で審査されるコンクールもなければ、オーディションもありません笑

上で説明したようにアキレス腱はふくらはぎの筋肉の動き、つまりは体の動きに左右されるので、ポワントリボンの場所、付け方などで注意したほうがいいことはたくさんあります。

そんなことを学びたい人もダンサーの足セミナーでやってますから。

 

Happy Dancing!

ai

 

 

 

Share This Post

Facebook
Twitter
LinkedIn