まちさんのインタビューを終えて DLSポッドキャスト epi225

9月に来日した際、現役ダンサーで様々なバレエ団で活躍してきた武藤まちさんのインタビューをしました。

そのビデオはyoutubeから見られますが、編集後記として私が感じたことをおしゃべりポッドキャストにまとめました。

プロダンサーを目指すならば聞いておきたい体験談がいっぱい詰まっています!

 

聞きたい人はこちらから

 

まちさんビデオはこちら(パート1)

スクリプト

みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?

DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラスポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。

 

まず、いつものポッドキャストにいくまえにご報告とお礼です。
このポッドキャストは手術後初めて録音しました。

手術自体は11月21日だったんだけど、先週のポッドキャストまでは事前に録音しておいたんです。
自分ながら良い判断だったと思いましたね。まだリカバリ―中で本調子で仕事なんて出来ないので。
手術自体は6時間以上かかる大がかりなものだったので、

最初の1週間は寝がえりは打てない、ゆっくりでしか歩けない、一日中ほぼ、床と水平生活でした。2週間目の今はだいぶよくなっています。
メールやメッセージをくれた皆さんどうもありがとうございました。

 

さて、今日はね、ブログのピックアップではなくDLSのyoutubeチャンネルビデオをピックアップしてみました。
本当はビデオの音声を、と思ったんだけど音がよくなくって。
音だけで聞くにはちょっと耐えられないなと思ったので、

ビデオの編集後記としてビデオを振り返りながら私の感想をお話していく、おしゃべりポッドキャストを作ってみました。

 

ビデオが、ビデオがって言っていても何のことだかさっぱりな方のために。
今日ピックアップしたビデオシリーズはDLSyoutubeチャンネルの「プロダンサーに聞く留学とバレエ団移籍経験」というビデオで

プロダンサーのむとうまちさんにお話をきいたビデオをパート1と2に編集しました。

そっちを見てからこのポッドキャストを聞いた方が分かりやすいかと思いますので、

プロダンサーに聞く留学とバレエ団移籍経験、と検索するか、

www.youtube.com/dancerslifesupport でDLSチャンネルを探して下さい。

実際に現役ダンサーに生活、悩み、バレエ団経験やケガについてお話してもらったので、

プロを目指す子達はもちろん、その世界を知りたいなと思っている先生や大人バレエトレーニー※さん、ご両親でもすごく勉強になると思います。

 

まずはビデオの題名にもなっているバレエ団移籍についてお話しますね。
ビデオを見ていない人のために彼女のバレエ学校とバレエ団歴をおさらいしてみると、
イングリッシュナショナルバレエ学校に3年、

その後少しオランダ国立バレエ学校に入って翌年にバレエ団の研修生になる。
んでノルウェー国立バレエ団に行った後、香港バレエ団へ移籍。

そしてあの、ニーナ・アナシアシヴィリの率いるジョージア国立バレエ団にソリスト契約。

ビデオでも彼女が話しているように、だれかがオファーくれたから、とかお膳立てしてくれたから、

ではなく、自分から行動した結果でこうなったと言っていましたよね。
その行動力はダンサーにとって絶対に必要な要素だと思います。

 

カンパニーに入っても、なかなか昇格できない、思ったような役が来ない、という人は多くいます。
でも例えば、その国、街が好きだ、という人や家族がいるから、という人。

周りの人達がいい、給料がいい、そして、システムがしっかりとしている、など様々な理由で同じカンパニーにいる人も多いですが、
彼女のようにダンサーとして成長していく過程で、

チャレンジしてみたい、とかジャンルを変えてみたい、振付を自分でもっとやってみたい、などの理由で移籍していくダンサーもみてきました。

 

現状に満足せず、いつも先を目指しているという精神なんだろうね。

そしてそのハングリー精神というのかな、それがあったからもっとよく踊れるのではないか、とリサーチしていた時にDLSに出会ったとお話してくれました。

 

べつにバレエ団を移籍すること=行動力といっているわけではないし、
新国立劇場バレエ団元ソリストにインタビューしたビデオでもあるように、1ヶ所のカンパニーで成長していくというのもありです。

ただ、自分がやりたいこと、目指すところ、ゴールがはっきりしていて、

それに向かって努力する、という事。
自分の人生のかじを取るというのかな、その行動力、というのはやっぱり大事ですよね。

 

行動力はリハビリの話をしてくれた部分にも表れていましたよね。
リハビリのプログラムをやれ、と言われても強制ではないしカンパニー内ではなかったという話から、適当にやって終わりでも良かったのではないか?と思いました。
彼女はしっかりと朝から晩までリハビリに向きあっていたとお話してくれましたよね。

言われたことをやりきる、という事。
単純そうですが、多くの人達はやりません。

途中で満足して辞めちゃうか、結果が出ないからと焦っておわりにしちゃう。
レッスンでもそうですが、言われたことをやり切るって単純だけど大事な上達への早道なんですね。

 

まちさんと旦那さんであり、舞台上でのパートナーでもあるフランクは今年の5月に日本に帰国したそうです。
つまり、それまでのFIBFの活動は現役で踊りつつ、サマーホリディに日本でセミナーを行ったり、パフォーマンスを行ったりしていたということでしょ?
ここでも彼女の行動力がみえますよね。

 

わたしも同じような生活をしているので、遠くで講習会をオーガナイズするという大変さはよく分かるンですけど、
それを現役で踊りながら、つまり夜にパフォーマンスがある生活でよくできたなーって思って話しを聞いていました。

 

行動力、とか、人生のかじをとる、というとガツガツしたイメージというの?
パワーでプッシュしていかなければいけないような考えを持つ人がいるかもしれませんが、
行動力ってやりたいことが明確で、それに対してやらなければいけない事がわかっていて、
それをやり切る。
という3ステップを常に繰り返すことでうまれるのではないかと、彼女との対談を編集しながら感じました。

まちさんのオーガナイズしている団体、福岡インターナショナルバレエフェスティバルはまだ新しいですが、彼女たちが帰国した今、本格的な活躍はこれからだろうと思うので彼らの次のステップが本当に楽しみです。

ということで今日のポッドキャストはここまでですが、ビデオも是非見てみてくださいね。www.youtube.com/dancerslifesupport でDLSチャンネルが出てきます。
もしくは、youtubeの検索バーにdancerslifesupportとスペースをあけずタイピングするとチャンネルがでてきます。

ではまた来週のポッドキャストでお会いしましょう。

 

DLSでは、大人でバレエレッスンを受けている方々をトレーニー「トレーニングする人」と呼んでいますが、ポッドキャスト音声内は「大人バレリーナ」のままとなっています。ご了承ください。

 

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