ワガノワアドバイス DLSポッドキャスト epi292

 

ワガノワメソッドの指導者で、DLSキッズセミナーで講師を担当してくれる内田愛美さんとのインタビューからの抜粋ポッドキャスト第三弾。

今回は、セミナーに参加出来ない人達へレッスンですぐに出来るアドバイスはありますか?

という質問にお答えいただいた部分を抜粋します。

手(ポーデブラ)と目線を一緒に動かすという意識を次のレッスンや自主練で徹底してくださいね。

 

 

スクリプト

みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?

DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、

ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラスポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。

 

今月のポッドキャストでは、この春のDLSキッズでクラシックバレエクラスを担当してくれる内田愛美さんのインタビュー音声をお送りしております。

先週、先々週の申し込みではお好きなクラスをゲット出来ましたでしょうか?

 

DLS史上こんなにゆっくりな申し込み争奪戦でした。

そりゃそうだよね、だってパンデミックですもの。
世界が平和ではないと、バレエを含め習い事や、義務教育でもストップしてしまうっていう実態を見ることが出来ましたね。

治安のよさがどれだけ勉強や趣味に影響するかがよく分かったとともに、他の人がやっていると焦ってしまう人間の弱さも良く見えますね。

トイレットペーパー、マスク、消毒液など、病院で足りないのにもかかわらず、ネットで凄い値段で売られているとか。

早くからトウシューズを履いた方がいいんじゃないかとか、コンクールに出ないと遅れをとっているんじゃないか、と思うとか。

そういう心理と同じ、FOMO fear of missing outというものです。

流されない強さを持ちたいですね。

 

さて、今日は短い音声ですが、愛美さんに今すぐできるアドバイスをお聞きしました。

キッズセミナーが買えなかった、キッズな年齢ではないから参加出来ない、という人達は是非アドバイスを聞いてくださいね。

ではどうぞ。

 

愛:今すぐお家でできる、こういうこと考えてレッスンしたらいいよなんていうのあります?ヒストリカル系で。

愛美:ヒストリカル系で…クラシックバレエにももちろん関係することなんですけど、例えば手がアンバーからアンナバーになるアンオーになるってときはお顔も一緒に動いていいんだよってそこをなんか伝えたいです。

日本人の子達を見ていて常に変わってないんですね。そうじゃなくて下の時はもちろん下向くし、アンナバーアンオーの時は1番喜んでるんですよね。

その喜びとか悲しみっていうのはただのアンバーからアンオーに行くだけでもちろん表現できますし、その辺のところをヒストリカルダンスでもやるんですけど、普段のレッスンでももちろんできると思うので。

愛:でもワガノワもそうだけど、自分の手と目線を一緒に動くっていうのはやりますでしょ?

愛美:やります。すごく大事で1年生の時からひたすらやりますね。

愛:私たちの中では最初にもお話ししたけどロシアバレエというと脚がこんなに高く上がって回転してみたいな感じがするけど、最初の方は地味ですよね。

愛美:そうですね。むしろ先生達も脚を高く上げるとかそこ見てないので、グランバットマンの時とかは背中を見てたりおろしてくるときのコントロールですね。

子供達もわかってるんですけど課題なので90度以上は上げないですしというのはありますので。高く上げる云々より大事なことはあるよっていうのはお伝えできればなと思ってます。

愛:やっぱりちょんぎって勉強しちゃダメということですね。ちゃんと勉強してこの子達のこれくらいはこれくらいのレベル、この子達に必要なのはっていうのがわかってないと指導も難しいということですね。

愛美:そうですね。

 

いかがでしたか?

 

バレエをしっかりと勉強した人なら知っているのですが、脚の高さって最初から一番高いところに上げないんです。

なので、良いスタジオ探し、としたら子供の写真で高く足を上げさせていたら、きっとバレエ教育法を勉強していないなんちゃって、な先生なんだなって思ってくださいね。

だって存在するシラバスすべてに書いてあるんですもの。

 

さて、ポッドキャストを終わらせる前に、DLSはこの春来日セミナーを決行します。

(DLSの新型コロナ対策やアップデートはこちら)

バレエのレッスンもお休みになってしまったという人達も多いと思うけれど、今がちゃんとした体づくりや癖のリセットにはもってこいな時期かもしれません。

私の本をベースに、家で出来る正しいエクササイズ方法を学ぶ、スタンス、ターンアウトワークショップは中学生以上のやる気のある子達であればだれでも参加できます。

どうせ自主練するならば正しくやりたいですよね。そして海外バレエ学校で絶対にフロアエクササイズクラスが入ってくるを考えると、エクササイズの基礎を知っておくのは留学前にとてもいい勉強になるはず。

セミナーの詳細はDLSサイトからチェックしてくださいね。

では、来週は皆さんからもらった質問にお答えします。

質問のテーマは「背骨のカーブは取り戻せるのか?」です。お楽しみに。

ではまた来週お話しましょう、ハッピーダンシング佐藤愛でした。

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