愛さんへの進路相談集 DLSポッドキャスト epi297

プロダンサーを目指して踊っている人よりも、バレエの経験を生かしたお仕事に就きたいなと思っている子の方が多いかもしれません。

今日のポッドキャストでは2020年1月に行われたプリエ本先行予約イベントのQ&Aセッションで進路についての質問を2つ集めました。

新学期を迎え、進路に悩んでいる子達へのアドバイスになりますように。

 

 

聞きたい人はこちらから

 

スクリプト

 

みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?

DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムの

ブログ音声バージョンプラスポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。

 

毎月最後のポッドキャストは皆さんからの質問や疑問にお答えしているのですが、

今月はプリエ本先行予約イベントでいただいた質問音声をお送りしているので、すべてが皆さんからの質問に答える形式になっていますね。

そろそろブログ音声も恋しくなってきていますか?

 

今日は2つの質問に対する回答を立て続けにお送りしようと思っています。

何故かというと、両方とも今バレエを習っている子の進路相談だったから。

踊るのは好きだけど、この先プロのダンサーを目指すのではなく他のこともしたいとか、バレエにほかの形で携わりたいとかね。

 

そういう考えの人の方が、実はプロダンサーを目指している人より多いかもしれないね。

ただ、バレエと勉強が水と油のように考えられてしまって、勉強するならバレエ辞めなきゃいけない、って考えている人や親御さんも多い。

そんな人達にも聞いてもらいたいなぁと思いました。

 

ではイベント音声です。

 

<質問その1>

今私は高校1年生で海外で踊るダンサーを目指していて、今日東京に来たのもオーディションを受けるためにきました。

家族もこの私の夢を応援してくれていてすごくありがたいんですけど、正直私は将来ダンサーになれるかがすごく心配だし不安で、なりたいけどダンサー一本でこの先やっていっていいのかなという不安もあるし。

もしまた別の道を探さなきゃいけないなら始めるのは今かなって思うので。このままダンサー一本で行くのかそれとも別の道も今から探しておくべきなのかお聞きしたいです。

 

私は色々興味を持つというのは、ダンサーの幅を広げるので素晴らしいなと思うんですね。

だから今ダンス一本か、もしくはダンスをやめて他のことかと考えているなら両方一緒にやるというのはオプションとしてあるので、それもぜひ視野に入れてみてください。

 

例えば解剖学が興味があるとしましょう。バレエもやってるとしましょう。

コリオグラファー(振付家)には実は骨の動きを使ってコリオグラフするとか、

関節や体の動き、動物の動きなどを真似てコリオグラフする人がいるっていうのも考えて、

それを知ってるとダンスに助けることもできるわけですよ。

 

表現が好き、音楽が好き、衣装が好き。

他の道を色々探したとしましょう。それって全部役に立つことですよね。

 

スティーブン・マックレイがオーストラリアのシドニーの人なんですけど、会ったときに色々話したんだけど、彼その時もう10年くらい前になるのかな、8〜9年前だと思うんだけどその時すでにプリンシパルでプリンシパルをしながらビジネスのマネジメントの勉強をしてました。

だからプロでもそうやって他のことを勉強する、他に興味があるって人はたくさんいるそうです。

 

ただ、そのときにどっちか、all or nothingだとどっちかの夢を捨てることになるので、融合させられたら1番いいんじゃないかな、両方に興味持ってもいいんじゃないかな。

この子とこの子好きでもいいじゃない?みたいなのがあるんじゃないかなと思います。

だってりんごもオレンジも捨てがたいでしょ。

どっちにするって言われて一生これしか食べられませんと言われたらちょっと悩まない?

りんごの方が皮剥かないですぐに食べられるし、でもオーストラリアのりんご小さいし、

オレンジの方がビタミンCはたくさんあるかもしれないけど皮剥くの面倒だし、爪の中に入るし…みたいな。

それがあるんだったら両方食べたらいい!ってなるので。

ぜひ1個だけじゃなくて全部やったらいいんじゃない、欲張っちゃっていいんじゃないって思います。

 

でもバレエダンサーとして、例えば留学を目指すのであればある程度の年齢があるのでどっちかに比重を置こうってなったら、

多分年齢制限がある方に比重をおいた方が理にかなってるんじゃないかなとは思います。

 

勉強というのは後からでもできることでもあるので、何歳になっても大学に入り直す、留学してどっかに行くというのも可能なの。

それも楽しいから好きだな、興味あるからやってみたいなというのはありだとは思うけど、バレエの年齢を考えて今はこっちを80〜90%、土日とか時間を使えるときにこっち(趣味)とか。

 

たとえば、今のふみさんの話がすごく興味があったから、もう少し栄養のこと学びたいな、なのでバレエに行きと帰りはそういうこと勉強してみようかな?とかでも全然いいわけで。

ぜひぜひ欲張って!せっかく1月ですから。全部やっちゃいましょう。

 

私の話になると私はバレエを留学したのが高校3年生の終わりだったので、その後2年になって1年半くらいで、だから(周りが)大学生1年浪人してるくらいの歳のときにバレエをやめて次に行こうと思いました。

その後に色々調べて結果として、今の仕事をしているけれどもそれでも全然間に合ってるし。

だから「いつまで」というのは自分の中で決めなくても(いいんじゃない?)

特にご両親が応援してくれるのだからそれを脛はできる限りかじって、好きなだけお好きなことをやってそれでダンサーの幅が広がったらいいし、

人間の幅が広がったら素敵な人間になれるんじゃないかなとは思います。

 

 

<質問その2>

今将来やりたい仕事が3つあります。

愛さんみたいに理学的に考えてダンサーのサポートをするのと、

舞台の企画制作のスタッフをやってみたいっていうのと、

日本でダンサーやっているだけで食べていけるというのは難しいのでそれの制度を作ったりするとかをやってみたいなと考えています。

 

やりたいことがありすぎて、小さい頃はピアノとバイオリンとバレエをやっていて、たくさんやっていることによってなのかわからないんですけど全て中途半端というか、どれかが1番上手くなるとかでもなく、全部中途半端に進んでしまって。

だからバレエの道もあまりって感じになっちゃったので。その辺も悩んでるんですけどどうでしょうか?

 

2020年、私のことを中途半端の女王とでも呼んでください。

本を書いてるけど漢字が書けないし、ポッドキャストをしてるけどめちゃくちゃ早口だし。

ブログは書いてるけど誤字脱字はたくさんあって。

あなたの仕事はなんですかと聞かれたら3秒くらい止まらないと分からないっていう私の世界にようこそ。

 

やりたいことはたくさんだけれども、全てにおいて今お話に出てきているのは(あなたが)バレエが好きだって。そのことをどうにかしたいっていうことだと思うのね。

だから私から聞いてたら、別々のことをしてるようには聞こえないんだよね。

 

だからそのやりたい物=バレエの世界をよくすること、いろんな方法でできるって気がついた?

1人1人と向き合って体のことをやるっていうケースもあるし、

実際に自分がクリエイターとしてやるっていう方もあるし、

もしくはそれらをやっても上のシステムが変わらないといけないから上の方から、つまり外から外部から内にかけての力をかけていくっていうこともあるかもしれないし。

 

でもそのコアの部分は変わらないと思うのでそこは大丈夫だとは思う。

ただ3つって全然違う勉強をするから困るわけですよね。

それぞれ難しいところもあると思うしやらなきゃいけない大学も一緒にダブルディグリーで取れるところでもないし。

多分そこが悩みだと思う。

そしたら自分の中でもしかしたら今自分がすぐにできることはなんだろう?ってロングタームゴールとショートタームゴールって考えてもいいかもしれないですね。

例えば理学療法とかの勉強をしてても、制作を週末とかで自分のサークルでやることは多分できるでしょうし。

 

ただ政府の方の上の方に行きたいっていうので厚生労働省だったりとかいろんなところからプレッシャーで医学の方にお金を出すようにってするとしたいならば、それはそれで結構難しい。

それをやりながら週末にバレエをっていうのは結構難しいかもしれないけど。

 

今自分が1番やりたいことを実際にやってみる。やってみて、うわ嫌いだったなんてことはたくさんあるので。

実際に誰かのところに行って1日見学させてもらうとか、誰かのところに行って1日作品を作る構成をワンシーズン見せてもらうとか。

 

もしくは上のところにいる人達の行政的なことをやってる人達の話を聞いてみるだとか。

この人と話してて、通じないなと思ったら多分そこには行きたくないかもしれないし。

わぁこんなことあったんだ、私この部分やりたくないな!と思ったらそれはそれでチョイスになると思う。

 

みんなこういう仕事をしてる人達ボランティアの人大好きですから、メール送って断られることはないと思いますよ。

そのときに自分ではっきりと正直にこの道だけとは考えていないんですが、もっと知りたいですとか、もっと深く知りたいですって言って、ノーと言ってくる大人は多分いないと思うので。

いっぱい(ボランティア)やってあげたらいいんじゃないかなと思います。

 

私個人の話になるとバレエ学校で働いていて、でもプロの世界を知らないとプロになりたい子を育てるって難しいなって思ったんですね。

私自身がプロになったわけでもないですし。

知らない世界だったのでオーストラリアンバレエ団が隣だったからそこにメールを送ってみました。

でもメール送る時もまだそんなスー・メイズが誰とか知らなかったので、オーストラリアンバレエ団のウェブサイトを開き、コンタクトページを見て、

「私の名前はアイサトウです。こんなことをしてます」って言って送りつけたことがあります。

 

1週間後に係の人から電話が来て火曜日から来ませんか?といわれたので、一歩進んでみるっていうのは無駄にはならないとは思いますよ。

 

いかがでしたか?

 

今週のポッドキャストはここまで。プリエ本イベント音声をあと2エピソードお送りしたらなんとポッドキャストエピソード300に突入します!

まだ何をしようかは決めていないんだけど、モニュメントナンバーなのでちょっと感慨深いですね。

では、また来週金曜日のポッドキャストでお会いしましょう。

ハッピーダンシング、佐藤愛でした。

 

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