DLSポッドキャスト epi385 2021年版 Show Must Go On

 

show must go on. この言葉を聞いたことがありますか?

ショーは絶対に進まなければいけない!

という何が何でも舞台に立つというような意味で取られる言葉で、

舞台に立つ人達が心に留めているコンセプトだと思いますが、

2021年最後のポッドキャストではその概念にチャレンジしようと思います。

 

聞きたい人はこちらから

 

スクリプト

みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?

 

DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラス

ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。

 

 

このポッドキャストをリアルタイムで聞いていらっしゃる方はどれだけいるでしょうか。

今日は2021年最後の日、12月31日でございます。

もしこのポッドキャストを12月31日に聞いていたら、ぜひ、インスタのDMで教えてくださいね。

楽しみにしています。

 

 

実は今日のポッドキャストはお休みしようかなーとも考えていました。

皆さん年末年始は忙しいでしょ、と。

でも年末だと実家に向かう車の中とか、時差があるので実はまだ30日です、なんていう人もいるかもしれないのでポッドキャストを録音しました。

 

大掃除しながら聞いている人も含め、どこから聞いているかインスタのDMで教えてくださいね。

何をDMしたらいいのか分からないという人は、ただ、マイクの絵文字を送ってください。

それを私たちのシークレットサインにしましょう。

 

さて、2021年おおとりを飾るべくして選んだトピックはshow must go on.

この言葉を聞いたことがありますか?

ショーは絶対に進まなければいけない。

エンターテイナーや、舞台に立つ人達が口にするか、心に留めている言葉だと思いますが、

今日はその概念にチャレンジしようと思います。

では、たのもー!

 

 

  • 確かにチケットを買ってくれた人がいます。
  • 楽しみにしていた人がいます。
  • レッスンに来てくれる生徒達がいます。

これは事実です。

だからShow must go on.

 

ケガしても、具合が悪くても、本当は布団から出るのすら辛いくらいの気持ちでも、

やらなければいけない。

そう私も長い間思っていました。

 

でも、この前ふと気づいたのです。

この短い文章には「You」とか「I」が含まれていないことに気づきますか?

 

あなた、私が含まれず、主語は「show」

舞台、仕事、パフォーマンス、それらが主語なんですね。

 

という事は、貴方じゃなくていいんですよ、私じゃなくていいんです。

よく考えてみると、そのためにアンダースタディ、つまり代役候補がいるんですよね。

オーケストラでは、指揮者から見て左の一番前、第一バイオリン演奏者の弦が切れたら、

後ろの人にまわして、その人の後ろの人に…とどんどん後ろに回していくの知っていますか?

 

そんな感じで、演奏は行われます。

舞台は続きます。

show must go onです。

 

でも…壊れても進む、という意味は言葉には含まれていないんですよね。

 

という事で、2021年が終る前に皆さんに考えてもらいたいことがあります。

  • show must go onできるように日頃から、体のケアをしていますか?体づくりをしていますか?
  • show must go onできるように今ある小さな痛みでも無視せず、しっかりと完治させていますか?

 

バイオリンプレイヤーはバイオリンを変える事が出来ますが、ダンサーは体が楽器です。

幕が開く前に、チューニングのAの音がありますよね。

もちろん、その前に弦を張り替えていたり、楽器を掃除したり、松脂の準備もされていることでしょう。

そういうのをチューニングの時間にはやっていませんから。

 

自分の体でも、そのように調整、コンディショニングしてますか?

show must go onは、おもちゃのピアノで演奏しましょう!ではありません。

 

素晴らしくいい楽器でも、しっかりと調整され、練習され、そして舞台直前にまた調整します。

 

舞台に穴をあけてはいけない!と思うのならば、

万全な体調で挑むことが大前提になりますよね?

 

それでも、

  • 当日床が滑る
  • オケのスピードが違う
  • パートナーとタイミングが合わない
  • 舞台装置の位置がずれていた

など問題があるんですから、

自分の体、楽器、ツールは自分でしっかりと調整する必要があると思いませんか?

 

その流れで同じように、show must go onになるように、自分の役でない部分まで振付を覚えていますか?

舞台は生もの、ダンサーは生き物。

 

誰がいつ、ケガしてもおかしくないのだから、チームとして舞台を見た時に

自分がサポートになれる場所があるかもしれません。

 

大きなバレエ団ではセカンドキャストやアンダースタディがいるから大丈夫でしょうが、

そうではない場合、ほかの人の部分を覚えておいて損はないです。

その役で舞台に立たなかったとしても、自分のエクストラの練習になるくらいですから。

 

舞台に立つ人を育てる先生たちは、もっとしっかりとshow must go onを理解しなければいけません。

自分の体で指導するならば、やはり楽器を調整しておかなければ。

別に高く飛ぶ、ポワントで回るなどが必要なのではありませんが、

先生がAの音を出すことが出来なかったら、生徒は音を合わせる事が出来ません

 

自分の知識を体を通じて指導する、のがバレエの先生であれば、

自分の知識を磨くこと、体で指導出来る事、この2つは大切ですよね?

 

それは、痛みを無視して仕事をするという事ではありません

びっこ引きながら指導するくらいなら、椅子に座ってください。

生徒はそういう部分も見ていますから、痛みを無視する先生、

ケガしていても動くのが当たり前、という考えを生徒に植え付けないためにも、

椅子に座り指導出来るだけの言葉を磨いてくださいませ。

 

show must go onのためには、いつでも連絡が出来る代講の先生だったり、

代講の先生に渡せるクラスのレベルやレッスンプランがあるべきです。

 

何度もになりますが、貴方、じゃないんですよ、show がmust go onなんです。

生徒達が進んでいくこと、それがスタジオのshow must go on。

だとしたら、プランBを作っておくことは絶対に必要ではないでしょうか?

 

スタジオのアシスタントを育てるというのもshow must go onのためには大切でしょう。

時々、アシスタントには「経験」をあげるからお給料は払わないとか、

法的に問題になりそうな時給を払っているスタジオがあると聞きますが、これは大問題です。

 

自分のお客様である生徒達を数分でも任せるのであれば、それなりの人を育てる必要があります。

育成費は立派なビジネス出費です。

 

これは、先生自身も含めてですけどね。

ダンサーが体のコンディショニングをしなければいけないのであれば、

先生は知識のコンディショニングをしなければいけない

だってそれを売り物にしているんですからね。

 

もちろん、スタジオのサイズによっては、代講の先生はもちろん、

アシスタントになるような年齢の子もいない、という事もあるかもしれません。

その場合は、やはり、自分の体調管理がトッププライオリティになるべきですよね。

 

ちなみに、これはダンサーにも言える事ですが、「体調管理」というとお休みする事だけを考える人達が多いです。

体調管理、というのはぐーだらする事ではないんです。

体力をつける事、筋力をつける事。

これは体を守るためと仕事を続けていくために必要な項目ですね。

 

適度な運動は免疫力を高めるとも知られているから、

やっぱりエクササイズは取り入れるべきだと思います。

 

2021年もたくさんのダンサーとバレエ教師と話をしてきました。

ケガで悩んでいるダンサーとも会話をしてきましたし、コロナで仕事が減ってしまった人達とも話をしました。

そして結局たどり着くのは、健康であることはすべてのスタート地点だということです。

最終目的地ではなくて、スタート地点。

 

健康だったら、ここでいう健康は体と心両方ね。

 

  • 健康だったらちょっと無理したスケジュールもこなせます。
  • いきなり飛び込んできた舞台出演も心配せずに受けられます。
  • 急遽オーディションの広告を見ても飛び込めます。

 

スタジオ経営のために体験個人レッスンを増やすとか、近所の治療院や、カルチャーセンターなどチラシを置いてもらえるか足を運ぶことも出来るでしょうし、

今いる生徒さん達や保護者の方とコミュニケーションをとってスタジオ内の団結力を高めたりとか、

よりみんなが通いやすいスタジオを作ることで、生徒が辞めていくのを減らすなど

いーっぱいアイデアが浮かぶはずです。

 

とは言っても、ケガしていることは悪い事ではないから覚えておいて。

Show must go on.

舞台は続いていくのだから、この舞台に出られなくても次があります

 

大切なのは、ちょっと疲れたな、ちょっと痛いなくらいの時に対処をとり、

showが続くようにすることであって、

100%痛みなしの人生を送るために、家から一歩も出ない、チャレンジしない、レッスン、エクササイズしないことではありません。

 

ということで、我慢してもプッシュし続けるべき!という考え方がある人は、2021年にその考えを置いていきましょう

だって、絶対に役に立たないもの。あなたの為にも、お客さんのためにも。

 

今年も最後までポッドキャストを聞いてくださって、そしてDLSを応援してくださってどうもありがとうございました。

毎週金曜日に届くポッドキャストが、皆さんのお役に立っていますように。

 

そして1月のオンラインセミナーでお会いする皆様、ポッドキャストでは意識的にゆっくり喋っていますので、気合入れてきてね。

 

うーん、やっぱり2022年は体をコンディショニングしないとな、と思った方、カレンダーの1月15日に〇をつけておいてください。

2月のボディコンサークル申込スタート日です。

毎週日曜日朝9時グループと11時グループ、テーマがそれぞれ違いますのでスケジュールをチェックしてね。

 

そして来年はボディコンエクスプレスという毎週水曜日の朝8時よりに30分だけ行われるオープンエクササイズクラスがスタートします。

 

show must go onのために、すんげー忙しくても、

1週間168時間のうち、30分だけは自分の体と向き合う時間を作ってくださいね。

では、また来週、来年のポッドキャストでお話しましょう。

 

Happy Dancing!

佐藤愛でした。

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    DLS教師のためのバレエ解剖学講座モジュール1&2を受講された方々向けに、毎月ダンサーに見られやすいケガ予防とレッスンの作り方についてを勉強する「教師のための月一勉強会」があります。

    モジュール受講者は毎月のテーマとスケジュールをこちらからご確認くださいね。

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