自分で考える力の育て方

自分で考えるって大切です!

そんなこと、私に言われなくても分かってるでしょ?

特にDLSではほぼほとんどの記事でそのような事が書いてあるもんね。

 

でも、どうやったらその「力」が育つの?

レッスン中に考える力を育てるには何をしたらいいの?

もしかして、頭がいい子しかできないの!?ってところを考えていきましょう。

 

自分で考える事とは?

言葉通り、「自分」で「考える」ことです笑

それじゃよく分からないね。

 

自分=自分から、言われたことだけではなく。

考える=鵜呑みにするのではなく、暗記でもなく、シチュエーションに当てはめる力。

と言ったらどうだろう?通じる?

 

自分で考える事が出来ると、

  • このストレッチは自分に必要だろうか?
  • このエクササイズは今やるべきだろうか?

と考える事ができます。

 

この痛みがある場合はどうしたらいいだろうか?

先生にOOしなさい、といわれたとき、どうしたらいいのか?考える事ができます。

 

つまり、今の自分というシチュエーションに当てはめられるか?という部分を言われなくても(自発的に)で考えるということね。

 

「自分で考えている」思考回路を追っていこう!

「自分で考える力」の例として。

インスタなどのSNSで憧れているダンサーが前後開脚でカンブレをしたら、頭が脚についてた!

というのを見た、としましょう。

 

このような前後開脚の柔軟性がバレエで必要な時っていつだろう?

1)アラベスクからのパンシェ

2)グランパドシャ

 

1、もしくは2の時にオーバースプリッツを必要とするか?

1=しない

2=できたらいいな。

お!?もしかしたら私もこのストレッチをするといいかも??

 

グランパドシャの時に、頭が脚につく必要はあるか?

NO

グランパドシャの時に、背骨がカーブしていていいか?

NO!

上半身は軽くカンブレデリエールだとしても、背骨全てを後ろにそることはないし、

そうしたらバレエのポジションではない。

 

結論:私には必要じゃなさそうだ。

 

ボーナス:先生に言われたことを早くなおすために。

グランパドシャ、パンシェの時、先生にレッスン中に注意される部分は何?

  • つま先?
  • ライン?
  • 軸足?
  • ジャンプ力?
  • 着地の柔らかさ?
  • ポーデブラの硬さ?

これらの注意をされた場合、柔軟性は何も解決してくれません。

 

学校では教わらないけど、海外を目指すなら必須

どう?例をみたらなんとなく分かった?

もちろん、例として、「太ももを使い過ぎないで!」という先生の注意でもよかったんだけど、

解剖学知識がなければいけないような例だと、勉強していない人は分かりづらいでしょ?

 

さっき上げた例では、バレエのポジションしか知識はいりません。

ストレッチ=すべてバレエで必要!ではなく、

「正しいバレエのポジション」を知っていればいいだけ。

 

そしてバレエ初心者だとしても、先生のお手本の形を思い浮かべたら、簡単に理解できます。

グランパドシャで頭は天井の方を向いている!と笑

(後ろ向いてたら、エキソシストみたいになっちゃって怖いよ!)

 

「自分で考える力」って普通の学校では勉強しません。

たぶんその理由の一つは、日本の試験とは、暗記した内容を書くというのが多く、

頭がいい=暗記が出来る

になっているからだと思う。

 

暗記が出来る=ストレッチを猿まねできる

って事になるんだけど、それがどれだけ危険か?っていうのはこの記事で説明しているから飛ばすね。

 

でも!!

学校でやらなくても、社会にでたら、海外に出たら必要です。

 

筆記試験はオーディションについてこないけど、インタビューで自分の考えを答える、というのはダンサーの人生にたくさん出てきます。

 

コンテンポラリーの作品を作るにも、振付師と話し合いが必要かもしれません。

(ローザンヌでは、コーチングという時間があり、その時間に振付師から言われたことをどれだけ解釈できたか?も見られています。)

 

英語がちょっと分かっても、先生の言い回しが日本のスタジオでは聞いたことがないことかもしれません。

  • lift small of back
  • use your metatarsals (through metatarsals)

とか、うちの2年生担当先生の好きな言葉です。

普通じゃない言い回しがあります。

だけど、先生から言われたことだから、どうやったらできるんだろう?とか、何を求められているんだろう?って考える必要はある。

 

考える力をつける方法 生徒編

学校で教わらないけど、自分で考える力は必要です。

しかもね、練習し過ぎてもケガしません笑

 

ノーリスク、絶対リターン(報酬、役に立つ)な「自分で考える力」。

バレエレッスンで身に付けることができるんですよ!

*そして自分一人でできます。いいスタジオや先生に頼らなくてもいいってわけ。

 

バレエノート(レッスンノート)をつける

これは「what」の部分です。

何を言われることが多いのか?を実際に書きだしてみましょう。

 

バー、センター、アレグロ、ポワント・・・

それぞれのカテゴリで

  • 上半身、下半身のどっちの注意が多いですか?
  • 下半身だったら、骨盤、股関節、膝関節、足関節のどのエリアでしょう?

 

体でない注意の場合もありますね。

表情、音、踊りのスムーズさ、アクセント、目線など。

 

 

どこでその注意をいわれる事が多いだろう?

どんな時に(When where)その注意を言われることが多いかしら?

 

  • レッスンの最初?→ウォームアップが足りない??
  • レッスンの途中→集中力が切れた?
  • レッスンの終わりの方、もしくはアンシェヌマンの終わりのほう?→体力、持久力??
  • ゆっくりの動きの時が多い?それともアレグロの時?

 

ただ、注意言われました―だけでなく、

どんな事を、どうやっていわれているか?を考えるだけで自分の踊りの傾向が見えてきます

 

バレエのことを知らなくても、解剖学や運動学が分からなくても、

ここまでは出来るでしょ?

 

 

どうやったら先生がOKと言ってくれた?

今までのプロセスも十分役に立つけど、上達したければhowの部分が一番大事です。

 

注意されること=間違っていること、出来ない事。

でも、それでは上達させる方法は分かりません。

 

何をしたら先生が「よくなった」と言ってくれました?

もしくは、「どうやって」先生が直してくれました?

顔の向きを直されたのかもしれないし、こっちに脚を出して、といわれたのかも。

 

よくなった方法を何度も練習して体にいれていけばいいのです。

 

でもね、分からなかったら先生に聞いていいんですよ!

タイミングとては、次のレッスンの最初とか、レッスンの後。

「今日言われた注意がよく分からなかったのですが、もう一度教えてくれますか?」としっかりと伝えましょう。

 

コミュニケーションスキルもダンサーにとっては非常に大事です。

日本語のうちに練習しておきましょうね、という事はこの記事で説明しましたね

 

そして、先生に質問して怒られたら、新しいスタジオを探す準備をしましょう

そういう人は「指導者」ではありません。

考える力を付ける方法 教師・親編

子供(生徒)ができない理由は、やっていない、だけでなく「知らない」という可能性もあります。

知ってるとやってると極める

 

なので考える力も育ててあげましょう!

筋力、集中力、表現力・・・なんでも「力」とかいてあるものは鍛えられます。

ここで書いている事は超!簡単に聞こえますが、やってみてください。

子供たち、苦手です。

 

でもね、1週間やり続けると、表情が変わってきます。

自分でやっている、という自信は彼女を輝かせてくれるンですもの。

舞台慣れのため、自信をつけるためってコンクール出る人いるけど、そっちの方が自信喪失だと思う。

人と比べるんだもん。

でも過去の自分より成長した!と分かるのはポジティブな経験です。

DLSキッズセミナ―では子供たちに考えてもらうのはもちろん、見学しているお母さんたちの勉強の場でもあります。皆一緒に考えてもらいマス!

最初はYES NOから

最初は自分の思っている事を伝える、という練習をしましょう。

びっくりするかもしれないけど、自分が思っている事を言えない子達は多くいます。

 

  • やりたい?やりたくない?
  • 食べる、食べない?
  • 迎えに来てほしい?自分で帰る?

などシンプルだけど、自分で結論を出すことに慣れてもらいましょう。

 

なんでも言われたまま-っていうロボットダンサーは成長しません。

 

次は4択

学校のテストみたいに、その後は四択で、より考える力を作りましょう。

 

朝自分で起きられなかった理由は

  1. 夜遅くまでテレビを見ていたから?
  2. ベットの中で携帯をいじっていたから?
  3. 昨日お休みの日だからって遅くまでゴロゴロしていたから?
  4. それとも、カフェインの入っているお茶を寝る前に飲んでいたから?

など。

 

そうしたら、自分の行動を省みる練習にもなりますよね。

でも、自分で答えを出すよりちょっと簡単です。

もしかしたら、「うーん、そうじゃなくってOOのせいだと思う」って発言できるようになるかもしれません。

 

答えたら、その事について褒める!

正しい、正しくないではなく、答えたこと自体を褒めてあげましょう。

誰でもね、褒められたらうれしいのよ。

 

一緒に考えるというのもいいかもしれないし、宿題として次回までに調べてごらん、っていうのもいいかもしれません。

 

  • アレグロの時にかかとが浮いてしまっているの、きづいた?(YES/NO)

 

  • アレグロの時にかかとが浮いてしまう理由はなんだと思う?
  • バーやアダージオの時はできるじゃない?
  • どうしてジャンプになると浮いちゃうのかな?

 

じゃ、来週まで考えてみてくれる?理由だと思うことをバレエノートに書いてきてね。

忘れないように、今質問をちゃんとメモしておきましょう(復習の時間につかえる)

んで、自分は急いでDLSブログで検索して笑

 

 

自分で考えていますか?

最初に柔軟でお話したから、終わりも柔軟で統一しましょうか。

 

youtubeやライブなどで、最近はバレエ団のレッスンだったり、コンクールの様子を誰でも見られるようになりました。

 

レッスン中にプロ、自分よりレベルの高い人達が「注意されている」ことって何でしょう?

ほとんどの場合、柔軟性について言われません!!

 

そういう人達は元々体が柔らかいんだよーって思うかしら?

でも、レッスン内容見られるでしょ?

そこで必要な柔軟のレベルってどうでした?(普通のレッスンレベルじゃない?サーカスレベルじゃないよね??)

 

カンパニーのみんな、シルヴィ・ギエムのようにアラセコンドが軸脚と一直線になっていました?

コンクールで現地決戦に選ばれた子達、グランパドシャの時に頭と後ろの足、くっついていました?

 

オーバースプリッツでも、デヴァンは90-100度にあげてるだけなんですね。

後ろの脚も、同じくらい。

 

だとしたら、何が彼女たちをスペシャルにしているのでしょう?

  • 立ち方?
  • テクニック?
  • 力?
  • レッスンの受け方?
  • 身のこなしは?
  • 振付を覚える早さは?
  • 目線、手の使い方、音楽のとりかたは??

 

他の人の良いところを「今の自分」と「上達させたいところ」に取りいれたら、もっと早くゴールにたどり着くんじゃないかしらね?

 

Happy Dancing!

 

 

  • <お知らせ>

    体の声を聞く練習と共に、弱点を克服し踊り続ける事、長く指導し続ける事が出来る体を育てるボディコンサークルは毎週日曜日にZoomにて行われています。

    スケジュールやトピックの詳細はこちら

  • <お知らせ>

    DLS教師のためのバレエ解剖学講座モジュール1&2を受講された方々向けに、毎月ダンサーに見られやすいケガ予防とレッスンの作り方についてを勉強する「教師のための月一勉強会」があります。

    モジュール受講者は毎月のテーマとスケジュールをこちらからご確認くださいね。

  • 佐藤愛著シリーズ



  • Follow Us!

  • お知らせメールを受け取ろう!(無料)

    最新情報、メルマガ限定コンテンツ、セミナー早期申込などのお得情報が満載!
  • Categories