鬼の愛とオーバーロードの原則

 

鬼の愛とオーバーロードの原則

2015年の私の中でのキーワードは

「バウンデリー」

でした。

 

それについての記事を書こうと思っていたのだけれど、

なんだか凄く重くなってしまったし、

長くなってしまったので、

もう少しわかり易くご紹介できるまで隠しておきます。

 

 

 

2015年隠れ(ていないけれど、Unofficialということで)キーワードは

「鬼の愛」

でした!!

 

セミナー参加者の皆さんはもちろんのこと

facebookフォロアーさんたちも様々な人たちのブログ、

感想を既に目にしたかと思います。

どこでもちりばめられている言葉

 

鬼!

 

これね、一応(笑)トレーニングにおける原則に沿っています

あとから言うと言い訳っぽい?

 

まー聞いてください。

 

トレーニングにはいくつかの原則があります。

そのうちのひとつは

 

「オーバーロードの原則」

もしくは

「過負荷の原則」

 

と呼ばれるものです。

 

 

簡単に言ってしまうと

上手になりたかったら上手になるレッスンをしなければいけない。

 

ってこと。

 

強くなりたかったら。

これは「上手になりたかったら」と同義語ですよ。

テクニックが強くなる=上手になる

なんだから。

 

踊るためには筋肉の強さが必要なんだから。

 

逆をいうとわかり易くなります。

もっと強くなるためには負荷をかけないとダメなんです。

 

ってこと。

 

これね、当たり前なんだけれど、バレエの世界では認められづらい考え。

 

オリンピックの100m走を考えてみて。

もし、選手が昨日よりも早く走りたい!

って思いながら、同じトレーニングをして早くなれるか?

 

答えは否。

 

より早く走れるように、

トレーニングを変えたり(ランニングだけでなく筋トレを取り入れたり)

負荷をかけたり(マラソン選手が高山でトレーニングをするとかね)

するわけです。

 

なのに!!

バレエ界では同じようなレッスンを毎日続け、

そして上手になりたい!

って皆が願っている・・・

 

なんか変でしょ?

そんなに甘くないよ?

 

アンシェヌマンを変える事=難易度が上がる

ではないですよ?

 

 

同じ事をしていたら、同じ結果しか出ない。

これはこの記事に書いたことだけれど、

メンタルでもフィジカルでもいえることね。

 

セミナーでご紹介したエクササイズたちは

そんなに目新しいものではなかったと思う。

 

解剖学をバーレッスンへ

というクラスでも、いつもと同じ注意を言われていたと思う。

 

なにが違うか?

 

intensity

強さ、激しさ。

 

少しのずれも許さなかったり、

自分だけだったら辞めてしまっているところをもう少しプッシュしたり。

 

フロアでエクササイズしているときは、

ターゲットがあります。

例えばこのエクササイズは腹筋に利かせる

とかね。

 

それだけ小さなエリアに集中しているときに、

集中している部分が100%できなかったら、

 

踊っているときに、

疲れているときに、

痛みがあるときに

使えるのでしょうか?

 

多分無理。

 

バーレッスンのとってもシンプルなエクササイズで、

言われている注意が1つだけ!

のときに

それができなかったら、

 

センターでいきなり出来るようになるのか?

舞台で使えるのか?

 

多分無理。

 

 

難しい言葉になりますが、(私にとって!)

漸進性の原則

というのもあります。

 

漸進性ってなんだそれ?って感じだけれど、

コツコツと進む原則

って感じかな?

 

つまり少しずつ負荷をかけて育てる力は失われにくい。

怪我しにくい。

 

ということ。

 

つまり、いきなりセンターレッスンを難しくしたり

(いきなりトウシューズでセンター!)

 

振付を難しくしたり

(コンクールのバリエーションがダンサーの力よりも難しすぎる)

 

なんていうのは、過負荷の原則になるけれど、

だって、難易度は上がっているからね。

 

だけど漸進性の法則には当てはまらないから、

ケガや故障につながるって訳ですよ。

 

 

だからこそ、ベーシックなエクササイズで、

そしてバーレッスンで!

そのような事に気をつけないと先に進めないってわけ。

 

 

1月のバレエ講習会でもそうだし、

今回のセミナーでもそうだけれど、

あれだけ体をプッシュしたのに、筋肉痛はあるけれど

ケガをしなかったのは。

 

逆に9が月続いた腰の痛みがよくなったり、

手術したあとの股関節の調子がよくなる

のはここにあります。

 

正しく行う、っていうのは大切よ。

だけどね、正しく3回出来ただけでは舞台に使えないの。

 

 

だから鬼。

 

メンタルの面では、

やりきった!

って言う感覚は素晴らしい!!

 

そして

まだまだ出来る。

だってあの時出来たから。

っていう感覚は上達を促してくれます。

自信に繋がります。

 

舞台で輝くもののひとつは

テクニックでなくって自信なんだから。

 

そのために私は鬼になるのです。

 

 

バレエ学校に帰った最初の週。

トレーニングセッションが終わって生徒達が

 

「あーフィットネス、恋しかった!

体の調子がいいねー!」

 

といいながらスタジオを出て行く姿をみて

日本で出会ったダンサー達の顔を思い出しました。

 

私がいなくても頑張ってね!

プランク攻略本で鬼の愛の声を聞きながら練習し、

1月にはバレエ講習会でお会いしましょう。

 

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Happy Dancing!

ai

  • 佐藤愛著シリーズ



  • 鬼の愛とオーバーロードの原則”へのコメント

    • January 8, 2018 at 6:32 pm

      愛先生、

      解剖学講座モジュール1.2でお世話になりました!
      大変お疲れ様でした。そして、心から感謝です。

      愛先生の説明はとてもわかりやすく、難しい内容でも、何がキーポイントなのか、最後まで集中して考えながら学ぶことができました。バレリーナの卵たちの見学もさせて頂いたのが、さらによかったです。
      インプットしたのを、色んなダンサーをみながら、すぐアウトプットする訓練をさせてもらえるなんて、至れりつくせりで、
      愛先生が「私はいつもついていってあげられない。ダンサーにも、私がいなくても、自分たちで使えるようにさせないと意味がない」というお言葉に、感銘を受けました。だからビジネスとしてだけのことを愛先生はやらないし、ご自身の信念で、バレエに尽くしているんだな、と感じました。その熱意があるから、鬼の愛先生の愛のムチも、厳しいだけじゃなく、とても納得できるなーと(笑)
      次の再受講までに、まずは質問がいっぱいできるように、もっと日々のレッスンを通して、自分の中に落とし込んでいきたいな、と思いました。ご縁に感謝です。
      またお目にかかれるのを楽しみにしております!

      Reply
      • January 15, 2018 at 11:43 am

        今回はお越しいただきありがとうございます!素敵なコメントもありがとうございました。
        厳しいですよーだけど厳しいだけのための厳しさにならないようには気を付けています。
        いつも後ろに科学的根拠や解剖学的理由、そしてディレクターなどの目線といった現場の風習も取りいれて総合的にお話できるように頑張っているので、それが通じるとホントウに嬉しいです。またお会いしましょうね!!

        Reply

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