簡単で、安全で、どんなレベルでも実行できるエクササイズ!?


 

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ビアンカは13才。

話して見ると年齢が分かりますが、

年の割に長身なので見た目だけではもっと年上に見えます。

 ,

細くて長い手足、小さい頭、素晴らしく柔らかい体に、完璧なターンアウト。

体だけで見ると、バレリーナになるために生まれてきたような子なのですが、

 

なんせ弱い。

 

  • ジャンプしても、足が地面から離れる前から胴体がグニャグニャしてしまうし
  • アラベスクは上がるのに、お腹と肋骨が前に落ちてしまう
  • 引き上げなさい!といっても体を後ろに反らせてしまうか、腰骨の上に座ってしまう
  • 立っている時のターンアウトは完璧なのに、脚を上げるとキープできない

 

皆と一緒に柔軟体操ができない。だって、柔らかすぎるんだもの。

 

教師としてはこれほどイライラすることはないのではないでしょうか?

体はとっても恵まれているのに、使い方がわからない。

 

どうやって注意をしたら分かってくれるの!?

 

このような生徒を見たことがある人はたくさんいると思います。

体の硬い子には柔軟体操を毎日寝る間にしなさい!と言うのは簡単ですが、

ビアンカみたいな生徒には何を言ったらよいでしょうか?

 

体がどれだけ恵まれていようが、それを使いこなせるだけの強さがなければ意味がない。

それはわかっているけど・・・

 

このような生徒はだいたい年齢が若いことが多くあります。(柔軟性の秘密参照

一番大事なことは、いくら体が恵まれているからといって難しいことをさせないこと!

 

変な癖をつけてしまうと、後で直すのが非常に難しくなります。

 

腹筋を強くすることは答えではないです。

 

よく、弱い生徒に腹筋をしなさい。

とだけしか言わない教師がいます。

(ダンサーの腹筋事情シリーズ、最初はこちらから読むことができます

残念ながら、ビアンカみたいな生徒にはそれは通用しません。

それは体が柔らかすぎるため、腹筋自体を使わなくても形だけ真似することができるからです。

 

一番いいエクササイズは、プランク、と呼ばれるもの。

動かないけれど、その形をキープしなければいけないので筋力がつきます。

おまけにたくさんの筋群をターゲット出来るので忙しい人にもってこいです。

体のラインがまっすぐになるようにキープしましょう。お腹が落ちたり、お尻を浮かせてはいけません。また肩関節に座らないように!

体のラインがまっすぐになるようにキープしましょう。お腹が落ちたり、お尻を浮かせてはいけません。また肩関節に座らないように!

 

年齢が若い、バレエ歴の浅い、または体への理解が少ない子供にエクササイズを教える場合、

できる限り動かないものから始めるのがいいと、私は経験上思います。

 

一度動き始めると、体の柔らかいことをうまく使って形だけ真似するか、

動きに気をとられて、正しい部分の筋肉を使わずに動いてしまいます。

 

プランクはどの年齢でも出来るエクササイズです。

初級者は膝をつくところから始められますし

 

初心者用。ひじをついても大丈夫です。体のラインをまっすぐ保つことを忘れないように。

初心者用。ひじをついても大丈夫です。体のラインをまっすぐ保つことを忘れないように。

 

中級者になれば、キープする時間を長くすることで筋肉のスタミナをつけることが出来ます。

上級者は動きを入れることで全身のチャレンジになりますし、小道具を使って難度を上げることも出来ます。

 

バリエーションの一部。もっとたくさんありますよ!

バリエーションの一部。もっとたくさんありますよ

アライメントをしっかりと保つことさえ考えれば、怪我をすることもほとんどないでしょう。

是非試してみてください。

 

今度はこのプランクをレッスン場での注意とともに見ていきましょう

どうやって使うのが一番効果的か?というのはレッスン中に苦手な動きを考えると見えてきます。

 

10種類のプランクと、3か月にわたるトレーニング法をご紹介した

音声ファイル付eBoookはこちらで手に入れることができます

一緒に上手になってしまいましょう。

 

 

Happy Dancing!

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  • 簡単で、安全で、どんなレベルでも実行できるエクササイズ!?”へのコメント

    • September 25, 2014 at 7:40 pm

      いつも拝見しております。ありがとうございます。柔らかすぎる使えない身体…読ませていただきました。柔らかすぎる足の甲はどうトレーニングしたらよいのでしょうか。アーチを使わずソールにノッカッテしまっています。アーチを使え?アーチを引き上げて?さっぱり?です。教えていただけたら幸いです。

      Reply
      • October 1, 2014 at 9:15 am

        中山様、ご連絡ありがとうございました。
        足の甲に乗っかってしまう、というのは体の柔らかい方に多く見られます。
        トレーニングとしては、自分の力で足の甲の方と足の裏側の筋肉のバランスを取り両方の力で上に押し上げることが必要になります。
        イメージとしては大腿四頭筋とハムストリング両方を使って真っ直ぐたつ、だとか腹筋と背筋を使って体を真っ直ぐ引き上げる、と言う感じです。
        エクササイズのほうはコメントではちょっと書きづらいのですが、ゴールデンウィークのセミナーで「ダンサーの足」というクラスがあり、そこではトウシューズのカスタマイズの仕方(甲が出すぎてしまうのを防ぐ方法)やエクササイズをご紹介しています。ご参考になれば幸いです。

        Reply

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