ダンサーのリハビリ 捻挫編

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ダンサーのリハビリ 捻挫編

前回の記事(こちら)で、

 

ダンサーのリハビリとは

  • 技術であり、思想である→リハビリとは方法論だけでなく、メンタルも含まれる
  • 社会復帰すること、回復すること→舞台復帰、テクニック回復
  • 自らの人生を改革していく意識があること→自分で行わなければいけない
  • 周りの人の理解が必要であること→ダンサーという仕事、環境への理解を深める

という前提で

 

ただ、痛みが消えた!だけではなく、

テクニック回復、舞台復帰をしなければいけない

ということ。

 

そして治療家に直してもらえばいいやーではなく、

自分で行う、という意識が必要

ということ。

 

形だけまねしたエクササイズではなく、

技術、そしてメンタル面もリハビリが必要

ということ。

 

そしていつ誰がケガするか分からないこの業界で、

ケガ、リハビリへの理解を周りが持たなければいけない

ということ

 

をお話ししました。

 

最終的に覚えておきたい事は

ダンサーはリハビリも練習しておきたい。

 

という事。

 

さて今日から、ダンサーのリハビリを見ていこうと思います。

今回はフィジカル編。

 

レッスン場でよく見られるケガの代表は捻挫なので、

捻挫しちゃった時のケアはこちらに、

レッスン中に捻挫しちゃった、というダンサーのお話はこちら

に書いてありますが、今回はリハビリ、という所にフォーカスをおいていきます。

 

シナリオは

 

中学2年生。プロを目指して頑張っています!

週に5回のレッスンは絶対に休みたくないっ!

センターのプチアレグロで着地に失敗

ぐきっとして腫れてきた!

次の日起きたら痛みはほとんどなくなったけれどなんとなく青あざになっていた。

踊れるけど足首はまだ腫れているみたい。。。

どうです?

心当たりあるでしょう?

 

順番を追ってフィジカル、つまり体の面をみていきましょう。

 

 

捻挫ちょっと前

多分。。。集中していませんね。ほらほら、着地のときに引き上がっていないし、

ただのプチアレグロだからって甘く見てません??危ないよー?

ダンサーのケガの65%は集中力が欠けているときに起こる、って言われています

 

捻挫直前

あれ?なんだか飛び上がった方向が変じゃない?

 

捻挫!!

メイデーメイデー!!しまったーーーーーーー

 

捻挫直後

パニック。大丈夫か?私…よし、痛いけど体重かけられるね。

足首降ってアキレス腱伸ばして、ほーら大丈夫

絶対にこれはいけませんよ。

中で切れていたらどうするんですかっ!?

 

レッスンを中断し、アイシングしておきましょう。

汗が冷えないように気をつけて。

 

捻挫から20分後

ほらほら、冷やしたし、痛みも楽になったから、グランアレグロだけやっとこー

ダメです。

勝手に自己診断しないの。

応急処置の記事を読んでね。

 

どうせやるんだったら、いすに座ってポーデブラの練習。

座骨を探すエクササイズたち。

プランク攻略本から膝付きプランクたちを取り上げる

下向き腹筋やバレエ腹筋も出来ますね。

 

次の日

なんだか青あざになっていて、まだ腫れているけど。

まーいっか。湿布はってレッスンに行こう。

湿布では冷やした事になりませんよ。

また、専門家に見てもらった方が懸命です。

 

捻挫ですね、って言われて湿布もらってくるだけかもしれないけれど、

なんて事なかったら安心なだけで、別に損はしていませんでしょう?

捻挫しちゃった、という記事を読んでね。

 

捻挫後のレッスン

体重乗せたり、プリエするとまだ痛いけど、まー踊れるでしょう!

 

ケガした直後は焦ってレッスンに戻りたくなっちゃいます。

だけど、それは遠回り!

 

  • なんでケガしたのか?
  • どうしたら防げたのか?
  • 今から出来る事は何だろう?

 

と考える事はとっても大事ですよ。

メンタル面については今度書きますが、

今日のフォーカスは身体的なリハビリなので。

 

捻挫したからといって部屋に閉じこもって泣いている必要はありません。

レッスンに参加しましょう。

 

でもどうやって?

エクササイズのプロでなくても出来るエクササイズたち

 

チェアーバーレッスン

いすに座ったままでバーレッスンを行います。

骨盤のプレースメントを正しく保ち、ポーデブラをする、というのはかなり難しい。

 

強い体幹が出来たら腕にウエイトをつけてポーデブラをする事で

難易度をアップさせましょう。

エクササイズの道具記事はこちら

 

フロアバー

デヴァン、アラセコンドの動きは上向きに寝転んで。

デリエールの動きは下向きで。

フロアでもバーレッスンは出来ます。

でもね、とーっても難しいから上級者向けです。

 

エクササイズたち

DLSブログでは色々なエクササイズをご紹介しています

また、プランク攻略本には3ヶ月にわたるエクササイズが載っていますから、

やる事がなくて暇だー!なんて事には絶対になりません。

 

強い足を作り、ポワントレッスンに復帰するためのアイデア満載、

(しっかりタンジュができているかチェックリストもあり!)

デミポイントシューズの作り方ブック、

ダンサーのためのヨガBookだってあります。

⇒DLSeBookはこちらからチェックしてくださいね

 

春に行われるセミナーでは4クラス以上のエクササイズクラスがありましたよね。

そこで多分40種類くらいお話ししましたでしょう?

(DLSセミナーについてはこちら)

 

もちろん、プロに自分専用プログラムを作ってもらうのも手です。

でも、そのような環境にいない人へ十分な情報がありますから、

言い訳はできないよ!

 

 

レッスンに戻ってくる方法

ここらへんは、どれだけ酷い捻挫だったかによって期間が変わってきますが、

下に例を書きました。

ひどくない怪我でもこの流れを追ってくださいね。

 

ノンウエイトエクササイズ  文字通り、ケガした場所に体重をかけないエクササイズ。上で挙げた例を考えてください。
フラットバー ルルベなしのフラットポジションで行うバーレッスン。ターンアウトで足首をひねってしまう癖がある人は、ターンアウトを減らして。5番ポジションを3番ポジションにするのも効果的です。センターレッスン中はエクササイズを続けましょう。
フラットバー&フラットセンター 上と同じだけれど、支えなしでセンターも行うケース。大体はアレグロ、ターンの前まで出来ます。そのあとは、チェアーポーデブラ、エクササイズを続けます。
両足ルルベバー&フラットセンター バーレッスンで両足ルルベを導入していきます。ここでぐらつかないルルベを作るのが目的。バーのデトールネを含めた回転では床との摩擦により足首をひねる動きが入るのでまだ辞めておきましょう。捻挫をしっかり治すためにはこのステップが重要です。ひねりは怪我が完全に治ってから!
片足ルルベバー&両足ルルベセンター 上の2つの組み合わせ。しっかりとリハビリを行っていたら、ここら辺で体の違いに気づくはず!怪我した前よりも強くなっていると思いますよ。
リハビリ完了!! レッスン全て出来ます!

 

 

どうでしたか?

ケガって言うのは、一人一人違うからこれだけやっておけばオッケーというものはありません。

ダンサーのレベルや、本番までどれだけ時間があるのか?

も違うし。

 

だけど、今日書いた事は私が生徒に話している事ですし、

みなさんの目安になると思いました。

参考になれば嬉しいです!

 

ダンサーのリハビリシリーズ、次回は「ダンサーのリハビリ 痛みってどこからくるの?を見ていきましょう。

 

 

Happy Dancing!

ai

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