治療「だけ」じゃ痛みなく踊れるようになりません!

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治療「だけ」じゃ痛みなく踊れるようになりません!

前に弱いから痛む?休むのは逆効果??という記事を書きました。

かなり前の事だから知っている人は少ないかもしれません。

 

この記事の事を思い出すようなメールを最近沢山もらっているので今日はその事について書きましょう。

 

春のDLS来日セミナーかわ切りまであと6週間。

バレエレッスンのある参加者の皆さんにケガの様子などを聞くメールが届いていると思います。

その返事でたっくさーん書いてあったのが

「毎週整体に通っています」

「針を受けています」

などなど。

 

そして彼らの年齢は…小学6年生からいたかった、とかただ今13歳!とか。

 

これらのメールで分かる事は

  • 年齢が若い
  • 慢性の痛み
  • 治療をしても変わらない(多分、その後すぐは良くなるんだろうけどね)

 

書いていなかったけれど考えられる点は

  • バレエを頑張って習っている(当たり前ね、バレエのセミナーにくるんだから)
  • 踊っているときに痛い(普通の生活はある程度出来るのでしょうね。バレエやっているんだから、普通の生活が出来ない痛みではないと思われる)

 

バレエママさんも含め、考えてほしい事がいくつかあります。

 

バレエ=痛いではないです

確かにね、バレエを始めスポーツで体を使えばある程度の痛みがあるときがあります。

ストレッチの痛みだったり、

筋肉痛の痛みだったり、

疲労がたまってだるい、痛いとかね。

年齢的に成長痛+運動での痛みがある人もいるかもしれません。

だけど、これらが週に4、5回2時間のレッスンを受けているだけで「毎日」起こることはありません。

 

例えばバレエ学校に入ったばっかり。

毎日5時間とか踊るって言うときはあります。

プロになって毎日公演があるって言うときにも慢性の痛みがある事があります。

つまり、運動量がすごく多い場合、回復が間に合わないで出る痛みって言うのはあるってこと。

 

同じような振付けを踊り続けるシーズンや、バレエ学校の発表会前なんかで痛みがある場合は、

同じエリアを何度も使うから痛くなるという事も考えられます

 

だけどさ、これは小学生がやっている訳ないんですよ。

  • 成長期に体の回復が間に合わないくらいの練習量
  • 偏った使い方で痛みが出る

って、おかしくないですか?

安全ではないと思いませんか?

 

踊りの量VS体の強さ

バレエが特殊とか、若いスポーツ選手は頑張らなきゃいけない、とかを置いておいて。

とっても簡単にケガを理解するには、運動量VS体って考えてみてください。

 

痛みが出るときってやっている運動VS体で、体が負けているときに痛みます。

座っている姿勢が悪くておこる腰痛を例にとると

座っている姿勢が弱い=正しい姿勢をキープできない=体が弱い

座っているという「運動」VSからだ、で体が負けたのね

 

ポワントで踊るといたくなる甲って言うのを例にとりましょうか。

ここで、足が強すぎて甲が痛くなるはずがないでしょう?

例えば、すごくつま先が伸びる子がいるとするでしょう?そしてその子がトウシューズの上に乗っかっている時、甲に痛みが出る事があります。

でもこれは、足が強かった結果ではなく、自分の体重を引き上げておく事が出来なかった結果なのです。

つまり体がポワントでしっかりと体をささえ、踊るという「運動」に負けたってこと

 

 

脚を上げるときに痛い股関節。

確かに股関節の形だとかも影響するけれど、それを乗り越えて正しい筋肉を鍛え、脚の重さを自分の力でキープする事。

それが出来なかったら踊る事は出来ないはずです。

 

私はこういう体だから、って言ってるのだったら一生踊れるようになりませんよね。

バレエを始めた時、誰も5番ポジションできなかったでしょ?

ピルエットを会得するの、大変だったでしょう?

ポワントホップ、格好いいけれど難しいよね?

出来ない、で終わらせず、出来るようにするにはどうしたらよかった?

 

練習しませんでしたか??

 

踊りたい、という気持ちを前提にしたら、自分に行いたい質問は

「どうやったら踊れるようになるのか?」

な訳で、そのためには弱い部分(股関節の形、甲の柔らかさなどなど)をどうやって乗り越えたらいいのか?を考えなければいけません。

 

だれも踊りなさいっ!!ってあなたを強制していませんでしょう?

踊りたいのはあなたなんですよね?

そうしたら、その気持ちに答えるために何が出来るのかを考えなければ。

ソルーションを探す事、それはどんなビジネスでも必要です。

自分の夢だって自分のビジネス(仕事)でしょう?

 

 

治療が悪い訳ではありませんが治療「だけ」では痛みはなくなりません。

上で挙げた2つのポイントを考えて、治療が必要な人っています。

成長痛を和らげるために毎週マッサージに通う必要があるかもしれないし、

間違った癖で踊り続けた筋肉のバランスを整える必要があるかもしれません。

体が強くなる「過程」での調整が必要かもしれません。

 

だけどね、治療「だけ」では踊れるようになりません。

 

先ほど言ったみたいに体VS運動量で、体が勝つようにしないといけないのよ。

ボクシングの試合を見た事あります?

ボクサーが試合の合間にコーナーに戻ってくるでしょう?

そうするとコーチ(っていうのか?あの人たち)が来て、水をくれたり、ケガの手当をしてくれたり、汗を拭いてくれたりするじゃない?

それが治療。

 

でもね、ステージに出るダンサーは一人なんです。

つまり、自分の体が自分を支えてくれるようにならないと舞台では使えない。踊れない。

いくらいいコーチがついていてもリングに上がるのは自分だけなんだから。

 

毎回つま先を伸ばすたびに痛む足首の後ろ側。

治療をしてもらうとつまりがとれた感じになるけれど、1週間後にはまた元に戻っちゃう。

としたらね、もっと治療が必要!ではないんですよ。

正しいつま先の伸ばし方を理解して、それが毎回レッスンで出来るようになるだけ体に入って、

それでもって、何時間踊っても正しい筋肉がしっかりと働くように強くする。

ここまでやらないと踊れません。

 

アンデオール整体に行ってターンアウトが出来るようになったとするでしょう?

それね、自分で出来た事にならないから。

ターンアウトはムーブメントです、って記事に書きましたが、ターンアウトって使えなければ意味がないの。

ってことは、関節の可動域を広げる事で自分の可能性をチェックできるけれど、それをジャンプの着地時に使いたかったら、

バリエーションでキープしたかったら、デベロッペデヴァンの脚でやりたかったら、

自分で使う、っている練習が必要で、それが出来なかったらいくら綺麗な一番ポジションができても踊り始めたら消えちゃうでしょう。

 

 

覚えておいてほしい事

どうして痛みが出るのか?を考える事。これにつきます。

そしてどんな振付け、環境にも負けないような体を「正しく」作るのです。

 

確かに、ケガをしているときって藁にでもすがる思いで様々な先生を捜すと思います。

少し痛みがなくなったら、今まで踊れなかった分!っていきなりレッスンに戻ってしまうと思います。

だけどね、もっともっとシンプルにダンサーのケガを考えてみましょうよ。

ダンサーだって普通の人間なんだから。

 

そのために色々な記事を書いていますので参考にしてください。

→ダンサーのリハビリシリーズ最初の記事

→ケガ予防をセクシーに!

→怪我したときの応急処置

→「いためた」と「けが」の違い

→レッスンの痛みを伝える言葉 日本語/英語

 

治療家・トレーナーの方へ

治療やトレーニングで話したことがレッスンに通じなくって、結局元の癖が戻って来たり、

痛みが治らなかったりしませんか?

もしくは、休めといったらその後治療に来ないとかね。

これね、ダンサーの生活やレッスン内容、そして仕事内容を理解すると答えが出てきます。

バレエの世界を理解して、効率よくダンサーをサポートしませんか?

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  • 治療「だけ」じゃ痛みなく踊れるようになりません!”へのコメント

    • March 15, 2016 at 1:43 pm

      私は去年の12月に中足骨疲労骨折になり最近レッスンに復帰しました。
      この記事を読ませていただき、今までしっかり自分の体と向き合っていなかったと改めて感じました。
      これからしっかり体を鍛えてまた頑張りたいとおもえました!
      勇気を与えてくださりありがとうございました。

      Reply
      • March 18, 2016 at 10:05 am

        うれしい!体と向き合えば向き合うほど、色々な答えが実は目の前にあることに気づくと思います。頑張ってくださいね!

        Reply

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