DLSポッドキャスト epi421 解剖学バレエ・レッスン はじめに

8月1日に新書館から発売された「解剖学バレエ・レッスン」。

その本の「はじめに」の部分と、著者だから知っている裏話などをお送りした

ポッドキャストです。

本を買ってくださった方々、アマゾンにレビューを残してくださった皆さん、どうもありがとうございました。

 

聞きたい人はこちらから

スクリプト

みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?

DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラス

ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。

 

先週の「13歳の愛ちゃんの話」というポッドキャスト、聞いていただけましたか?

そっちを先に聞いておかないと、今日の内容が分からない!ではありませんが、

まだの方はこのポッドキャストを聞き終わったら、ぜひ戻って聞いてみてください。

 

今まで、8月1日に出版された新しい本の話を何度もポッドキャストでしているのですが、

一度も本の題名で呼んだことがないと気づきまして。

 

今更感があるのですが、今日のポッドキャストの題名は、本の題名「解剖学バレエ・レッスン」としてみました。

 

この題名、私が選んだわけではありません。

最初に連載のオファーが来たときに、オファーの内容と連載名が決まっていたので。

 

私だったらたぶん、「バレエ解剖学とレッスン」とかにすると思うのですが

単語の順番は関係なく、バレエと解剖学とレッスンの話が出てくるんだろうなと思いますよね。

その通りでございます。

 

今日はこの本の「はじめに」部分をポッドキャストでお送りしようと思いました。

もうすでに手に取ってくれた方々は、もしかしたら既に読んでくれているかもしれないんだけど

まだ持っていない人たちのために、と思ったので。

 

 

DLS歴が長い人でなくても、

メルマガに登録してくれている人や、DLSから月一勉強会のご連絡などが届く人はご存じのように

私が書く文章は長いです。

放っておくと、ずっと書いています。

 

喋る印象の方が皆さんには強いでしょう?

ポッドキャストを聞いているから当たり前、と思われそうですが、

それだけでなくライブやセミナーなど喋ることがお仕事の私ですが、

DLSのスタートはブログでしたし、文章を書くことはおっくうではありません。

 

長い文章を読んでくれる人が減っているSNS時代なので、

凄い速さでしゃべることで、伝えたい内容をお送りしているというのが現状ですかね。

 

今年は出版が2つあるじゃないですか。

1つは今月ポッドキャストでカバーしている「解剖学バレエ・レッスン」。

クララでの連載をまとめたもの。

 

もう1つはシリーズ4冊目となる上半身本。

そのため新しいブログを書く余裕がないのですが、

ポッドキャストのトランスクリプションが新しいブログ的な感じにサイトで読めます。

 

トランスクリプションというのは、文字起こしという感じの言葉ですよね。

ポッドキャストを聞きながら、後でメモしたいなと思ったら、

DLSサイトよりポッドキャストのエピソード番号を検索してください。

そうすると文章バージョンが出てくるか、そのエピソードでご紹介したブログへのリンクがついています。

 

 

さて、話がずれましたが私の最新作、「解剖学バレエ・レッスン」より「はじめに」をお送りします。

 

 

 

私がバレエと出合ったのは6才のころ。

通い始めてすぐにバレエの虜となり、バレリーナを夢見て毎日レッスンにはげみました。

 

短期留学を経て、18才であこがれだった長期でのバレエ留学へ!

しかし、1年も経たないうちに足うらをケガしてしまい、半年以上も踊れない日々がつづきました。

 

原因もリハビリ方法もわからず、ただ痛みがなくなるまで休むしかないー。

そんな状況に、不安とくやしさで毎日泣いていたのを覚えています。

 

ようやく痛みが収まり、おくれを取りもどそうとリハーサルに取り組みましたが、

こんどはすねの骨が疲労骨折の一歩手前だと診断されて。

またドクターストップを受けたのです。

 

私が解剖学を学び始めたのは、夢をあきらめるきっかけとなったこのケガの原因を知りたい!という強い気持ちからでした。

 

いくら才能があっても、

学ぶ場所や先生に恵まれていても、

チャンスが目の前に落ちてきたとしても、

“健康で踊れる体”という土台がなければ舞台に立つことはできないし、

踊り続けるためには、ダンサー本人が正しい体の使い方を知っている必要がある。

 

解剖学を勉強しはじめて、当たり前で見えていなかった、とても大切なことに気づきました。

きっとこの本を手に取ってくださったみなさんもバレエに魅了され、

踊ることが大好きだという方ばかりだと思います。

 

この本を通して、バレエの基礎であるバー・レッスンの意味を学び、

正しい体の使い方を知り、レッスンで実践し、

この本のすべてを踊れる体を作るためのヒントにしてもらえたらうれしいです。

 

みなさんの夢のお手伝いができますように。

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

単行本では、はじめに、のセクションの後に「バレエで使う筋肉&骨」というセクションがあって

そこで大まかな骨と筋肉の位置が分かるようになっています。

 

その後はもちろん、レッスンの前にチェックしてほしい「バレエの立ち方」が書いてあります。

 

このセクションは連載最初のミーティングで頼みました。

本当は、グランバットマンの後にリンバリングのセクションになっていたのかな?

何か違うセクションがあったのですが、

柔軟性の方ではなく、土台をしっかりしてほしい!という意見を適応してもらいました。

 

皆さんが既に知っているように、バレエの立ち方出来てますか?は私の最初の本で、

あまりにも分厚くて本自体が勝手に立つと話題にもなりましたから、

この部分、基礎の部分にはこだわりがあります。

 

既に本を持っている人達は是非、アマゾンでレビューを書いていただけると、

先週のポッドキャストで話したように、

若いダンサー達の見る世界、住む世界が変わっていけると私は信じています。

 

引き続き、一緒に健康なダンス生活を応援していきましょう

 

今日も最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。

来週のポッドキャストでは、本の中に出てくるQ&Aセクションを抜粋してお送りしますので、

そちらもお楽しみに!

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