DLSポッドキャスト epi424 レッスン中のお悩みに答えたよ!

クララ連載中に頂いた質問には、文字制限や使える言葉リストなどがありました。

紙面の関係上、短い答えでは100%内容を解決できてはいないかもしれません。

 

それでも、考える方向や、違う角度から問題を考えてみるキッカケや、

勉強してみたいな、と思う興味になってくれるように願いながら作った

「解剖学バレエ・レッスン」のポッドキャスト最終回です。

 

聞きたい人はこちらから

 

スクリプト

みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?

DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラス

ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。

 

 

9月最後のポッドキャストとなりました。

2022年も終わりがやってくる雰囲気が漂ってきましたね。

思ったような1年を送れていますか?

 

私は今年の終わりまでにやろうと宣言している大きなプロジェクトがあります。

いえいえ、シリーズ4冊目の話ではありません。

 

それは、今年の頭から動き出しているので、宣言どころではなく

多くの人が携わって、サポートしてくれちゃっていますので。

 

まだ発表は出来ないというか、発表に至るまで詳細が決まっていない事なのですが、

勉強熱心だけど、忙しいバレエ教師をサポートすることで、

その人たちの生徒さん達を間接的にサポートしていくことが出来ると思っているプロジェクトがあります。

これからの情報発表を楽しみにしていてくださいね。

 

 

さて、今日は「解剖学バレエ・レッスン」の中からいくつかのQ&Aを抜粋してお送りしていきます。

ポッドキャストで今月お話ししたQ&Aだけでなく、もっと数多くの質疑応答も乗っていますし、

30個を超えるダンサー用エクササイズも写真で紹介されているので、

まだ手に入れていない方は、どうぞチェックしてみてください。

 

既に読んでくれている方は、アマゾンでレビューを残してもらえませんか?

DLSでは当たり前だけど、まだまだバレエ解剖学やエクササイズが

ダンサーを安全に上達させてくれる情報だと知らない人達に知ってもらう事。

 

出版業界に、こういう内容の需要があるという事を伝え、栄養や摂食障害の専門家でない人が監修しているダイエット本や、

プロのバレエダンサーとして長くキャリアを積むために必要な強さではなく、

コンクールで点数になるエリアばかりに注目しているエクササイズ内容を消すことが出来ないとしても、

同じ土俵に情報を載せ、消費者に選択肢があることを伝える事。

 

 

そして、ダンサーの安全を第一に考えることが普通で、当たり前で、

スタジオ全てで重きを置かれるべき情報だと認知されるバレエ界を一緒に作っていきましょう。

 

****************

Q ポール・ド・ブラが硬くなってしまいます

 

A ポール・ド・ブラが硬くなってしまう大きな原因は、肩関節と胴体をつなげる筋肉、つまり体幹(胴体)にある筋肉の弱さにあります。

胴体の弱さをカバーするために、腕でバランスを取ろうとしてひじがつっぱってしまったり、

手首が曲がってしまったりして動きが硬くなってしまうのです。

 

「柔らかく使う」意識はもちろんですが、

一見ポール・ド・ブラにつながらないような「体幹や肩甲骨まわりの筋肉をきたえる」ことも大切。

 

腕だけでポール・ド・ブラしようとせず、木の幹のように体の中心を強くたもつと腕が柔らかく使えるようになりますよ。

 

 

Q 繰り返しジュテするときに、毎回しっかり5番ポジションに戻してこられません

A これは、おそらくジュテをくり返しているあいだに

骨盤が落ちていってしまい、上半身が軸脚に座りこんで動脚が戻ってくるスペースがなくなっているからです。

 

骨盤が落ちる=骨盤と床との距離が近くなるということですから、

動脚を第5ポジションにもどすためには膝を曲げるか、

もしくは中途半端な第5ポシションにもどってくるしかありません。

 

大切なのは、上半身を引き上げつづけて骨盤を正しい位置にキープしつづけること。

それができてこそ、その下にある脚を自由に動かすことができます。

 

上半身と骨盤をキープしたまま、まずはゆっくりと、

そして少しずつテンポを上げてジュテをくり返してみるといいと思います。

 

 

Q ジャンプ力をつけるにはどうしたらいいですか?

A バレエのジャンプというのは、すごくかんたんにいうと、プリエとタンデュの組み合わせです。

プリエにプラスして、つま先が床をスライドする動き(タンデュ)を地面の方向へ行うと、それがジャンプです。

 

つまり、バー・レッスンで自分のできる限りの力をつくして、

プリエやタンデュを練習していれば、しぜんにジャンプ力はついていくということです。

 

そもそも、正式名称である「バットマン・タンデュ」のバットマンは「打つ」、タンデュは「張る」という意味のフランス語ですから

打つように「力強く」、糸を張るように「ピン!」とタンデュするのが正しいタンデュなのです。

 

この「力強くピン!」というタンデュをイメージしてバー・レッスンするだけでも、ジャンプ力UPにつながります。

 

 

Q スプリッツは出来るのに、グラン・パ・ド・シャで180度足を開けません

A スプリッツは床で行いますから、自分の力で開けているわけではありません。

あくまでも受動的なストレッチで、床がサポートしてくれた状態での股関節の可動域ということなんです。

 

ですから、スプリッツやリンバリングなどで180度開けたからといって、

自分の筋肉の力だけで180度開けられるかどうかはまたべつの話。

 

グラン・パ・ド・シャで必要なのは、

  • 「グラン・バットマンのように強くすばやく脚を上げる動き」
  • 「すばやいデヴェロッペの動き」
  • 「空中で両脚を広げるだけのジャンプ力」

の3つです。

これらすべては、正しいレッスンを行っていればカバーできることですから、

シャープな動きですばやく足を動かすための筋力がつけられるようレッスンにはげんでください。

 

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いかがでしたか?

連載中は文字数の制限と、クララ世代、

つまり小学生たちレベルでも分かる言葉や内容ということですごく悩みました。

 

先週のポッドキャストのように、1つの質問で社会的情勢や、バレエ界の考え方などまで話を膨らませることが出来ちゃうじゃないですか。

でも、そうではなく、全ての情報をドバっと落とすではなくて、

必要な情報をかいつまんでお渡しする、という考え方が大切なんですよね。

 

そして彼らがもっと深く知りたいと思った時、

他の先生方や、もしかしたらDLSのセミナーで聞いてもらえたらいいだけですから。

 

 

解剖学やエクササイズを学んだあとの指導者の皆さんは、

学んだこと全てを伝えたくなっちゃうんですよね。

そして説明が長くなってしまい、肝心の踊ること、動くことが出来ない。

 

DLS公認スタンスインストラクターコースでも、その部分をしっかりと見てきました。

  • 知識は大切。
  • 正しい情報は上達の早道。

だけど、踊らないとバレエは上達しないし、

体を動かさないと強くなりません。

 

 

勉強はしているけど、イマイチレッスンで使えないとか、

本は読んでいるけど、レッスンで違いが見えないという人は、

DLSのボディコンサークルやエクスプレスを使って、実際に動く方の時間を取ってくださいね。

 

 

「解剖学バレエ・レッスン」のエクササイズや

応用バージョンなどもたくさん出てくるので、より深く理解が出来るようになると思います。

 

 

ということで、今月は8月1日、DLSの9周年に発売された私の最新作をテーマに

エクササイズから、バレエ界から、人種までと色々な事をお話ししてきました。

 

10月はまた、別のテーマでお話ししていきますので、お楽しみに!

ではまた金曜日にお話ししましょう。

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