DLSポッドキャスト epi486 膝が伸びなくて悩んでいるダンサー達へ

「膝を伸ばして!」とレッスン中に言われたことありませんか?

膝を伸ばすには、形だけのストレッチではなく、問題の根底を理解し、

バレエテクニックを順序立てて練習する必要があります。

あなたの膝はなぜ緩んでしまうのか?

膝を伸ばす筋力は足りているか?

軸足は安定しているか?など確認すべき点をまとめました。

指導のヒントもお見逃しなく!

Transcript

ダンサーズライフサポート、通称DLSは”生徒の安全と将来の健康を第一に考えるレッスンを「当たり前」に。”を合言葉に、

元オーストラリアの政府認定バレエ学校専属セラピスト兼、セミプロフェッショナルレベルのダンサー向けエクササイズ、解剖学とケガ予防のクラスの講師を担当してきた佐藤愛が、

大好きなバレエを心ゆくまで続けたいダンサー、バレエの先生へ情報をお届けしています。

 

 

今日のポッドキャストは、膝が伸びなくて悩んでいるダンサー達へお送りしたいと思います。

まずは本文をどうぞ。

https://www.dancerslifesupport.com/straightenyourknees/

 

いかがでしたか?

今回の問題は「膝が伸びない」を選んだけれど、

全てのダンサーのテクニックの問題で同じことが言えるんですよね。

 

問題の根底を理解せず、形だけ真似しても結果は出ないよ。

 

例えば、膝が伸びないという問題の根底を理解せず、膝を伸ばすストレッチばかりしていても

やっぱり踊った時に膝が緩むんですよ。

 

問題の根底が

  • 踊っているときに膝が緩むので、伸びない
  • 膝を伸ばす筋力が足りないので、伸びない
  • 軸足がグラグラしてしまうので、伸びない

という人達は。

 

しかも、膝を押し込むストレッチは筋肉がのびるのではなく、

関節包や軟骨を傷つけたり、靭帯を伸ばしたりしてしまいます。

つまり、ケガして踊れなくなる、弱くなる

 

ケガまで行かなかったとしても、

関節包や靭帯は関節を安定させるための組織です。

それらのお仕事が出来なくなってしまうと、膝の安定が減ってしまう。

つまり、膝が緩みやすい、曲がりやすいという環境を作ってしまうのね。

 

しかも、レッスン前に静的ストレッチをしてたとするじゃない?

長座とか、スプリッツとか、バーに脚を乗せて膝を”入れる”ために頑張る。

そうすると、ハムストリングスの出せる筋出力が一時的に落ちます。

ということは、大腿四頭筋、太ももばっかり使うような踊り方になってしまう。

 

 

体の構造が分かっていたら防げたこと、

バレエテクニックを順序だてて練習していたら出てこなかった問題を、

膝が伸びないから、膝を押し込もう!というなーんと単純な考えで

酷くしてしまっているという事実が悲しいですよね。

 

ダンサー達が、ネット検索しているんだったら自己責任な部分もあるけど、

指導者がお金をもらってやっていたら、ひどいと思う。

 

もちろん、バレエの先生がケガさせようとしているわけではないって知ってますよ。

だけど、知らない事は指導できないじゃないですか。

 

手術で起こる問題を理解していないお医者さんに、手術してもらいたくないじゃない?

食材や衛生管理が出来ていない人のご飯、食べたくないじゃない?

 

そういうことですよね、プロって。

提供する内容に対し、知識がなければいけない。

これは、どの職業でも一緒だと思います。

 

 

もちろん、忙しい先生たちが勉強を続けられるように、

DLSでは教師のためのライブラリがありますが、

スタジオで使えるバレエ解剖学を基礎から勉強しなおしたい人は、

2024年の3月に来日セミナーがあります。

 

詳細は12月下旬から1月上旬に発表されて、申込は1月15日からの予定なので

あと少し待っててね。

1年に1度の対面セミナーでお会いできるのを楽しみにしております。

 

 

ということで、今日のポッドキャストはここまで。

来週は膝と共に質問の多い、つま先を伸ばせないという問題についてお話していきます。

 

Happy Dancing!

佐藤愛

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