8月1日でDLSは12周年!
誕生祭では、トウシューズ指導をする先生なら絶対に知っておきたい
「生徒のポワント選び」クラスがライブラリに登場。
ボディコンエクスプレスの新クラスや管理栄養士ワークショップなど、
この夏休みにバレエダンサーが健康に踊っていくための知識を
手に入れられるイベントが盛りだくさんです。
お見逃しなく!
Transcript
DLS12周年までカウントダウンが始まって、わくわくしている佐藤愛です。
ワクワクという表現が正しいか、戦々恐々としているという表現が正しいか
ちょっと迷いましたが、
「この先慎重に行動しなければと思うという意味での戦々恐々を混ぜ込んだ、ワクワク」
で行こうと思います。
このポッドキャストを聞いてくださっている時には、
今年の誕生祭イベントのスケジュールをご存じかと思いますし、
多くの人が既にお申込も完了されているんじゃないかな?
毎年、DLS誕生祭ではDLSのコアとなる
- バレエ解剖学
- ダンサーに特化したエクササイズ
- エビデンスベースのケガ予防知識
をショーケースしたイベントを行おうと意識しています。
教師が知っておきたい生徒のポワント選び
今年のバレエ解剖学部門は、「教師が知っておきたい生徒のポワント選び」
というクラスをライブラリに追加しました。
「ダンサーの足」というDLSが2015年からやってきているセミナーがあるじゃない?
あのセミナーの参加者の半分くらいは、常にバレエの先生なんですね。
だけど、先生たちには「このセミナーは、ダンサー向けのクラスです」って伝えてあるんです。
ダンサーの足セミナーは、先生が参加しちゃダメ、ではないですよ?
もちろん内容は、指導者が知っておきたいことでもあります。
でも、ダンサーの足セミナーでお話している
- 足の指に合わせたトウパット実験
- プレポワントアセスメント
などは、1回のクラスを受けたからって、
生徒達に出来ると思わないでほしい、と伝えてあります。
中途半端な解剖学の知識はケガに繋がりますし、
エクササイズの指導がしたかったら、
エクササイズの指導法を勉強しなければいけません。
ほら、バレエの講習会に1回参加したからって
バレエの先生になれないでしょう?
近所のジムの体験トレーニングを受けて、
「流石バレエやっているからエクササイズも得意ですね!」と言われても、
明日からパーソナルトレーナーにならないでしょう?
そういう感じ。
そうはいっても、先生たちから生徒のポワントに関しての質問がいっぱいあります。
- この子のシューズは合っていない気がする
- こういう相談を生徒から受けて困っている
- セミナーで勉強した通りに生徒に伝えて、骨に合わせてシューズを選んだら、ぶかぶかするって言われました
など。
そのため、「ダンサーの足セミナー」を受けた先生たち向けに
生徒のポワント選びで気をつけたい事を集めたクラスを作りました。
- セミナーの復習にもなるし
- 生徒の悩みにも答える知識が身につく
そして、何よりも
- どうして12歳以下でポワントを履くべきではないかの再確認
- どうやって、ポワントでケガしない生徒を作っていくかの情報
が手に入るようにしました。
教師の為のライブラリ1年会員さん、3か月会員さんは
いつも通り無料で、全てのライブラリクラスにアクセスして頂けます。
DLSお誕生日の8月1日より、何もしなくてもライブラリにアップされますので
楽しみにしていてくださいね!
ライブラリに興味があるけど、どうしようか迷ってた…
という方は、7月中にライブラリ1年会員にお申込みいただくと、
- ライブラリ内にある16のクラスにアクセスできる
- 新しい「教師が知っておきたい生徒のポワント選び」へのアクセスもあるし、
- 8月4日の月曜日に、3か月に1度のシークレットライブが行われるし!
というおいしいタイミングになります。
2-3時間の映画を見るようなセミナーではなく、
1つのオンデマンドセミナーを10以上の動画に分けてあります。
1日10分程度の動画を1つ2つ見て、ちょこっと勉強を1年続けて
モチベアップのためにシークレットライブに参加するとか、
過去のシークレットライブで気になるトピックを見たりなど、
忙しい先生でも、生徒の為に勉強が出来るシステムになっていますよ!
ライブラリはいらないけど、ダンサーの足セミナーも過去に受けたし
「教師が知っておきたい生徒のポワント選び」に興味あるなという人は、
同じく8月1日から1か月アクセス可能な1クラスパスをお求めいただけますので、
ご心配なく。
「教師が知っておきたい生徒のポワント選び」に関するお申込み情報は
メルマガにてお送りしておりますので、
受信箱をご確認くださいませ。
月曜早朝に新クラススタート!
ダンサーに特化したエクササイズでは、
ボディコンエクスプレスの新クラス
毎週月曜日朝6時半からのクラスがスタートします。
今月のポッドキャストを聞いてくださっていたら
月曜クラスは新情報ではないですよね。
お申込み、スタートしておりますので
- 暑くなりすぎない時間帯で朝活したい大人ダンサー
- グダグダせず、規則正しく夏休みを過ごしたいダンサー
- 子供達が起きてくる前に、自分の時間を確保したい先生たち
はおすすめですよ!
先生の中村良子さんについて、もうちょっと知っておきたかったら
先週のポッドキャストをチェックしてくださいね。
7月中、夏休みをとっていた私のクラス、ボディコンサークルも8月より戻ってきます。
今月のテーマは「体と向き合う全身調整」。
ハードなエクササイズではなく、リリースやストレッチ、セルフマッサージなど
体のケアを学ぶ1か月です。
ボディコンサークル、参加したかったけど
6月のクラスは超ハードだから初心者に向かないって言われて
7月は夏休みだったから受けられなくて…
という方は、8月からボディコンレギュラーさんになりましょう。
8月リリース、9月基礎に戻り、10月肩回りに進みますので、
ボディコンから離れていた人達にもおススメです。
DLSボディコンシリーズの詳細やお申込みは、
DLSサイトhttps://www.dancerslifesupport.com/online-exercise-class/
もしくはネットで「DLS ボディコン」と検索して頂くとサイトが見られます。
日本語に存在しない、摂食障害の一歩手前の問題行動
エビデンスベースのケガ予防知識部門では、
産休&育休を終えた、我らがフミさんにゲストに来ていただきます。
今回のテーマは
「Disordered Eatingー日本語に存在しない、摂食障害の一歩手前の問題行動」
摂食障害のことを英語で「Eating Disorder」と言うのですが、
今回のテーマは単語が逆の順番になる
「Disordered Eating」(ディスオーダード イーティング)です。
この言葉、私は摂食問題と呼ぶことが多いのですが、
正確に言うと該当する病名が、日本語には存在しません。
日本語になっていないだけで、病気が存在しないわけではないのですが、
言葉になっていない、ということは
- 食の専門家でも学んでいない
- お医者さんも殆どしらない
- 参考書はもちろん、情報を日本語で探せない
というスタート地点にも立っていない状態です。
この感じ、私のエリアであるダンサーのケガで説明すると
多くの人達が疲労骨折という名前を知っています。
疲労骨折とは、英語でStress Fructureと言います。
その前の段階があるの、ご存じですか?
残念なことにお医者さんの中には、「Stress Reaction」という言葉を
知らない、教科書で見たくらいという人もいます。
ストレスリアクション、疲労反応は疲労骨折ではありません。
そのためレントゲンでは映らないので、
「骨は折れていませんね」という言葉と湿布、
という意味の分からない治療で終わってしまうことが多いのです。
でも、疲労反応があるとしたら、それは骨が折れる手前。
早期発見を喜ぶとともに、
今のうちにレッスン内容や踊り方、生活習慣を見直して
骨が折れないように努力するのが大切です。
「Disordered Eating」は摂食障害ではありません。
「摂食障害じゃないから大丈夫ですね」ではなく、
早期発見のツールになったり、
今の生活、つまり病気に向かってしまっている生活を見直して
正しい方向に努力するために知っておきたいこと。
それについてふみさんのレクチャーと、
私とのディスカッションの2構成でお送り致します。
8月1日日本時間午前9時に行われるワークショップですが、
当日参加出来なくても大丈夫。
8月31日までご視聴いただける録画版を、お申込みされた皆さんにお届けします。
6人に1人が摂食障害になると言われているバレエダンサーや
摂食障害の原因の1つとして名前が挙がってしまう、バレエの先生はもちろん
治療家、トレーナー、保護者など
ダンサーを囲む大人たちにも知ってもらいたい入門情報となりますので、
お申込みを忘れずに!
DLSサイトよりお申込みが出来ますが
見つからなかったら、DLSインスタにDMしてくださいね。
12年目に向けて
今年は8月1日が金曜日に当たるため、
12周年のメッセージは来週のポッドキャストでお届けしようと思いますが、
実は5月から準備してきた年に1度のDLS誕生祭、
皆さんにとって、かゆいところに手が届く!内容になっていたら嬉しいです。
ではまた、来週12歳になったDLSのポッドキャストでお会いしましょう。
Happy Dancing!
