ダンサーのリハビリ 痛みってどこからくるの?


ダンサーのリハビリ 痛みってどこからくるの?

 

「ダンサーの」リハビリについて最近考えていましたね。

復習してみると

 

リハビリっていうのはいったい何を指しているのか?

を考えて、ダンサーにとってのリハビリのコンセプトを理解し、

そのあと、捻挫というレッスン中によく見られる怪我を使って

どうやってレッスンに復帰したらいいのか?を考えました。

 

また、数字からみたダンサーの怪我を理解して、

自分の体と向かう質問集をお話ししました。

 

この質問、やってもらえましたか?

まだの人は、今日のブログを読む前にやってみてね。

 

あ、そうそう怪我したダンサーの心理は

私の暗い過去とともにこの記事で暴露してありましたっけね。

 

 

さて、今日は

痛みっていったい何なのか?

ってことをお話ししたいと思います。

 

考えたこと、あります?

痛みって何?って。

 

2014年に書いた記事で

「いためた」と「ケガ」の違い

というものを考えてみたの、覚えていますか?

そこで少しだけ痛み、痛めた、という事を見ていったので、

そちらも復習程度に読んでおきましょうね。

 

さてさて。

 

今日のトピックは痛みってどこからくるの?

 

ダンサーにリハビリを教えていると、時々こんな声を聴きます。

痛みはなくなったから大丈夫」

 

これ、みなさんどう思いますか?

またはどれくらいの人たちが自分、もしくは先生に言ったセリフでしょうか?

「この前のケガ、どうなった?」

「もう痛みはひいたので大丈夫です!」

 

 

この答えは最初に考えてみたリハビリのコンセプトにあります。

ダンサーのリハビリのゴールは・・・?

痛みがなくなった「だけ」でオッケーではないってお話ししたよね?

 

でも痛みがなくなったら怪我が治っているんじゃないの???

 

そんなときもあるし、そうではないときもあります。

なんだそれ?

 

だから知っておく必要があるんですね。

痛みがどこから来てるのか?ってことを。

 

ケガをすると体が炎症という形でサインを出します。

そのサインは

 

  • 熱をもったり、
  • 赤くなったり、
  • 腫れたり、
  • 痛みがでたり。

 

つまり、痛みっていうのは体が出しているサインなんだよね。

 

痛み自体がケガ、ではなくって、

ケガをしたから痛いのです。

 

分かる?

 

なんだか倫理のクラスみたいになってきましたね。

zenな世界っていうの?

(海外でのzenという言葉の使い方、いつもなんだかしっくりこないって思っています。

余談だけど。)

 

神経がつながっている先が脳みそで、

その脳みそが痛いか、痛くないか?を決めているわけ。

難しくなってきちゃったね。

ダンサーは気にしなくていいところです。

 

 

 

ダンサーが知っておきたいところは、

痛みがなくなったから、リハビリ完了なんではないですよ!

ってところ。

はい、ここノートに書いておいてね、試験に出ますよ笑

 

 

踊るだけの強さができて、

また怪我するかも・・・という不安を取り除くだけの自信ができて、

舞台で踊れるようになることが

ダンサーのリハビリ。

 

そして痛み、っていうのは色々な状況に左右されます。

 

 

分かりやすい例が痛みどめ。

痛みどめを飲んだら、一時的に痛みがなくなるでしょう?

だけど、それはケガが一時的に治った、ってことではないですよね。

 

 

また、精神的なものが痛みを感じやすくする、という研究もあります。

不安だったり、悲しかったり、ネガティブだったりすると、

痛みをもっと感じやすくなるんですって。

 

 

この記事でも書いた現状ですよね。

ひどいけがかも!!

また踊れなくなっちゃうかも!!

バレエ人生終わりかもーーーーーー!

とパニックになっているときに痛みをもっと感じやすいってことね。

 

学校に行きたくない―って考えていると

お腹が痛くなる、みたいなこともありますよね。

 

メンタルと、いたみってとっても深くつながっているの。

 

どんな原因で、痛みがでていても、

私のように治療家、トレーナー、そして教師の立場では

ゴールは

「痛みを減らすこと」

そして

「リハビリをすること」

です。

 

その過程で、身体的なリハビリと同時進行で

何人もの生徒を、スポーツ精神科に送ってきました。

私はメンタルドクターではありませんから、ほかのプロに任せることもたくさんあります。

 

またはトレーニング中に自信を持つためのメンタルの練習、

例えば「I can’t!」という言葉を使わない練習、

自信をつける練習、

上達しているんだ、と感じてもらう練習。

 

これも「またケガするかも・・・」という不安を取り除く

立派なリハビリです。

ただの言葉。

されど言葉・・・

 

痛みの原因が、レッスン場ではなく、家族の不調和から来ている場合もあったり、

将来への不安から来ている場合もあったり。

またはこの記事で書いたように、弱さのせいで痛みがあるから、休んでいたら意味がないこととかね。

ここらへんはダンサー自身が原因に気が付かなければいけません。

 

 

絶対に何かおかしい!っていって手術まで走ったダンサーも見たことがあります。

結局、何もおかしいところが見つからず、でも痛くて踊れない!って彼女は踊ることをやめました。

長年ダンサーと仕事をしていると、色々な状況を見ることになるんですよね。

 

 

今日お話ししたかったこと。

  • 痛みがなくなったら、怪我がなおった!ではないですよ。
  • 痛みの原因がどこからきているのか?一度立ち止まってみるのも大切です。
  • リハビリとは身体的なものだけでなく、行動や言語、踊りに対するメンタルでもあるのです。

 

痛みは体の出しているサイン。

そのサインを読む力をつけていきましょうね。

 

 

一緒に読んでおきたい記事

⇒心という筋肉を鍛える

⇒リハビリシリーズのコンセプト編。

 

 

 

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Happy Dancing!

ai


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